『新シーズンに向けて』　4年・#8　由井健太

新四年、背番号8の由井健太です。
時が過ぎるのも早いもので後輩として支えられてきた時期ももう終わり、今度は自分が最上級生として後輩を引っ張る立場となりました。そこで今年度私が掲げる目標は二つあります。

一つは雰囲気面で、「圧倒的な力を持って上智大学男子バスケットボール部の雰囲気を私から作る事」です。具体的には単純で、私が毎日誰よりも声を出し、それに加えてチームメイト一人一人とのコミュニケーションを欠かさない事でこの目標の達成を目指します。この目標は引退する最後の試合までこれを継続する事がゴールです。

私が掲げる二つ目の目標はプレイ面で、「機会をもらった時に安定して活躍する事」です。特に私が力を注いで練習に励んでいるスリーポイントで活躍する事を目指します。これを達成するためには日々の練習での意識の高さが重要になってきます。

誰よりも一つ一つの練習、一本一本のシュートの意味を考え、自分が試合でプレイしているイメージを常に持つようにします。そして私にはこれら二つの目標に加えて、密かに掲げている裏の目標があります。
それは最後の最後の引退となる試合でもし機会をもらえた時には、与えられた時間の中で私が四年間練習したスリーポイントを一本沈める事です。これを達成した時に私が四年間、バスケの経験があまりないながらも頑張り続けて、それが報われた最終的な形だと考えています。

ここまで長々と私個人の目標を綴りましたが、私が最も重要視しているのは圧倒的に一つ目の、雰囲気を作るという目標であり、それによって「勝つ雰囲気」を作り、チーム目標である四部上位リーグに残る事が何よりも大切です。とにかく私からバスケ部の雰囲気を作っていき、それをチームに広めるラストイヤーにします。さらに最上級生として後輩に常に見られている事を自覚し、バスケットボールに捧げる一年にします。

最後に日頃ご支援、ご声援を頂いているOBの方々、いつも有難うございます。皆さんの期待に応えられるように日々練習に励むので、これからもよろしくお願いいたします。