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低資金から始めたハンドメイド

 この間の【僕が田舎に住んで、好きな仕事をはじめられた理由】の続きを書こう。

やる事はガラスでアクセサリーに決めた。それからだ。スペシャルな得策があったわけではないので、期待はしないで読んでほしい。

 このあいだは資金ゼロからと書いたが、何をするかが決まるまでに少しだけお金を貯めた。でも本当にお小遣いほど。実家の農業はその日暮らしに近いくらいひどかったので。

資金がないので石橋をたたきながら渡った

用意できたのは6万円くらいだったかな。
ソフトガラスでをする場合はバーナー類一式と電気炉が高い以外はそんなにお金はかからない。 でも一番最初にいきなりバーナーを買ったわけではない。

最初はホームセンターに売られているガストーチを使ってガラスを溶かしてみた。ソフトガラスは溶ける温度が低いのでガストーチでも十分溶ける。
資金がないときにはこのくらい慎重にものを進めないといけない。

設備は中古。ただがむしゃらにできる事を

 なるほどガラスは簡単に溶ける。形になる。でもトーチだとススがはいってガラスがグレーの色になってしまう。まあでもちゃんとしたバーナー買えばこれはやれそうかな?という事でバーナーを探す。

新品は5万くらいはする・・・高い。電気炉も新品を買えば5万くらいはする。これは買えない。ヤフオクで中古をさがしてみた。動作確認がすんでるものをさがし、バーナー3万、電気炉1万5千円で手にいれた。

電気炉はアナログメーターがついているが、温度管理はしてくれないので、始めたころはとにかく温度を目視で常に確認しつづけながら制作となった。
大変だったけど、資金がないのだからしょうがない。

屋号が決まる時

 続いては何を作るかだ。何ができるか、何が作りたいか。
色々な方向からできそうなものを探る。だが、作りたいものは決まっていた。宇宙だ。 

宇宙づくりに使えそうな技術を色々調べだした。宇宙の神秘的な色を出すには銀窯変という純銀を使った方法があるみたいだった。早速やってみると面白い効果を確認できた。

そうして、宇宙はなんとかできるだろうという確信を得たので、屋号を決める事にした。

モチーフ、テーマは一点突破

 うちの屋号はSORA。宇宙を意味するほうのSORA。モチーフやテーマが決まれば名前も決まってくる。屋号も宇宙に特化した名前にした。これは今後の展開を見ると危険なようだけれども、作れるものがないところからのスタートなのだがら、一点突破するほうが良いと思った。

同じものを作れば練度もあがるし、テーマがピンポイントだとお客さんを集めやすい。 お客さんに成長させてもらえるようなお店になれば、何ももってない僕らしい生き方なのかもしれないと思っていた。

そして、今でも宇宙を作りたいし、そこから派生して宇宙+生き物などの作品ができてきている。モチーフ、テーマが一点突破からスタートしてもなんとでもなるものだ。

販売にむけてのお店と立地(ネットでね)

 そして、テーマ、モチーフが決まったらお客さん集めだ。ネットで販売する時も実際のお店と同じで、どこでどういう人を対象に活動するかっていうのを明確にしないと売れない。

作品を作りながら、お客さんになる人を探す。
お客さんを探す場所はどこにするかから始まり、どこで売るかも決めていくことになる。

なぜツイッターを選んで、ミンネを使っているのか、それはまた次回書こう。 




 

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