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脱豆腐メンタル!操縦に自信を持つ5つの方法

実は豆腐メンタルな私。
ドローンを初めて操縦してからしばらくは
緊張で指がプルプル。。。

技能講習や認定会など、
人前で飛ばしたりする時は
慣れるまで指プルが発動。

こんな経験もあり
実は「自分には向かない仕事かな?」
とも考えました。

今でも緊張はしますが、
平気でドローンを飛ばせるようになりました。
どのように対処したのか
参考にして下さい。


5つの方法

自信が無いというのは自己評価が低く
その仕事だったりミッションに対して
自分が出来るのか?
と不安になることが原因だったりします。

結論、不安な要素を減らすことで
自信が持てるようになります。

ドローン操縦での不安要素は、
墜落しないか?
正しく運用できるか?
という事になります。

解決するには、以下の対策をしてみましょう。

  1. 機体性能を知る

  2. 安全装置を確認する

  3. 操縦練習をする

  4. 自分と機体の限界を知る

  5. 実際に業務で使用する

では順を追って深掘りしますね。

1.機体性能を知る

知らないことが起きることで、
不安になります。
解消する一歩は
機体性能を知ることから始まります。

・アプリの使い方と設定

現場でどこにその機能が入っているのか
わからないと、焦りが出てしまいます。

基本的なカメラ設定、
センサーのON/OFF、
最大高度、距離設定、
飛行制限空域内での自動ロック解除方法など
ひと通りどこのメニューからいけるのか?
把握しておきましょう。

アップデートで画面や場所が変わる事もあります。
仕事に行く前日に
アップデートの確認をしておけば
現場で一気に不安になる事も
なくなるでしょう。

・機体の挙動を知る

機体によってスティック操作した時の
動きが違います。

これも普段から触っていないと
どう動くのかわかりません。

例えば、突風が吹いた時に
離陸時、飛行時
風を受ける方向によっても違います。

・設定を変えながら熟知する

カメラの設定や、
シネマ・ノーマル・スポーツなどの速度設定
この設定にするとこうなるという結果が
ある程度自分の中に蓄積できると
現場であたふたせず
自信を持って設定できるようになります。

2.安全装置を確認する

もしもの時の頼みの綱です。
万が一の時に、機体がどうなるか?
離陸地点に戻ってくるのか?を
知ることで不安に対処できます。

・距離や高度制限

設定することで、その上限値に機体が達したときに
どのような動きになるのか?

逆に、設定が入っている事に気づかずに
目的の位置まで機体が進んで行かない
という事もあります。

センサーのON・OFFで
機体がどの位置まで進行できるのか
前後左右、上下、どの範囲でセンサーが効くのか
逆に効かずに、ぶつかってしまう恐れがあるのか?

これも知っていればすぐに対応できますね。

・バッテリーフェールセーフ

普段の運用で私は30%くらいで
帰還させるようにしていますが、
これももし時間がかかってしまった場合に
バッテリーが何%になった時に
機体がどのように動くのか

これ大事です。
自動帰還モードで離陸地点まで戻るのか
その場に自動着陸してしまうのか?
この挙動を知っておかないと、
重大な事故につながってしまう事もあります。

逆に挙動を知る事で、
自分の対応方法も瞬時に判断できます。

・ラジオフェールセーフ

先程はバッテリーでしたが、
これは送信機と機体の距離や
障害物、電波障害によって
電波が遮断された時に作動します。

最近の機体は電波がよく飛ぶので
普段電波が切れる経験をしにくく
なったかもしれません。

長距離飛行や目視外飛行時に
やはり発生しやすいので、
機体が目視できていない不安要素があります。

送信機との間に障害物がどのように入ると
電波ロストが起きやすいのか?
なども安全な場所で試しておきましょう。

3.操縦練習する

基本中の基本ですが操縦練習は大事です。
自分の指を信じられるようにして下さい。

・ATTIで基礎練習を繰り返す

最近の機体はATTIモードに切替え出来ない
ものがほとんどになってしまいましたので
実際にできる環境に無い人も増えてるのかと思います。

都市部や橋梁などの構造物の下など
特に点検系の仕事ではGPSの補足数が
極端に減る環境での仕事もあります。

突然流されたりする事もあります。
ATTIで基礎練習が出来ていれば、
そんな場合でもある程度はリカバリー
出来るのではないでしょうか。

・遠くまで行った機体を戻せる

ドローンが遠く飛んでいくと、
きちんと手元に戻せるのだろうか?
と不安になります。

練習でそのような環境の時には
どうやって手元まで機体を戻せるのか?
という事をやっておくと焦らずに対応できます。

今機体がどっちを向いているのか?
機体を目視で方向確認する以外にも
アプリで確認する方法もあります。

機種を自分に向けて戻す方法もあれば
バックで手元まで持ってくる事もできます。
対処方法がわかっていて、実践できると
安心して遠くまで飛ばせます。

・人に見られていても平常心

私は特に誰かに見られている場面が苦手で
ドローンを初めて最初の頃は
なるべく人に会わないように練習をしていました。

これはコレで集中して練習はできますが、
人がいる環境で飛ばしにくくなってしまう
という事もあります。
人に見られる事に慣れていきましょう。

4.自分と機体の限界を知る

どれくらいまで自分と、
機体が問題なく飛行できるか?を知る事で、
その限界以下で運用を行う判断ができます。

結果として、現場での精神的余裕につながります。

・自分の集中力はどれくらい続くか

練習していると連続で何分くらいまでが
自分の思った通りに飛行できるか?
を知ることが出来ます。

集中力が切れると、事故にもつながりますので
休憩のタイミングなどを計算できるように
しておきましょう。

・風の強い日の挙動やバッテリーの持ち

風に限らず低温下も同様です。

機体にとって過酷な条件だと
どのように動くか?
音はどのように変わるか?
など知っておく事です。

なんかいつもと違うけど。。。
仕事やらなきゃならないし
不安だけどやるか
という心理状況でやると
不安で不安でパフォーマンスも発揮できません。

安全な場所で試しておく事も必要です。

・電波がどこまで届くのか?

先程のラジオフェールセーフでも書きました。
電波って見えないので、どこまで届くのか不安になります。
特に障害物が多い場所での運用は。

見えない電波を想像しながら
この条件だと電波強度が下がってしまう
という事を経験する事で
自分の立ち位置を変えたりし
安心して操縦に集中できます。

5.実際に業務で使用する

練習も大事なのですが、
本番が自分を大きく成長させます。

現場では色々な状況や要求が発生します。
これにその場で判断して対応してく事が
筋トレと同じで、自分自身に負荷をかけ
それをクリアする事で身になって行きます。

まずは小さな一歩から、
実際の現場で経験してみて下さい。
繰り返す事で、大きな自信がついていきます。

まとめ

自分のドローン運用・操縦に
自信を持つことで
不安から解放されます。

そのためには
機材と自分をよく知り
こうすれば、こうなる
この場合は、こうなる
という知識と経験が大事です。

繰り返し行うことで、
大きな自信になって行きます。
脱豆腐メンタルしましょう!



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