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私の祝祭の日

見出しの写真は、祝祭の日に撮影した写真です。
この日は見るもの全てが眩しいほど光って見えました。

この日は、人間と神様が出逢った日、救われたことを心から感謝し、褒め称える特別な1日でした。

どのようにお祝いしようかとこの日を意識し始めたのは1週間ほど前からでした。ある程度私の中で計画を立てて日が近づくにつれて緻密に予定を決めていきました。

私は、以前書いたように、一時は呼吸困難になるほどの苦しみを体験しました。その他、生まれつきのアレルギー反応が酷い時はアナフィラキシーのような症状に苛まれる事もあり、大好きだった聖書も部屋で読むことができなかったり、呼吸が苦しいと賛美が上手くできない、酷い時は薬で症状を抑えていた為、睡眠が浅く明け方を通して祈ったり、落ち着く居場所がないという日々がありました。

外に出ることが御心なのかと、1日の大半を外で過ごすということも試したりもしました。
私は、スポーツを辞めて以来すっかりインドアとなり、これまで必要以外、外に出るということをしてきませんでした。

元々アウトドアではなく、遠出はあまり得意ではありませんでした。まして1人で出かけるのに対しては人一倍億劫で、外食を1人でできないほどの人間です。
何度かこれらのことに挑戦しましたがなかなか勇気がでずに、断念するばかりでした。

今回、祝祭の日ということで、御言葉でもいつもと違う場所に行き、いつもと違うものを食べなさいと仰られていたので、私の中で勇気を出して少し遠くに行ってみようと考えました。
とはいえ、県内での遠出を考えていました。

そんな中、私の中で一つ行きたいなと思う場所が脳内に浮かびましたが、その場所は飛行機に乗らなければいけない場所で、予算的にも厳しいと考えていました。
また急な予定でもある為現実的ではないと考えました。
とりあえず、県内で遠出して何か美味しいものを頂こうと考えていると、前日に神様が働いてくださったと思うしかない、思いもよらぬ形でお金が舞い込んできました。

これはもしかして、脳内に浮かんだ場所に行けと言うことなのかと思いましたが、それも前日の夜だったので飛行機の席をすぐに確認しました。

すると空席が数席残っている状態でまさに舞い込んだ額に収まる金額で購入可能だったのです。

私は驚きとっさに祈りました。
「私は、1人旅もしたことがなく、遠い土地に行く勇気もありません。正しい使い道を教えてください。
行けと言って下されば直ちに手続きをします。」

続けて、「御心ならば大雨を降らせて下さい。」

私は信仰が薄く、霊感で動くのではなく印を求めてしまいました。
その日は曇り空でした。祈ってから1時間程経とうとした時でした。雨が少し降り出しました。

私は驚き、気づけば大きな気持ちの変化が起きていました。
「神様、どうしてもその土地に行ってみたいです。どうかもっと雨脚を強めて下さい。」

すると気がつけば大雨となり、私は約束通り即座に飛行機と泊まる宿を確保しました。

前日の夜にまさか、急な予定変更があるとは思いませんでしたが、もうキャンセルができないと思い思い切って明日は一人旅を頑張ろうと決心することとなりました。

翌日早朝から歩いて最寄駅まで行き、電車で空港に向かいました。
空港に到着すると、空がとても美しくこの旅を背中を押して送り出して下さった神様が物凄く綺麗な情景を見せて下さったのだと感じました。

飛行機で目的地に向かうと、到着時からその土地の空や見るもの全てが、私の住む土地で見ているものと放つ輝きが違うと感じました。

そして、目的地まで電車で向かいました。
そこからは徒歩で散策しましたが、見るもの全てが光ってみました。
それらをカメラに収めながら歩き続けました。

上記で話した通り、すっかりインドアになってからこれほど徒歩で移動した事はないというほど歩き回りました。
これまでの苦しみを吹き飛ばすほどの景色を存分に味わい、気づけば昼を過ぎていたので、ご飯は何を食べようかなと考えながら歩いていたのですが、街を外れたところまで歩いていた為、なかなか食事にありつけませんでした。

その後、かなり歩いて辿り着いた飲食店は定休日、
更に進んで見つけた店も営業しておらず、途方に暮れていました。

ここまできて、コンビニでご飯というのはきついなぁと思いながら歩いていると、路地裏の小さな看板に目がいき、見に行くと個人経営のようなレストランを見つけました。

本当に隠れ家のような場所にあり、こんなところだと地元の方以外はある事すら気がつかないだろうなというような立地でした。

入ってみると若い男性1人で経営しているようで、外装は普通の家のようですが、中はとてもオシャレなレストランでした。

私は、日替わりランチを頼みました。すると普段絶対に口にしないものばかりがでてきました。

その食事が本当に美味しく、普段食べたらこうならないだろうなと思うほど、身に染みる美味しさでした。
これほどの味ならもっと人気がでるはずなのではないかと考えましたがその日は私ともう1組のみ、

店内も静かで、今思えば、億劫な私でも1人で入り美味しく食事を頂ける探しても見つからないお店に神様が導いて下さったのだと感じました。

食事の後、力が漲り賛美しながら歩き続けました。
かなり距離を歩き気づけば数駅分歩いており、
そこから電車に乗りホテルへと向かいました。

ホテルに到着すると、流石に足腰に疲れがきていた為、お風呂に入りました。
携帯に備わる万歩計を確認すると、
なんとトータルで30,000歩を優に超えていました。
距離にして、25キロほどでした。

今でも信じられず、いくらスポーツをしていたとはいえ、よく歩いたなと今は思います。

終わってみると本当に夢のような時間であり、写真を見返してもどれほど恵み深い時間を与えて下さったのかと感謝し切れないほどです。

神様を近くに感じられる1日であり、毎日これをほど近く感じ、私自身も神様の事を常に意識して生活できればどれほど幸せだろうかと感じました。

地上天国の一端を体験できる1日だと御言葉で仰られていた事が現実なのだと感じました。

神様が私を勇気づけ押し出して下さったからこそこのような体験ができた旅をすることができました。
心から感謝致します。

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