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ニューロフィードバックで「憑依」現象の疑いをもたれた妻のその後。

ニューロフィードバックで、妻と息子が憑依現象の疑いをもたれたという記事を以前書きました。

その後、憑依現象や霊現象などに全く関心のない妻は、紹介された浄霊師さんの所にはいきませんでした。そこには私と息子だけがいきました。その時のことは以下に書いています。

浄霊体験は、心理療法のコアトラン不フォーメーションに似ている印象で、終わった直後はすっきりした覚えがあります。

息子の発達障害や、私自身のその後の経過についてですが、正直発達障害は全く改善はされていません。私自身も、何が効果があったのかは分かりません。

憑依現象という、一般社会でいうオカルト的、怪しい現象をどう捉えるか

批判的な評価をする人は、それは「マッチポンプ的な詐欺だ」、とという人もいるでしょう。

しかしながら、世の中には公的な医療やサービスではどうにもならない状況があり、それに命がけで対応する表には出てこない方々も沢山いらっしゃるのも事実です。

公に共有されている治療、理論というサポートネットから、必ず一定数の人々が抜け出てしまい、その方々を裏でサポートするような仕組みが、期せずとも出来上がっています。

そして、公で認められている治療や理論と裏で行われている治療や理論が、表立って対立し、不毛な消費戦を繰り広げられています。

非常にもったいないことです。

私は、少しでもその公と表の架け橋となり、その二つの分野を超越する領域に価値をもたせ、誰でもその領域を扱えるようにしたいと思っています。

その分野が、スピリチュアルという分野の再解釈であって、進化と発展だと思っています。

そのため、憑依現象、霊現象、チャネリング、ヒーリング、輪廻転生、宇宙人なども、新しい視点から再評価、再解釈し怪しいオカルト的な要素で終わらず、価値のある分野として再加工・再評価できると思っています。

そういうわけで、私自身が体験した怪しげな体験や現象は、積極的に公と裏を超越した視点を保ちつつ、考察して新しい価値の礎になることを願っています。

その後の妻の様子

ニューロフィードバックを受けた妻も、憑依現象の疑いがあるといわれました。

ではその後の妻はどのような生活を送ったのか・・・・

・仕事も障害児支援で、家庭でも発達障害の息子と向き合うことに、大きなストレスを抱え込み、心身の不調を呈しました。

・子どもたちの年齢の時に、自身の家庭で虐待的に扱われていた記憶がよみがえり日々不安定さが強まりました。

・隠れ発達障害であることが分かりました。

・摂食障害になり、毎晩嘔吐。血が出るまで吐く。体重の激減。

・辛い記憶から逃れるためにアルコールを毎晩飲むようになり、アルコール依存になり、深夜徘徊するように。

・記憶が途切れ、攻撃的、被害者意識、人格が壊れるような恐怖に晒される。

・悪夢で何者かにさらわれる、夜徘徊している時に、何か恐ろしい形容しがたいものに遭遇したという。

・私が紹介したヒーラーに、トラウマの扉が開かれ、よけい情緒不安定になった。そのヒーラーは、妻は幽体だけUFOにアブダクションされていると言い、埋め込まれたエネルギーインプラントを除去してもらった。効果の真偽は不明だが、状況が改善されたようには見えなかった。

・・・というように、今思い出しても恐ろしい状況になっていました。

このように過去形で表現したということは、今現在は、かなり回復をして、これまで以上に健康的に過ごせています。

まだいろいろ課題はあるようですが、このような地獄の経験と、自身の家庭環境と向き追わざるを得なかった状況を妻なりに受け入れ、ゆっくりですが、前進しています。

何が改善される要因になったのか!?

私自身が妻の様態を見て、かなり深刻な状況に陥っていることが分かりました。

入院治療を考え、病院を探していましたが、おそらく経験的に入退院を繰り返し、良くなったのか、悪くなったのかを繰り返す状況なのだろうと推測しました。

また、家庭内では、精神疾患を何十年と患い自死を選らんだ自分の母の様態と日に日に似通う妻に、恐怖も感じていました。

私自身、マッサージや気功の勉強をしていた経験があるので、毎日妻にTFT(思考場療法)、マッサージ、催眠療法、気功、霊気などを試していましたが、焼け石に水。

その様な絶望の淵を過ごしていた時に、友人の紹介で知り合うことが出来た方のリーディングを受ける機会を持てました。

そして、その方の会社が創ったサプリメントを摂取することが大きな変化の要因の一つになりました。

妻の様態が劇的に改善したきっかけには、多くの要因や、感謝してもしきれない方々がいます。

その中で、印象に残ったものは、あるDrの診察と、サプリメント、そして妻自身が続けている朝のジョギングの三つが私と妻が経験している中で、非常に改善に効果があったと感じています。

憑依現象なる者の考察

妻の事例をもとに考えると、妻自身は発達障害傾向があり、特に感覚過敏を呈しています。アレルギーも持っており、普段の生活を送るだけでも、多くの一般の人々よりもストレスが溜まる傾向にある体質です。

また、幼いころの家庭環境による強いストレスの記憶が抑圧もされていました。その心の傷は脳の扁桃核に炎症を起こさせていたと考えられます。

自分の子育て生活の中で、自分自身のトラウマを再燃させ、記憶がよみがえります。

その記憶から逃れるために、過活動になったり、アルコールに走ったりしますが、疲労したりアルコールが抜け、無意識が暴露した時に、トラウマ記憶が表出し、再度脳が炎症・酸化してしまうというサイクルが繰り返されていたように感じます。

・そのトラウマ記憶は、生命素粒子で構成される関数です。そのトラウマ関数と対称性通信(似たような構造をしているもの同士は繋がっていて、通信し合う、という性質)していた。

・他の情報体と繋がり通信し、その通信量が増加することで、人格の変容、感情の起伏の激しさ、情緒不安定さとして観察される。

・この状態を霊能力があるような人物が見ると、対称性通信している存在を他かの霊が憑いていると解釈する。

・また、ニューロフィードバックの波形で、特殊な波形として表現される。

という現象になっていたのではと考えます。

虐待、トラウマ、憑依現象の考察から導かれる重要な観点

そしてこれらから導き出される重要な観点として、

・虐待の世代間連鎖なども、対称性通信により、トラウマと虐待に関連のある生命素粒子の通信として解釈できる。つまり、トラウマ、虐待は世代をまたいで伝染するウィルスである。

・受け継がれるウィルスならば、病と同じように隔離、様々な治療―食事療法、サプリ、心理療法、ヒーリング(浄霊も含まれる)―で対応する道が開ける。

・トラウマ、虐待による病や苦しみを個人の能力に転換するのではなく、病として捉えることで、病の核となる罪悪感からより解放されやすくなる。


という視点が得られます。

治療と対応

では、ここで考えられる治療と対応は何でしょうか!?

トラウマ(記憶)は「私」ではないと認識

もともと自身が生得的に受け継がれたトラウマ的記憶なのか、後天的に経験したことで生じたトラウマかはさておき、

自分自身がどのような記憶を持っているか。つまり自分自身がどのような情報を持っているのか!?ということを知る必要があります。

トラウマが強ければ強いほど罪悪感は強くなり、それを抑圧し、逃避しようとする力も強まるものですが、

これらの記憶はすべて情報です。

非二元的観点からすると、トラウマ記憶は、電車の車窓に流れる景色と同じものなのです。

しかし、そのインパクトが強いために、同一化したり、執着したり、抑圧してしまっている、ということが起こっています。これはその個人の性質や気質というよりは、その個人の持つ生まれ持った脳機能の構造や性質に起因することが多いです。

その脳の構造と性質により、トラウマ記憶が些細のことで発火し、反芻する。そして、反芻するたびに実際に物理的に脳が疲弊する、という現象が起こっています。

トラウマは物語でありストーリーです。マインドフルネスの「今ここ」という気づきは、記憶は単なるストーリーであるということを認識するワークです。

私と妻の場合、このワークについては、「QE」という技法が最も容易でした。

マインドフルネスがトラウマが強くて出来なくても、「私」とトラウマの「物語」は違うものだという知識と理解は、大きな助けとなり回復の大きな前進となります。

全ては、私という空間に展開する物語であり、私という空間は直接経験すると、静寂や至福といった感覚になります。

つまり、

「私という至福の中に宇宙という物語が展開し、その物語は移ろい変化し、変わって行く」

ということは直接調べると簡単に経験できる事実なのですが、「私」という自我がそれを否定します。

しかしながら、単にそのような事実の理解は、トラウマ記憶が起こす大きな苦しみから抜け出るための、大きな助けになります。

脳の生理機能の環境を整える             ―食事(サプリ)・運動―

トラウマ記憶が反芻するという状況は、スマホやDVD再生機で考えると、映画の要ともなる心理的に強いストレスを起こすシーンが、再生機の不具合で何度もループ再生されている状態です。

スマホやDVD再生機ならば、分解して治す、リセット再起動するなどの手がありますが、人間はそういうわけにはいきません。

人間の脳の機能が誤作動を起こし、トラウマ記憶が反芻するような脳の構造と機能になっています。

トラウマを経験すると、脳の扁桃核の部位に微細な傷が入ってしまうという研究結果が出ています。そして、その微細な傷に関連して、心身の不調を呈するということもわかっています。

つまり、脳の誤作動とトラウマ記憶の反芻による脳の扁桃核の疲弊が繰り返されるという悪循環が生まれているということです。

これは自分の意志や思考だけでの改善はかなり難しいように感じます。

つまり、脳を物理的に休め、脳を構成する栄養素が足りていなければその個人の意思や考え方云々の以前の問題であるということです。

具体的には、脳が十分に活性化する食生活です。食生活で賄うことが難しければ、サプリメントも強力な味方になってくれます。

また、脳とは、首から上の頭だけを想像するかもしれませんが、脳幹をとおし、根っこの様に全身に神経を張り巡らせています。

つまり、全身運動をすることで、脳の活性化に繋がります。

自分が出来る範囲で、適度の汗をかくぐらいの運動を取り入れることがとても有用です。

ちなみに妻は、毎晩吐くことが嫌で深夜の散歩をし出しました。深夜は気分も落ちやすくなることから、それが朝の散歩になり、ジョギングに発展しました。

正直このジョギングは、Drの診察やサプリメントよりも巨大な効果として機能しているようです。

ジョギングなどの運動は、精神安定剤のような効果のある、副作用のない脳内ホルモンを出すことが知られています。

心身の不調がある方々は、「運動が出来ればそんな状態ではない。それが出来れば苦労はしない。」というごもっともな意見がありますが、

鶏が先か、卵が先か分かりませんが、運動は大きな効果をもたらす場合が多いので、知識として知っておくだけでも有益だと思います。

ちょっと長くなった来ましたので、機会がある時に、使用したサプリなどもご紹介できればと思います。



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