前を向いて

梅雨が終わったはずなのに、毎日ジメジメとしていますね。
私はこの3日間ほど、テレビやニュースから離れていました。
仕事中に知った、安倍晋三元首相の銃撃事件。
スマホにニュース速報が入り、安倍さんの心肺停止を知りました。
大丈夫…一命を取り留めた…数時間後にはそんな風に、またニュースで流れるはずだ。

ですが、次に流れたのは「逝去」でした。

私は政治には疎くて、いつも選挙や各政党の政策などを聴いても「よく分からない」が本音でした。
安倍さんのことも、「長く総理大臣だった人」くらいの認識でした。

なのにこんなに悲しいなんて。
テレビで安倍さんの姿を見るたびに、涙が止まらなくなって、心が痛かった。

安倍さんの演説や所信表明、病気で総理の職を辞した1度目の会見、コロナで緊急事態宣言を発出された時も、一生懸命話しておられた。
凄いのは、私にも伝わる様に話しておられたこと。他の政治家の方の話はとても分かりにくくて、どちらかといえば苦手。
なのに、安倍さんの話は私の心に、ダイレクトに入ってきた。

「伝えたい」
本当にそんな感じで。

今日は安倍晋三元首相の葬儀でした。
東京までは行けなかったけれど、お別れはしたかった。
なので、久しぶりにテレビの電源を入れました。

朝、いつもの様に送り出して、またいつもの様に帰ってくるはずだった安倍さん。
夫人の悲しみなんて、計り知れないだろうな…と。

安倍さん、これからの日本をそちらから見守ってください。
ありがとうございました。

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