日記 #私のお気に入り No.18バスの一番うしろの席

「#私のお気に入り100」を前回書いた時に特に思い入れの強かったものに焦点を当ててみようと思う。

(↑長文注意、こじらせ注意)


後部座席というらしい、バスの後ろはいっぱい引っ張られるからいっぱい揺れる。
ぐわんぐわん、右へ左へ前へ後ろへ。

慣性力の全てを深めの座が支えてくれる。背もたれが少し高めだから上を向いて寝るのにちょうどよくて好き。
あと、勝手に目的地に連れて行ってくれるから、リムジンっぽくて好き。


私にとってバスは、自分の心の居場所。
多分大人になって青春を思い出すとしたら、教室、体育館、テラス、渡り廊下、そしてバスだろう。

バスに乗っている人は他人だらけだ。誰にも干渉せず、干渉されず、隣のあの人はなにか困りごとがあるのかななんて考えなくてよくて。誰のことも考えずに自分のためだけに時間を使える。

バスの中で私は
学校へ行く気持ちの準備をして
授業で寝ないように睡眠をとって
英単語を覚えて
今日あったことの振り返りをして
今日一日の学校生活をおくれた自分を褒めて
つらいことから現実逃避をして
明日を迎える気持ちの準備をする。

きっと大人になってバスに乗ったらエモい気持ちになるんだろうな。どんな感情だろ。バスへの感謝、懐かしさ、安心感、全部かな。楽しみだな。


私の青春バスなしじゃ語れないというほど、バスにはたくさんの思い出が詰まってる。友達と交わしたどうでもいい会話も、流した涙も、全部全部私の大切。
そんな大切の詰まったバスは、やっぱり私のお気に入り。

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