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最初に感じた違和感は大事にしたい

本日のツイート。

普段地域包括支援センターというところで勤務している。
地域の高齢者が介護保険申請のために相談に訪れたり、電話で相談を受けたりすることも多く、介護保険申請のお手伝いをさせていただく。
役所に自力で行けない方々の自宅にお伺いし、申請書類を記入する。
他、わからない書類等も一緒に確認し、役所に提出する。
だから、介護保険申請に関する書類記載に関してはお任せください!という感じ。(仕事だから当たり前だけど・・)

しかし、慣れていない書類記入には疲弊する。

年度終わりから年度初めにかけては何かと書類記入が多い。

今年度は、子どもたちの環境が一気に変わったため、保育園関係、小学校・学童関係の入園入学、入所に関する書類の記載がたくさんあった。
おまけに自分の職場も変わったため、それに関する書類記載もあった。
書類の多さと印鑑を多用するところとか毎回母子手帳を準備しないと書けない事柄の多いこととかなかなか自分を疲弊させるものが多いなあと感じていた。

新入園、新入学にならなくても毎年年度初めには、連絡先を書くから、毎年やっていることではあるが、毎年、結構めんどくさいな、とか思いながら取り組んでしまっている自分がいる。

同じように、予防接種の問診票の記入も毎回毎回結構大変だなと思っている。こういうのどこかで一括で管理してくれないかな、と毎回思う。

旦那さんにやってもらう派の人もいるのだろう。
しかし、保育園関係の書類のひとつに「おかあさんへ」というものがあり、妊娠経過を詳しく書くものもあり(こんなに細かいのは初めてだった!)、書類記入はおかあさんがやるものだという共通認識のようなものもあるんだろうなと思って、書類とにらめっこしていた。


小学校や保育園の文化に戸惑う。

小学校に入学したと同時に、一気に地域とのつながりがグッと深くなる気がする。
色んな係や地域に関する役割がまわってくる。
地域の人たちとのつながりを求められる。

そして、昨日学校の役員の話を聞いたときには、違和感しかなかった。
ただ名簿だけ渡されて、名前を書いてください、とのこと。
幼稚園でもあったけれど、幼稚園では「園に一任します」でもOKだった。
小学校に関しては下にきょうだいがいなそうなひとを書く(私は誰のことも知らない)とか、そういう情報を自分で集めて記入しなくてはいけないらしい。今までもそういった話は聞いていたけれど他人事として聞いていたのだろう、あまりピンときていなかった。

面識のない方の名前を勝手に記入していいの?とかどうやってきょうだいがいるのを確認するの?とか様々な疑問が脳裏をかけめぐった。そして感じた違和感。
一時期、小学校で勤務していたことのある私でも感じることだから、もっと多大な違和感を感じている方も多いのではないだろうかと思う。

私が感じた違和感は、きっと来年、再来年になれば違和感ではなくなるかもしれない。
普通のこととして誰かに教えているかもしれない。
だけど、私はこの違和感は忘れたくないと思った。

違和感は色んなことに気づきを与えてくれると思う。
長い文化を育んでいくことと時代の流れに沿って新しいことを取り入れていくことの難しさなんかも感じた。

考え始めると深く、長い話になりそうなので、今日はこのあたりで終わりにしようと思う。
この違和感をしばらくは抱きながら学校生活、保育園生活を送るんだろうなと思っている。
既に浮いてそうだけれど、違和感は大事にしながらもちょっとずつ馴染んでいく自分の過程も楽しみたいなと思っている。


今日も読んでくださり、どうもありがとうございました。

そら


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