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空通信vol.89_【姫路の大学生が送る】姫路の魅力発信インタビューVol.27【株式会社conexio 林さん】

気配り上手になるには?上手な人に聞いてみた。

宮本の元上長である、株式会社conexioの社員、林さんとロープレをした際のもの(9月実施)を書き起こす。ロープレとは、スポーツでいうと練習試合のような、本番を想定した練習である。

宮本自身、林さんは話の中心にいる人というか、トークを回している人、
という様な印象を持っている。

そして自分でコミュニケーション不足だと感じている宮本としては、林さんのそのような一面を真似していきたいと感じている。
どうやったら林さんのようになれるのか、このロープレという機会に便乗してお話を聞いてみた。

ゆるっと他己紹介。

読者からすると林さんってだれっ?となるでしょう。
ゆるくだが林さんを他己紹介しようと思う。

林 禎之(ハヤシ ヨシユキ)27歳。
気遣ってたくさんお話してくれているのかと思いきや、実はおしゃべりなだけなのでは?と感じるほど楽しそうに話をしている。

宮本の元上長であり、社員さんの中で1番、お母さんのような厳しさを持っている人だと思っている。真っ直ぐに見てくれているという意味も込めて。

動画制作やプログラミングスクールの先生だったという経歴があり、コミュニティスペース空の運営会社であるconexioでは、空のメディア制作を行っていただいている。

他己紹介は以上である。なんか褒めすぎたかなあ😳
あ、でも駄菓子一週間分を買ってくれるという約束を忘れている一面もある😤

それはさておき...🤫(しーっ)

どうやったら林さんのように会話を回せるのか。

宮本は、「林さんのようになるには、まず何をしたら良いですか?」と聞いた。
林さんは、「周りに対しての気配りとしては、何人かいる内の、1番喋っていない子に話をふる。」と回答してくれた。
なぜかというと、話している人は勝手に喋るし、楽しんでいるとわかるが、喋っていない子に関しては楽しんでいるように見えないからだそうだ。

もちろん、静かにしたくてあえて喋らない子はいるかもしれないが、その子は家にいることを選ぶだろうと、林さんは言う。
林さん的には、人間は9割方人見知りであり、話され待ちだと思っているそうだ。
話しかけての反応はちゃんと観察はするそうだが、嫌がってなければその人に話をふるとのこと。

林さん「そうするとその子に話題がいき、皆も質問を投げかけていくことになる。そして結果的にその人が中心になれる。そうすればまた、喋っていない子を探して話を振っていくことを意識している。」

学生時代に生徒会長をしていたことから、人前で喋って皆をまとめたり、周りに目を配ったりという行いは日常的にしていたそうだ。


林さんの人柄。

宮本自身、林さんの性格を真似したいと感じている。
何でかというと、インターン生みんなから、「林さんは気配りがすごい。林さんがいたら気楽で居られる」というお話が出るほど気配り上手だからだ。

気配りをしている自覚はあるのだろうか?

林さんとしては、気遣おうと意識をする時もあるけど、基本は自然とやっているそう。
しかし自分の中では、気配りは良くも悪くも感じることがあるそうだ。

気配りの、その場での1番の価値としては、「周りの人が笑顔で居られるように、いい気持ちで過ごせるように」ということを第一優先としているそう。

しかし「仕事という状況で考えた時に、それよりも大事なことがある」と林さんは言った。例えばプロジェクトを成功させるだとか、この会議ではここまでを決めるだとか。
仕事の場面での、そういった目的よりも、人の気持ちを優先してしまいそうになるときがあるから、それは良くないなと思っているそうだ。

「でも皆から褒められていることは嬉しい」と喜悦していた。

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林さん(左)と、インターン生宮下さん(右)とお昼ご飯を食べた時


相手に嫌われるんじゃないか?は思い込み。

ここで宮本が気になったことは、気配りをすることをしんどく思わないのか?という所だ。

林さんは、「どこかでしんどくはなっていると思う、気遣いすぎることでエネルギーが消費されているのではないか」と言った。「嫌われたくない、相手はどう思うのか」という、この意識を変えないといけないという気持ちはずっとあったそう。


その気を遣いすぎてしまう性格は、社会人になってから改善されてきているそうだ。

今までは「ここで皆の気持ち考えて行動しないと、この人はしんどくなるかな」という、その人の感情を優先して考えていた。「相手のことを考えているようで自分のことを考えていたからしんどかった」と林さんは言う。

それが今は、相手のことを配慮してはいるけれど、自分が相手を想って行動して、それに対して「相手はどう思うのか?嫌われないか?」という考えはなくなったそうだ。

林さん「今までの嫌われたくないという感情がなくなったのが大きい」

ではどうやってその感情を割り切ったのか?宮本は解決策を聞いた。

林さんは、「人の気持ちは変えられないという認識を持つようになった。」とお話をしてくれた。自分が思い込んでいるほど周りの人は自分のことをどうとも思っていないという認識も持つようになったそうだ。

その考えを持つようになったきっかけはメタ認知
「あ、今のこの想いは自分の思い込みだ」と思う回数を増やしたそう。

林さん「”嫌われたくない、相手にこう思われていないかな?”という意識は思い込みだと思っている。いやいや相手は何も考えていないよって。」

「相手が一時的にイラッとしたとしても、その人の中でそのイラつきを消化できる。」と林さんは言う。

そのため、結局8割方は思い込みだそうで、「なんでこの思い込みをしているんやろう」という風に思い込みに気づくようにしたそうだ。

自分の心を感知する

さらに宮本は、「嫌われたくないと思っている子は他にもたくさんいると思う。そしてその思いを”思い込みだ”と考えるようになるのも難しいと思う。」と、解決策を聞いてみた。

林さんは、「心がざわついたり、しんどくなったり、自分の心が揺れるタイミングで考えるようにした。」と回答してくれた。

しんどく感じた時に、「これ思い込みじゃないの?」「自分の勝手な偏見じゃないの?」「ほんまにそうなのか?」という風に自分の心の揺れを感知するそうだ。

また、一度やってみて、そこで相手が嫌だと感じるのであれば、「嫌だ」と言ってくる。
自分は相手のことを考えて、良いと思っているから行動に移しているそうだ。

「だから思い込みに気づくということはすごく大事」と林さんは仰った。

ここまで読んでいただきありがとうございました🙇‍♀️
こちらのインタビューは、9月のロープレから時間が経ち、改めて録音を聞き直し、記事作成に向かい合いました。
インタビューについて勉強になった点以外にも、人柄の面で学べたことが宮本的に1番の収穫だったと感じています。
宮本自身も、相手に対して「こう思われるんじゃないか?」という怖さを感じる時があります。自分の心の動く瞬間に気づけるように、大事にしていけるように、林さんの行いを真似していこうと思いました。

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