山あり谷ありの道をゆく
人が生きる道はなんと複雑でなんと深いのだろうと思う。
生き続けていくと、進み続けていくとふとしたときに過去と今がつながって、世界がぐわっと広がりを見せる、そんな瞬間がある。
そして、未来を歩んでいくことで、その深みはどんどん増していくのだろう。
広がりも半端なく広がっていくのだろう。
人への興味もどんどん広がるのだろう。
自分の好きや嫌い、得意や苦手もはっきり見えてくるのだろう。
人の弱い部分を充分に感じ取れるくらいの感性も育っていくのだろう。
頑固になっていく部分もあるのだろう。
生き続けることで今はない恐怖や恐れを感じることもあるのかもしれない。
でもそういうことがわかるからこそ、ちょっとしたことに喜びや愛情を深く感じることもできるようになるのかもしれない。
素直に心を表現できるようになることもあれば、敢えて素直さを出さずに見て見ぬふりをすることも上手になるのかもしれない。
日々を重ねていくということは、なんということだろうと思う。
いつかは絶える命だけれど、命ある限り、明日はやってくる。
そして、私たちは生きることを続けていく。
生き続けていくということは、色んな山や谷を歩いていくということ。
パーフェクトな道なんてどこにも存在していなくて、誰もが躓いたり、転んだりする。転ばない人なんて誰一人いない。でも転んだ後は、立ち上がる。だから、進むことができる。
平等に与えられているのは時間だけ。
だから、誰もが生き続けていけば年を取り、何かしらの体調の不調を訴える。
誰も病気になりたくてなる人なんていないと思うし、転びたくて転ぶ人はいない。転ぶととても痛いし、ダメージはとてつもなく大きい。
それでも、明日は来るのだ。
命は続くのだ。
誰もが年を重ねていく。
生きているということを大切に。
心が感じることを大切に。
自分を大切に。
前を向いて歩いていこう。
読んでくださり、ありがとうございました。
そら
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