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青い夏の終わり。<呪術廻戦第29話「玉折」>


懐玉、青い夏のふたり。

アニメ1期はネトフリで後から見たのですが、
個人的にOPがキタニくんだったのもあり2期は結構リアルタイムで追いかけています。

呪術廻戦は電子で全巻買っていて、とても好きな作品です。
アニメも原作に忠実で、特に音楽も含めバトルシーンのクオリティが素晴らしくて素敵。
(乙骨くんの映画も見に行きました。)

そんな2期は
<最強>の名を欲しいままにする五条悟と、
同級生であり同じく特級術師である夏油傑の、
呪術高専の青春時代の壮絶な別れを描いています。

五条悟、夏油傑、家入硝子の3人の同級生と、後輩の七海 、灰原。
「星漿体」天内理子。
そしてそれを殺めんとする組織と、
最凶の「術士殺し」の伏黒 甚爾。

澄み切った鮮やかな青を、
深い闇が塗りつぶす様に。

永遠かに思えたそのすべてが、
一瞬で壊れ失われていく様を。

玉折、青い夏の終わり。

そして遂に呪術廻戦の第29話が放送されました。
ファンの皆様としてはとても特別な回なんじゃないでしょうか。

天内理子の殺害。
非術師への憎悪。
最強に成った悟。
信念と疑念の間。
うだるような夏。

"君は五条悟だから最強なのか?
最強だから五条悟なのか?"

呪術廻戦 コミックス9巻より

答えの無い問い。

青い夏の終わり。
二人を分つ叉路。
友情への終止符。 

揺蕩うことなく、 顧みない背中を。
争い救う言葉も、 呪い祓う決意も、
あの日あの時は 、持ち得なかった。

今後の展開について思うこと。

※こちらは今後のネタバレがあります。








勿論コミックス最新まで読んでいるので、
寧ろこのお話はかなり懐かしくもある。

この後に、
映画で公開されている通り五条悟は夏油傑を殺害します。

ただ、あの日あの時、あの夏の日、
夏油傑を殺害できなかった五条悟が、
この世で最強に成った彼の人間らしさの片鱗であり、
他の誰もその選択に触れることなど出来ないのだと。

この後はおそらく五条と歌姫が調査していた「内通者」メカ丸についての話になっていくかな。
これもまた切ないお話に繋がっていくのだけれど..。

今後も毎週更新を楽しみに見守っていきたいと思います。

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