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2024年がやけにしっくりくる話

何故か、今年は不思議な感覚がある。
それは、「今は2024年で、令和6年で」という現実がやけにしっくりとした感覚があること。

いつも通りであれば、新しい年を迎えても「あっもう2023年じゃないんだった」などと、日付を書き間違えたり脳内で間違いを訂正したりという現象が起きる。だが、今年はそれが一切ない。

まるで2024年を待ち構えていたような、年が明けた瞬間「はい!2024年が始まりました!!」と言っているかのごとく脳内のどこかのスイッチが切り替わったような気がする。

逆に、去年は2023年であることがいつまで経ってもしっくりこなかった。どうしてこんなに定着しないのだろう?と考えたこともあるほど。冬になり年末が近づくにつれ、やっと2023年だったということを実感した。

しっくりこなかったのは、2023年の思い出が少なかったからというわけではない。去年は私にとって、とても楽しく充実した大切な1年だった。
どうやら、思い出や出来事がこの感覚に関与しているわけではないらしい。

なら、一体この感覚はなんだろう?

年が明けて早2か月。往ぬる逃げる去るというように2月も終盤に近付いているわけだが、この感覚の正体はまだ掴めていない。

だが、この感覚は悪いことのようではない気がする。むしろ良いこと。人生のターニングポイントとなるような年になるのかもしれない。

私は今ここに生きているという事実を証明しているかのような不思議なこの感覚の、答え合わせをする日がいつか訪れるのを楽しみにしていよう。

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