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『上智の色を』 3年・#9 副主将 小川 祐樹

こんにちは。総合グローバル学部3年、副主将を務めます小川祐樹です。

 本当に時間は早いもので、上南戦、夏合宿とシーズンの大きな山場が次々と終わっていき、集大成であるリーグ戦が開幕する時期がやってきました。

昨年は全く試合に絡めておらず、ある意味で”初めて”のリーグ戦である為、興奮と不安と様々な感情に包まれています。
そんなリーグ戦への意気込みをテーマに今回のブログを書いていきます。正直書いていて少し恥ずかしくなりましたが、最後までお付き合い頂ければと思います。

(まだまだ自分の頭にある考えを言葉にするという作業には慣れませんが、実直に向き合って精一杯吐き出したいと思います。)

 結論から言うと、「上智大学のバスケットの解像度を引き上げること/再現性を高めること」の二つがリーグ戦における目標であり、意気込みです。

 現在、私は出場時間を多く獲得している以上、得点•ディフェンス•リバウンドなど全てを通してチームの勝利へ貢献することは至上命題となっています。勝利に貢献するという当然の意気込みに関連して、重要な要素になるのが上記に掲げた2つだと考えています。


解像度と再現性とは


 「なんか点入ったな」「なんか守れたな」「なんかリバウンド取れたな」という曖昧さを多く残した状態を解像度と再現性が低いと私は考えています。このような状況では個人としてもチームとしてもあまりに不安定で、試合数の多いリーグ戦において勝ちを積み上げることは困難になると思います。特に能力者が少ない我々であれば、余計に勝つことは難しくなります。

 我々は昨年、そしてここまでのシーズンを通して「自分達のバスケットはこれだ」と言い切れる状態では決してありませんでした。一方、他大学には明確にやりたいバスケットが伝わってくるようなチームが何校もいました。今年は自身の出場時間が増えたからこそ、上智とそのような相手校とのバスケットの解像度と再現性の差をひしひしと痛感してきた今シーズンでした。

変化と決意


 今シーズンは新ヘッドコーチの就任や部内の不和などが影響し「話し合う」までに至らず、練習試合も有意義に消化しているとはとても言い難いチーム状況でした。しかしながら、現在は地に足をつけ、着実にこのチームが歩みを始めた実感があります。

 その要因は後半シーズン始まってから、チームに良い文化が徐々に築かれていることにあると思います。具体的には、話し合いを通した互い認識の擦り合わせが出来ている事、藤原さんの考えをしっかりと聞き実践しようとする姿勢があること、コート内のコーチングが活発になっていることなどがそれを表していると感じています。特に今回の夏合宿を通しては、上記のことを達成できていた時間帯がコート内外を含めてとても多かった印象があります。この文化をチームにより濃く、より深く、全員で浸透させていくことが個人とチームの成長そして勝利に繋がると私は考えています。

 この文化を通して「上智のバスケット」の解像度と再現性を高めていく。具体的にはカッティングやレシーブのタイミング•コーチングの質•ディフェンスのルール徹底など全ての完成度を上げ、「上智の色」を作り出す。別の言い方をすれば、点の取り方やディフェンスにおける共通認識を「全プレーヤー」が持つ事とも言えるかもしれません。その為には、みんなもっと話し合おう、もっと疑問をぶつけ合おう、もっとやってみよう。


 上記の全てを達成し、リーグ戦で勝利を重ねたい。

これが私の意気込みです。

 大層なことを述べましたが、リーダシップ•フィジカル•シュートなど何を取っても足りない所ばかりの自分ですし、チームも個人も苦しい時間帯は必ず訪れます。しかし、自身とチームの力を最大限に発揮し、「信じた努力が報われることを証明」したい

と思います。

 最後にOBの皆様、平素より暖かいご声援ありがとうございます。OBの皆様による支えなくてしては、我々の活動は成り立ちません。心より御礼申し上げます。引き続きご指導並びにご支援賜りますよう、何卒よろしくお願い致します。

 長く拙い文章になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

小川祐樹

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