見出し画像

「賢い人の秘密」を読む - ①アリストテレスが王に教えた「6つの知恵」

土曜日は鬼門だ

以前の記事でも書いたが、ボクは毎日1000~1500文字くらいの記事を書くことを習慣化しており、曜日ごとに以下のようなカテゴリで、いろんな本から受けたインスピレーションを自分の言葉に換えて書き連ねている。

月曜日 →物流について
火曜日 →環境問題について
水曜日 →経営戦略について
木曜日 →人間心理について
金曜日 →マネジメントについて
土曜日 →自己成長について
日曜日 →ボクの好きなことを書く

その中で、土曜日だけが鬼門だ。
なんだか土曜日の朝は頭が上手く回転しない感じがしている。インスピレーションの受信力が下がるサイクルなのだろうか。それとも、このところ本業が忙しいことから、脳が休息を欲しているのだろうか。

まあ、ちょっともがいてみるのもいいことだ。
ストレスのない環境では成長はできない。

哲学を深堀ってみよう

さて、最近ちょっとしたきっかけで、高校生向けの「倫理」の参考書を読んでいた。

この本の登場人物の多くは「哲学者」(もしくは思想家・宗教家)と呼ばれる人だ。古代ギリシャのデモクリトス(B.C.460-B.C.370)からスタートして、キリスト教、仏教、古代中国の思想家、近代の思想家、日本の思想家などが(おもしろフレーズ満載で)網羅されている。さすが、代々木ゼミナールの蔭山先生。これはこれでおススメだ。

…そうだな、哲学について深堀ってみるのもいいかもしれない。
これまで、誰かの哲学的な思想に単体で触れたことはあったが、哲学と言うものを俯瞰でとらえようと考えたことはなかった。

てつ‐がく【哲学】

《philosophyの訳語。ギリシャ語のphilosophiaに由来し、「sophia(智)をphilein(愛する)」という意。西周(にしあまね)が賢哲を愛し希求する意味で「希哲学」の訳語を造語したが、のち「哲学」に改めた》

1 世界・人生などの根本原理を追求する学問。古代ギリシャでは学問一般として自然を含む多くの対象を包括していたが、のち諸学が分化・独立することによって、その対象領域が限定されていった。しかし、知識の体系としての諸学の根底をなすという性格は常に失われない。認識論・論理学・存在論・倫理学・美学などの領域を含む。

2 各人の経験に基づく人生観や世界観。また、物事を統一的に把握する理念。「仕事に対しての哲学をもつ」「人生哲学」

[類語] 形而上学・思想・主義・理念・信条・信念・人生観・世界観・思潮・イズム・イデオロギー・精神

デジタル大辞泉 より

アリストテレスの「6つの知恵」

そんな流れの中で、ボクは一冊の本を手に取った。
クレイグ・アダムス著 「賢い人の秘密」という本だ。

この本は、古代ギリシャの哲学者アリストテレスが王アレクサンドロスに伝授したとされる6つの知恵を現代的に解釈し、現代社会を生き抜くための思考術として紹介しているものだ。

6つの知恵とは以下の通り。
1. 演繹: 論理的に思考し、物事の本質を捉える
2. 帰納: 経験から学び、新しい知識を創造する
3. 類推: パターンを見抜き、推論する
4. 実体: 曖昧さを避け、真実を見極める
5. 意味: 言葉の真意を理解し、誤解を避ける
6. 証拠: 偏見を捨て、客観的な判断を下す

蔭山先生によると、アリストテレスはこつこつ型で、「観察→記録→整理→体系化」という科学の基礎を作り「万学の祖」と呼ばれた人物だ。科学的にものごとを考えるボクとしては興味ある人物じゃないか。

うん、いいかもしれない。
いまのところボクの中でしっくり来ている。(笑)

来週以降、この本をじっくりと読み解いて、そこから受けるインスピレーションを文章化していこうと思う。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
最後まで読んでくださってありがとうございます。

これまで書いた記事をサイトマップに一覧にしています。
ぜひ、ご覧ください。

<<科学的に考える人>>


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?