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ケーブルカーに乗って”1059”へ

10月最後の土曜日に家族が車を出してくれるというので、静岡県の「箱根十国峠」と箱根方面に出かけました。久しぶりのレジャーなので楽しみです。


箱根十国峠

箱根十国峠」まで自宅の横浜から車で約2時間半で到着しましたが、電車だと”JR熱海駅”から伊豆箱根バスが出ているようです。
無料の駐車場に停めて頂上の展望台に行くため、早速ケーブルカー乗り場に。

森の駅箱根十国峠
パノラマケーブルカーに乗るにははこちらから
レストハウスにはお土産やジオラマも

レストハウス2階の「十国峠 山麓駅」からケーブルカーのチケットを買って乗り込みます。

大人一名 往復730円(片道370円)
小人一名 往復370円(片道190円)
ペットは一匹300円🐶

15分おきに発車するパノラマケーブルカーの前方からはこの景色。早めに乗り込みましたが座席は埋まっていたので、運転手さんのすぐ後ろの場所に立ってみました。

全長316mのケーブルカー「十国峠山頂駅」が遠くに見える

つるべ式(交走式)で動くレトロな雰囲気のケーブルカー。運転手さんのアナウンスを聞きながら3分で頂上「PANORAMA TERRACE 1059」に着きます。
360°の景色を見渡せる頂上のデッキからは“十の国”を眺めることができると説明してくれました。

十国峠の名前は、昔の国名で「伊豆」「駿河」「遠江」「甲斐」「信濃」「相模」「武蔵」「上総」「下総」「安房」の十の国がここから見渡せたことに由来します。現在の静岡県・山梨県・長野県・神奈川県・東京都・千葉県になります。晴れ渡った日の十国峠の頂上からは富士山や南アルプス、駿河湾はもとより湘南海岸や三浦半島をご覧いただけます。さらに天候に恵まれると千葉県の房総半島が見えることもあります。

箱根十国峠 HP
パノラマデッキからの富士山、山梨県の方向ですね
こちら側は神奈川県、東京、千葉県かな?
小さめのハンモックはずっと満席でした

そして行ってみたかった雲の上の地産地消のカフェテラス「TENGOKU CAFE」。自動販売機で食券を買って、カウンターにお願いして呼ばれたら受け取って入店できます。オープンしてからまだ1年程なので綺麗だし、おしゃれな感じ。

”TENGOKU CAFE”
1059モンブラン(1000円)、ホットミルク(400円)

富士山をモチーフにしたモンブラン、中にアイスも入って美味しかった。

1059ポップコーン(550円)
”テンゴク神社”

TENGOKU CAFE」のすぐ隣に「テンゴク神社」がありました。各々の願いを込めた開運絵馬がさわやかな色合いで掛けられています。
十国峠の空にかかる雲が開け、絶景パノラマが目の前に広がる様子「開雲」=「開運」の象徴となる雲型の絵馬だそうです(^ ^)

この後、天気も良いので箱根の方に足を伸ばすことにしました。
帰りもケーブルカーで降ります。

ケーブルカー楽しかったなぁ

箱根ガラスの森美術館

さて、次は車で30km程移動して箱根仙石原にある「箱根ガラスの森美術館」を目指します。

紅葉の見頃はまだ先ですね

週末でしたが駐車場は割と空いていて、バスで来られる方も多いのかな?と思いました。

入場料(当日券)大人1800円

入場券を買って、門をくぐると日差しもたっぷりで何もかも眩しい!
中央の高さ約9m・全長約10mのクリスタルガラスのアーチ「光の回廊」がキラキラ輝いていました。約16万粒のクリスタルガラスが使われているそうですが16万粒!?…上手く想像できない ^^;

光の回廊」の背景は大涌谷がどっしりとインパクト強めです
箱根仙石原の風物詩の“ススキ”をモチーフにしたクリスタルガラスのオブジェ
ライトアップされる時間帯に訪れるとまた違う美しさが見れそう

庭園の奥にある「誓いの鐘」はヴェネチアで特別に作られたものだそう。

”誓いの鐘”
”誓いの鐘”の近くのサンタさん達

そして、特別企画展では『-ヴェネチア、プラハ、パリ- 三都ガラス物語』が開催されていました。

世界中の人々に愛されているヨーロッパのガラス。歴史に翻弄されながらも、美しく花開いた欧州各国のガラス芸術の輝きは、今もゆるぎない伝統と確かな技術に支えられ、「本物の美」を私たちに伝えています。

イタリア、ヴェネチア共和国の下、近代ガラスの礎を築いたヴェネチアン・グラス。チェコ、プラハをはじめ神聖ローマ皇帝庇護下で発展したボヘミアン・グラス。そしてガラス屈指の透明度を誇り、フランス、パリの華やかな社交界を彩ったバカラ・グラス。

本展覧会では、ヨーロッパのガラス工芸を代表する三都市‐ヴェネチア、プラハ、パリ-をクロスオーバーさせながら、華麗なるガラスの世界をご紹介します。

「箱根ガラスの森美術館」企画展イベント
”ガラスの帆船”
”花装飾脚オパールセント・グラス・ゴブレット” (1880年頃)
”エンジェル文蓋付ゴブレット”

ゴブレットとはグラスに脚と土台がついた〈杯〉で、ソフトドリンクやビールなどを飲むのに用いるものらしいです。

豪華なシャンデリアや”最後の晩餐”などの壁画も美しい
大理石の噴水の上には”ガラスの泉”
”モザイク・グラス・ランプ”

モザイクガラスが可愛いかったです。こちらもガラス職人さんの細かな手作業の作品にうっとりしました。
無料でスマホを使った音声ガイドもあるのでじっくり作品と向き合うには良いですね。

特別企画展の他にも「ガラスの体験工房」ではフュージング(アクセサリー)・サンドブラスト(コップ)体験工房とオリジナルの仮面が作れるヴェネチア仮面制作工房がありました。

本格的な”ヴェネチア仮面”のサンプル

ミュージアムショップ」ではヴェネチアン・グラスやガラス小物を購入することができます。いろいろ悩みましたが結局何も買わなかった、、

色鮮やかな小物がたくさん
Expensive !!
普段見てる食器の価格じゃない(笑)
こちらも販売されてますが、見るだけに。。
ハンドメイドで作られた”ガラスの天使”

他にも展示室が2つある「現代ガラス美術館」やカフェ&レストラン
Caffe Terrazza Ukai」もありました。レストランではうかい特選牛のステーキや季節のパスタ、デザートがいただけて、店内では日替わりでピアノやヴァイオリンなど演奏されているようです。

あまり知らずに入った「箱根ガラスの森美術館」でしたが、庭園では太陽の光が当たってキラキラと輝くガラス細工がとても綺麗で優雅な気持ちに。施設内でも様々なガラス製の美術品には見入ってしまいました。また、箱根に来た時には立ち寄ってみたいと思います。

芦ノ湖スカイライン

帰りは芦ノ湖スカイラインを経由して横浜方面まで帰路につきました。
途中、景色を眺めるのに山伏峠に駐車してみます。

この看板近くの「レストランレイクビュー」で食事も可能

矢印の方向に登っていくと富士山や芦ノ湖などが見渡せる展望台があります。短い距離だけど途中で息があがってくじけそうに(^^;;

芦ノ湖と対岸には箱根神社がどこかにあるはず!?
なんとか頂上の展望台へ

芦ノ湖スカイラインを過ぎて小田原付近で停車してると、箱根登山鉄道に電車がやってきました。展望席がなさそうだけど新しいタイプのロマンスカーかな?後で調べてよう!
車で移動しても珍しそうな電車を見ると感動。何か分からなくても写真を撮ってしまいます。

車両からの景色も見てみたい

楽しいドライブでしたが他の乗り物にも乗りたいので、次は小田急の「箱根フリーパス」を使って箱根を周るのも良さそう。
お得なきっぷのHPを見てたらいつもの妄想が止まらなくなってしまいました(^^)


ケーブルカーに乗って”1059”へ、読んでいただき有難うございました。

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