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男性ボーカル曲のカバーに挑戦! ~三浦大知さんの歌を歌えるか!?~③

前回、前々回(男性ボーカル曲のカバーに挑戦!①、②)をお読みいただいていない方、まずは ↓ をご覧ください。

いよいよ撮影当日

撮影はコンサートとは違う緊張感があります。
今回の撮影場所は、東京の某教会。何度かクリスマスコンサートでも訪れている場所ですが、天井が高い礼拝堂にきれいなステンドグラスがあり、とても神聖な雰囲気に満ちています。『ふれあうだけで~Always with you』をあの空間でどう響かせられるか、がんばります!

過去の動画をご覧いただいた方はご存じの通り、調の調整、テンポ感など、なかなか苦戦を強いられましたが、なんとかこの日を迎えました。ピアニストの中村達郎さんには調の変更をお願いしていたので、最終的にどうなったのか、直前リハーサルまでドキドキでした。

木村「よろしくお願いします。急に調の変更をしてすみませんでした……」
中村さん「いえいえ、結果的にA Dur(イ長調)の方が弾きやすかったので大丈夫です!」

良かった! ちょっとホッとして、リハーサルを開始しました。

「守りたい あなたを~♪」

クライマックスに向かっていくにつれ、ピアノと歌の歯車がまだかみ合っていないところがありました。テンポです。お互いにどんなに調整してきても当日の会場の響きなどによって調整が必要なことがあります。

気になる部分を何度か練習し、無理に合わせているような心地の悪さを感じつつ、どうにか合ったかな、というところでリハーサルは終わり。

もう本番にかけるしかない。

いざ撮影本番


休憩後、撮影本番になりました。
撮影なので上手くいかなければ撮り直しができますが、経験上繰り返しても質が向上していくことはあまりなく、疲れて劣化していくことの方が多い、少なくとも私の場合はそうだと思います。
最初の1、2回の撮影がとても大切、全集中(?)で1回目の撮影を終えました。映像と音源を確認したところ、可もなく不可もなくという感じでしたが、リハーサルでのテンポの違和感を気にしすぎて、どうもスケールが小さく神経質な音楽になってしまいました。表情も硬い……。到底満足いくものではありません。

よし、もう一度撮り直し、次で決める!

ここでふと、今年出演した舞台『蜜蜂と遠雷~ひかりを聴け~』で、共演者が「守りに入らず、攻めて表現していこう」と話しているのを思い出しました。そうだ、思いっきり歌おう!

いざ2回目

リハーサルで感じたテンポの違和感もなく、歌い終わっていました。
表現の幅も1回目以上に大きくなり、終わったあと、いけた! と思いました。

思わず中村さんに「練習を含め、一番よかったですね」

と声を弾ませました。

当日奮闘した様子の動画はこちらです↓

練習には苦戦しましたが、この歌に出会えてよかった、そしてこの曲を歌いこなされている三浦大知さんを、改めて尊敬しました。

集大成の動画も間もなく公開予定です。お楽しみに、そして温かい目でご覧ください(笑)

男性アーティストの歌、難しかったですが、また挑戦していきたいです♪

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