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心と雨

雨の日は気分が落ちます。それは私に限ったことではないと思います。軽い時であれば「あぁ、雨のせいか」と知らん顔出来ますが、時に自分をどん底まで落とします。動きたくなくなり蹲ってしまいます。

こういう時は、無理矢理体を動かして気を紛らわすか、どん底まで落ちます。どこまでもどこまでも落ちるだけ落ちて、底まで着いたらもうそれ以上落ちることはないので、浮いていくのを待ちます。一人で泣いて、やるだけやったら、何となく浮いてきます。

人の体は浮くように出来ています。中には浮きにくい人もいますが、大抵は浮きます。心も同じです。ずっと沈んでいる事はないのです。少なくとも私はそう思います。

わーっと泣くだけ泣いて落ち着いたら立ち上がって、「ほら、動ける」とさっきまで泣いていた自分を笑ってみます。動けないと嘆いてても、動こうと思えば動けるんです。意外と体は強いものです。それでもダメなら泣き疲れた体を休ませましょう。起きたら水を飲んでまた動き出します。泣くって意外と水分が消耗されるんだそうです。

大事な事は落ちてもいいんだ、泣いてもいいんだと許してあげる気持ちです。自分だけは自分を認めて許す、それだけでホッとします。

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