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空通信vol.123_【姫路の大学生が送る】姫路の魅力発信インタビューVol.34【hair salon sola 内藤様】

こんにちは!
インターンの宮下です。
今回は『hair salon sola』のオーナーである内藤様にインタビューさせていただきました!
僕自身久しぶりのインタビューということで緊張していたのですが、「さすが美容師さん!」と感じさせられるほど、トークがうまかったので、盛り上がり和んだ空気の中インタビューすることができました。
内藤様の魅力を伝えれるように記事を書かせていただきましたので、ぜひご覧ください!

内藤さんってどんな人?

名前:内藤彰紀(ないとうあきのり)様
出身:神崎郡
年齢:43歳

高校3年生までは調理師を目指されていたのですが、ご友人が散髪屋さんを経営されており「一緒に美容師の専門学校に行こう!」ということで口説かれたそうです。

しかも口説き方が高校生離れしており、「どれくらいのキャパでどれくらいの単価にして、どれくらいお客さんに来て貰えば、どれくらい儲かるのか」まで具体的に数字を出してプレゼンされ、その結果内藤さんのご両親もびっくりするほどの急な方向転換で、美容の専門学校に行くことに決めたそうです。

確かに高校の時は仲のいい友人と進路を決めたりしますが、ここまで具体的にプレゼンされると行きたくなりますね笑

僕も学校の授業やインターンでプレゼンする機会がありますが、内藤さんのご友人を見習って数字を具体的に出して、魅力的なプレゼンができるようになろうと思います。

hair salon solaを創業するまで

開店されてからもう11年になるそうで、元々は大手の美容室で10年ほど働かれていたそうです。

元々のお店では入って7年目で店長に抜擢されるほどの凄腕で店長になってからは売り上げが1番だったそうです。
そんな”忙しいのが当たり前”という中、お客さんからの言葉で「はっ」とさせられる一言がありました。

「忙しそうだね。心ここにあらずだね。」

この言葉で内藤さんは

「1人1人のお客さんと向き合えてなかったのではないか」
「接客が作業になってしまっていたのではないか」

お客さんのお話を聞きながらスタイリストが他のお客さんの対応をしているのを気にしていたところ言われたそうです。
ですがこれは仕方のないことで、僕もバーカウンターのあるパブで働いていますが、後輩ができてくると

「お客さんの対応は大丈夫だろうか」
「ドリンク作るのに困ってはないだろうか」

というふうに周りを気にしながら働かないといけなくなってしまうのです。

僕のもう3年行っている美容室も僕のカットをしながら他のスタイリストの動きを気にしています。
接客業あるあるだと僕は思っています。
ですが、内藤さんはそこで

「せっかくお客さんは自分を指名してくれているんだから、もっとお客さん1人1人と向き合いたい」

この思いから独立されました。

hair salon sola

「お客さん1人1人と向き合いたい」

という思いの中創業されたお店はアシスタントさんはいなく、スタイリストさんのみで営業されてるそうです。
施術を最初から最後まで担当したスタイリストが行うというスタンスを貫かれています。
またそんなお客さんに寄り添った接客をされる上で気をつけられていることは

「お客さんとの認識違いを起こさないようにする」

というところです。
僕もインターンの営業で苦手と感じているのですが

「自分の伝えたいことを伝える」
「相手の伝えたいことを聞き取る」

この2つが簡単そうですごく難しいのです。
専門用語やお客さんが聞いたことのある用語など専門家とお客さんの認識違いは簡単に起こるのです。

例えば、今「5cm」を指で表してみてください。それを定規で測ってみてください。ピッタリ5cmの人は少ないと思います。
それだけで「5cmカットしたい」という要望にズレが出てしまいます。

そんな認識違いを無くすために専門用語は使わないようにしたり、言葉で伝えづらいことであれば絵を描くこともあるそうです。
細かなことですが、この小さな1つ1つの気遣いがお客さんの満足度を上げることにつながっているのだと思います。

また『hair salon sola』ではカットの仕方が特殊なのだそうです。

髪の毛を部分部分で分け1つ1つ切ります。
なので髪の毛全体での繋がりがなくなるのだそうですが、結果全体的に見るとまとまります。
実際にお客さんもカットしてから長期間経っても、髪の毛が纏まっているので切らなくても不自然じゃなく気にならないそうです。

あるお客さんはいつも『hair salon sola』でカットしていたのですが、他のお店で施術してもらう機会があったそうですが、『hair salon sola』のカットに慣れてしまっているため、「いつもと違う!」となったそうです。

このカットは部分部分に分けてカットするため独特なヘアスタイルにすることも可能だそう。
ぜひ味わってみたい方は行ってみてください。

なかなか予約を取るのは難しいそうですが、1週間前であれば予定の調整が聞きやすいそうです。
また、もしネットで予約できなくても電話してみたらもしかしたら空いてるかもしれないそうなので、諦めないでかけてみてください。

今後の『hair salon sola』

今のような1人のお客さんは1人のスタイリストが最初から最後まで担当するようなお店を今後も展開していきたいとのことでした。

なかなかハードな業界なのでスタイリストさんが続けやすいように有給や働く時間、保険なども寄り添っていらっしゃるそうでこれからも今の状況を盤石にして、基盤を固めていきたいとのこと。

大学生に向けて

僕が大学3年ということもあるので、就活をしている学生に向けて経営者としての思いを教えていただきました。

社会人になると気持ちの切り替えが難しくなるそう。
働く上で「企業の思い」「経営者の思い」にどれだけ寄り添え共感出来るかが重要とのこと。

確かに「嫌な仕事だけど、会社のためにしてやってる」というような思い出仕事をするのは会社にとっても働く人にとっても気持ちいいものではないですね。

1週間のうち大体5日ほど働くんですからどうせなら「この仕事楽しい」「会社と一緒に成長していきたい」というような前向きな思いを持って働けるといいですよね。
そのためには「出来るかぎりちゃんと会社のことを知った上で入社した方がいい」とのことでした。

また入社してからも大変なこともあるので合わなければ次に行くのも選択肢としてはありですが、踏ん張れるところは踏ん張って経験を積むことも大事です。
なので今は「やりたいこと」を見つけることに大学生活を使った方がいいとのことでした。

宮下のまとめ

今回インタビューさせていただいて、現場に出られているタイプの経営者の方はプレイヤー思考の方が多いイメージでしたが、内藤さんは経営者としての考えをしっかり保たれていて、大変勉強になりました。

私も今のインターンをするようになってやっとやりたいことなりたい自分がぼやけてはいますが見えてくるようになってきました。

周りで就職している友人などから仕事について話を聞いたりしますが、

「しんどい」
「自分はこんなことやりたかったわけじゃない」

というマイナスの意見も聞いたりします。
確かにしんどいこともやりたくないことも仕事の中には出てくると思いますが、仕事の本質が自分のしたいことであり、得たい経験なのであればしんどくてもやりたくなくても頑張れると思います。
これからもずっと自分のしたいことを考え続けて将来を考え続けたいと思います。

『hair salon sola』様インタビューさせていただきありがとうございました。
ますますのご発展をお祈り申し上げます。

@sora.himeji

hair salon sola様にインタビューしてきました!

♬ BGM perfect for fashionable cafes - NAO-K

店舗情報
店名:hair salon sola
営業時間:火〜金10:00〜19:00 土日9:00〜18:00
※一部スタイリストは異なります。
定休日:月曜日
住所:兵庫県姫路市北今宿3丁目5−34
電話:079-227-8181

スタイリストさんのInstagram
オーナーの内藤さん:solakiti
竹田さん:_takechihii
上林さん:mayuco.6

投稿者:宮下
Instagram:shin_sora_himeji
Twitter:@shin_sorahimeji


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