明日は秋ですね。
もちろん明日は秋ではないんですが、、、
2020年3月以来、出社は5回ほどでしょうか?
電車に乗ったのも10回にも満たないし、
オフラインの飲み会も2回くらいかなぁ。
スケジュールを覗くと、移動時間もなく詰め込まれた打ち合わせ。
東京のスタッフはもちろん、大阪、シンガポール…時間も距離ももはや無い。
1日の中で家庭と仕事と個人を何度も切り替え、
時には送り迎え、時には散歩、一応基本は仕事…たまにあつ森w
何が勤務時間なのかもはやよく分からん。
友達にはあまり会えてないけど、
なんとなくSNSで状況は知っていて、
そんなに仲良くなかったはずなのに、
妙に親近感を湧かせてコメントの距離感がよく分からんくなってたり。
リアルで人に会ってないだけで、
実在するかしないかももはや分からないほどいろんな人と知り合えてしまう状況。
夏にはクーラが、冬には暖房付いた部屋にいるもんだから、
年中Tシャツ姿だし、
外の風景だって現実なのか、窓型モニターの映像なのか疑わしい。
そんな中、
ふと春のシンボルみたいな街路樹の存在が、
花粉のむず痒さと、たまたま横を走った原チャのガソリン臭さと共に
目に飛び込んで来て、妙に懐かしいリアリティを感じた。
「今日は桜ですが、 明日は秋なんでイチョウになりますぅ」
と言われても、
「あ〜、そうですかぁ〜。いいですねぇ〜。」
とか言ってしまいそう。
コロナはいろんなものを破壊したけど、
時間とか距離とか季節とか…いろんなものの境界線を溶かした。
(個人的には溶かしてくれたと表現しても良いかも…)
そんな中でふと現れる猛烈に濃い境界線に
ノスタルジーと麻薬のような心地よさを感じた瞬間。
場合によっては不謹慎なのだけれど、
多分、今しか感じられない生活だろうし、
こんな状況を言語化して噛み締めてみるのも悪くない。
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