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スクラム読みから広がる学びのおもしろさ【Nサロン新聞部】

Nサロン新聞部に途中参加させていただきました。

Nサロン新聞部とは?

新聞をひとりではなく、誰かと一緒に読み合わせする日経活用術(いごはちさん)です。

2代目部長えびさんのnote。

体験入部させていただいた時のいごはちさんのnoteはこちら。

九州電力が京都のスタートアップ企業と連携して、世界最大級規模のレタス工場を検討している記事で盛り上がりました。

後日、野菜の水耕栽培と魚の養殖を同時に行う「アクアポニックス」を目にします。
異分野のノウハウが両立されているだけでなく、環境負荷の軽減やコストダウンが図られ新しい技術が生まれていることを知りました。

きっかけは、メンバーの一人が目を止めた小さな記事。
「一人で読む新聞」を「みんなで読み合わせる」ことから得られる学びの面白さに気づきました。

今日のグラレコ

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部長のえびさん、水産会社のあんどぅーさん、航空機メーカーのたまちゃん、COMEMOの山さんのグラレコです。

たまちゃんの途中から聞かせていただきましたが、レベルが高すぎて、意見を求められないように小さくなっていました(冗談です)。

山さんは「小売店 瞬時に価格変更 ダイナミックプライシング」を取り上げられました。

・宿泊予約で行われていたダイナミックプライシングが家電の販売でも行われることが大きなポイント。
・コンビニやドラックストアで取り入れられることで、需給バランスの調整が可能になり売れ残りが防げるのではないか。
・消費者が自分で考えて買うことが必要になってくる。
ことがあげられ、

・価格の自由化が物の価値の低下につながってしまうのではないか?
・マクドナルドや吉野家の価格競争を思い出した。
・以前パソコン雑誌の仕事をしていたが、価格を掲載していないと読者から電話がかかってきた。オープン価格であっても消費者は価格を知りたい。
・生産者が正当に評価されるのか?
・価格低下の一方で価値が上がってきているものもある(無形資産)
というフィードバックがありました。

まとめは「競争への対応」。
詳しくはグラレコと、たまちゃんのnoteをご覧ください。


ふたりスクラム読み

途中参加組として、データ分析のプロフェッショナルやまえりさんとふたりで、スクラム読み+はじめてのグラレコをすることになりました。

やまえりさんは「中国建国70年  隣人との付き合い方」を取り上げられました。

・Nサロン台湾ゼミから中華圏に関心を持った、中国に行ってみたい。
・池上彰さんの記事が、知らない人にもわかりやすい。
・情報統制が、人口が多く国土の広い中国で行われていることがすごい。
・アメリカと中国の関係。
・ブラックベリーの携帯電話は盗聴されにくいらしい。
ということがあげられていました。

私は「治水や避難  自治体に課題」を選びました。

・災害被害の拡大傾向
・スーパー堤防の事業仕分け
・被害の想定の困難さ
・江戸川区の「ここにいては危険」という表現のわかりやすさ
などをあげ、

・被害額の想定はどのようになされるのか?
・古い地名を知ることは大事。新しい地名で土地のことがわからなくなる。
・避難する方が危険な状況もある。
・台湾は災害の時に支援してくれる、嬉しい。
というフィードバックをいただきました。

共通点のなさそうな二つの記事を「スマホへの災害情報発信」「親用にツイッターアカウントを作っている」など、「情報発信」「使い方」という観点でやまえりさんがまとめてくださいました。


部活の後

被害額の想定については知らなかったので調べてみました。
・経済財政分析ディスカッション・ペーパー 自然災害による経済被害額の推計手法について  https://www5.cao.go.jp/keizai3/discussion-paper/dp184.pdf



地名は再開発でイメージを変えるために変更されることがあるそうです。
住宅を購入する際は、古地図や地域に長く住まわれている方から歴史を知ることが必要と感じます。
古地図はこちら。


避難については、実際の体験談も伺うことができました。
避難するタイミングはとても難しいと感じました。


台湾は日本の震災の際に多額の寄付とレスキュー隊の派遣などの支援をしてくださっています。
こちらは台湾 蔡英文総統のツイート。
日本語です。

一般の方たちも「日本加油(がんばれ)」とツイートしてくださっていました。
日本も支援を行なっており、お互い助け合える関係にあることはとても嬉しいことだと感じています。

グラレコは難しい

はじめてのグラレコに感じたことは、
・字がきれいに書けない
・先に頭の中でイメージを描いておかないとスペースが足りなくなる
・漢字が出てこないことがある(スマホ、PCの弊害?)
・書きながら話せない

プロのグラフィックレコーダーさんはすごい。

新聞部はおもしろい

二回の参加で感じたことは、

・ふだん自身が関心を持たない記事から気づきを得ることができる
・他者の意見を聞くことで知見が広がる
・自身とは異なる視点での物の見方を知る
・知的好奇心が刺激される
・他者の知らなかった一面を知り、リスペクトできる

そして、

・新聞部活動後の日常生活の、新たな発見や学びの広がりにつながる

日経新聞を購読する前はスマホで興味のあるネットニュースを見ていました。
知識や関心は偏ってしまい、全く知らない分野があることに危機感を覚えていました。
Nサロンから日経新聞が身近になり、新聞部によって知識の幅と奥行きが広がってきているように思います。
新聞には、まだまだ可能性が沢山あると感じました。


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