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空通信vol.90_【姫路の大学生が送る】姫路の魅力発信インタビューVol.28【小林写真館 小林様】

こんにちは!
インターンの宮下です。
今回は姫路にある『小林写真館』様にインタビューしてきました!
写真館として生き残っていくための、経営方針や、社員さんの教育方針などを社長の小林さんにお伺いしました。
ぜひご覧ください。

小林さんってどんな人?

姫路の魅力発信インタビューのコピーのコピー (2)

名前:小林 大祐(コバヤシ ダイスケ)様
年齢:44歳
出身地:姫路市
趣味:年に数回ハーレーに乗ること

高校は東洋大学附属姫路高等学校であり、大学進学の際に写真館を継ぐことをなんとなくではあるが決めており、日本大学芸術学部に進学されたそう。

高校生の時は化学が好きで科学者になりたかったとのこと。

小林写真館を継ぐ

スクリーンショット 2021-11-09 14.05.41

もともとおじいさまが開業され、現在3代目だそうだが、家業を継ぐことに若干の懸念はあったとのこと。
高校の頃から写真に対するイメージがよくなく、否定的であった。

だが大学進学の際に家族会議を行い、科学者もいいが、写真屋として会社経営するのもいいと、諭されたのだそう。

小林さんは自分のことをこう言っていた。
「写真家ではなく、写真館経営者である」と。

写真館を継ぎ、経営者として仕事に接していく中で、「自分たちの提供しているものとはなんだろう」と考えるようになり、一つの結論に至る。

「自分たちは写真を売っているのではなく、体験を売っているのだ」

写真は結果であり、例えば着物などの日本文化を経験・体験し、世界に一枚しかないフォトブックである宝物が出来上がる。

小林さんの経営者としてのこだわり

姫路の魅力発信インタビューのコピーのコピー (1)


他の写真館との差別化ポイント。
大手の写真屋さんはマニュアルを統一化することで、どこの店舗で撮ったとしても、一定のクオリティが担保されている。
だが『小林写真館』ではお客様に合わせて、全てをカスタマイズすることによって世界に1枚の写真を撮っている。

1人のお客様に何度もきてもらうための仕組みづくり。
イベントとして感謝祭や、写真展示会などを行いお客さんとの関係構築をしている。

写真展示会とは、外部に写真展示会を行いその展示する写真は赤ちゃんの写真や、3歳の写真などである。
赤ちゃんの写真を300人のお客さんに参加してもらい撮影し、展示してそこに足を運んでもらう。
そこで赤ちゃんのお父さんお母さんはもちろん、おじいちゃんやおばあちゃんも来ることになる。
そして”大きくなってからまた参加してもらう”というサイクルを作り、ずっと『小林写真館』で撮る意味付けを行う取り組みをしている。

このお客さんとの関係構築は写真屋さんにとってはとても大事なことだ、と小林さんはおっしゃる。
多くの人にとって、写真屋さんで写真を撮る機会は一生に何度かしか訪れない。
しかも大体が七五三で関係が途切れてしまうのだそう。

そのため、小林さんは、関係構築のための取り組みを積極的にされている。
例えば、”ファミリーヒストリー”という、お客さんに年に1回撮影に来ていただければ、毎年10%オフが積み重なっていき、10年後には100%オフになるという取り組みをされている。

このようにお客さんに”足を運んでもらうための取り組み””何度もきてもらうための取り組み”が、売り上げを上げ続ける秘訣なのであろう。

社員さんへの思い

「人のしあわせを届ける」という理念のもと経営されている小林さんだが、社員さんには”やりがい””誇り”を持って仕事をして欲しいと考えておられる。
それらを持って仕事をすることで、お客様の幸せに繋がり、最終的には自分たちの幸せになるということである。

大学生へのメッセージ

「すぐに辞めてしまう若者が多い。」
「隣の芝生が青く見えることもあるかもしれないが、入ってみたら実際違うことが多い。」
「やめるのではなく、続けて、『継続は力なり』の本質を考えよう。」

「だけど、3つだけ辞めていい点がある。」
「それは
・会社の方針が合わない
・一緒に働いている仲間が嫌
・この社長にはついていけないと感じた

この3つはどうしようもないものなので、辞めてもいい。」
「だけどそれ以外の理由であれば踏ん張ってみた方がいい。」

インタビューしてみての宮下の感想

小林様の最後の大学生へのメッセージは僕にもかなり響いた。
実際今インターンをしていて「辛い」「しんどい」「面白くない」と感じるタイミングもある。
他の仕事を見て、「あの仕事楽しそう!やってみたい!」となることもあるが、実際はそんな甘くない。
現状から逃げて、新しい環境に飛び込んだとしても、その先きっと同じ壁が待っている。
小林さんの言っていた3点以外の点で「辞めたい」と感じた時は大体「逃げ」である。
それを改めて考えさせられたインタビューであった。
これを読んでいる「現状から逃げたい大学生」に言いたいが、「逃げた先には同じ壁が待っている」それを胸に今のぶち当たっている壁を壊す勢いで進んでいって欲しい。

◆◇◆◇◆店舗情報◆◇◆◇◆◇
店舗名:小林写真館
営業時間:9:00〜18:30
定休日:毎週火曜・水曜
ホームページ:https://www.koba-ps.com/
Instagram:https://instagram.com/kobayashi_photo_studio?utm_medium=copy_link

本店
電話:0120-99-7711 079-222-4488
住所:姫路市京口町30番地

STUDIO STORY店
電話:0120-99-7733 097-280-6620
住所;姫路市飾磨区今在家7丁目81番地
投稿者:宮下【姫路でインターン奮闘中】 
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