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繊細ワ―ママが、楽に生きるために心がけていること~子ども編・職場編~

このnoteは、「人」をテーマとした HRラボほくりくアドベントカレンダー企画にエントリーしています🎄

2022年、ワ―ママ3年目に突入しました。
人が好きだけど、ちょっと繊細。そんな私が、家庭と仕事で少し楽に生きるために心がけていることをまとめました。

私ってこんな人

私は、人の気持ちに敏感な性格です。
目の前の相手の喜びや幸せが何よりも嬉しい。と言えば聞こえは良いですが、自分の言動で相手を傷つけたり嫌な思いをさせたりしないか気にかけていることが多く、自信がないタイプです。

「優しい」「気配り上手」などと周囲から言ってもらえるのが嬉しい反面、オブラートに包みすぎて言いたいことが伝わらず、これは本当の優しさと言えるのだろうか、こんなんでいいのか自分と思うこともよくあります(笑)

人が好きだけど繊細な私が心地よいペースで生きるために、人付き合いで心がけているとちょっと楽になることをまとめました。同じような方、また繊細な方が周りにいる方に参考になれば嬉しいです。

前編と後編に分けて書きます。
【前編】子ども編、職場編 ◀今回はこちら
【後編】パートナー編、自分編

子ども編

私には、5歳の息子と3歳の娘がいます。可愛くて、唯一無二の存在ですが、自分の無力さをつきつけられ悩む場面が多々あります。仕事もあり、家事もあり、全てを子ども優先にしていると自分の身がもたないので、こんなことを心がけています。

①遠回りを楽しむ

何かを完了させられなくても、その場を楽しむことが、遠回りだけど子どもの心の栄養になるのでは、と思って接しています。
例えば絵本の読み聞かせ。少し難しい本を読むと「〇〇ってどういう意味?」で進まないことも1冊読み終わらないこともあります。ついつい区切りの良いところまで読みたいと思ってしまいますが、親子のコミュニケーションタイムになっていることや、小さな疑問がやりとりを通して解消される経験を子どもがしていること、本が合わなければ途中でやめても良いことなど、色んな経験が子どもに残ってくれるんじゃないかなと思っています。親の区切りが子どものちょうどいいとは違うこと、中途半端でも十分OK、そんなことを意識することでちょっと子育てが楽になっています。

②その子自身のタイミングがある、と信じる

できることにはその子のタイミングがあり、周りと比べて落ち込むより、その子の過去からの成長を喜んだ方が心穏やかに過ごせると思います。

例えばトイレの自立。息子は他のお友だちよりオムツ外れに時間がかかり、先生から「完全にできていないのはあと数名です。年少になるまでに全員オムツを外したいので家庭でも協力をお願いします」と言われたことがありました。先生も良かれと思って声をかけてくれたのですが、私も焦りから息子への声かけについ力が入ってしまい、一朝一夕で進むものでなかったので母子共に苦しい時間でした。

それを気にかけてくれた他の先生が「自分のペースでいいよ。できてないわけでないし、年少さんになっても遅くない。お母さんが気持ちを楽に。」と声をかけてくれました。確かに大人になってもオムツをしているわけでないし、数ヶ月遅いだけで苦しまなくても良い。そうして心をゆるめて過ごすうちに自然と息子もできるようになりました。排便も、たしか周りのお友達より1年ほどゆっくりペースで、いつの間にかできるようになっていました。先は長いので、息子のペースでできた!を喜べる方が楽しいと思った時期でした。

他にも、お友だちはもうひらがなが書けている、習い事をしていてあんなことができる、など比べるポイントがたくさんやってきます。比べることで張り合いはあり、子どもの成長を促すために親の援助は必要で・・・とは思いますが、どうしても比べて気になってしまう私は、わが子はわが子、お友だちはお友だち、と言い聞かせる方が神経質にならずにすみそうです。

職場編

パート事務と大学の研究補助員の複業をしているのですが、その中で感じていることを書きます。

①状況を伝えて頼る

子育て中の制約や、もう一方の仕事の状況など、言わないと伝わらないのが当たり前ということに気づきました。そして、伝えたら理解してくれる方々がいることも。

パートの方は平均年齢が30歳くらいの、若者が多い会社です。私が入社した2年前は子持ちで働いている方はいませんでした。(今は、社長には可愛いお子さんが生まれ※社長のパパ日記参照、1年前には同じくママさんもやってきて、何かあったときは共感しながら働いています🙌)文字通り寝食を忘れて働く人もいる中、私が同じように働くのは物理的に無理があります。ただ、やる気がないわけでなく、全力で取り組みたい気持ちには変わりありません。

ちょっと無理してでも、とリモートワークができる会社のため、頼まれた仕事をやりきりたいときは夜や早朝に勤務していました。もちろん会社から強制されたことは一切なく、これくらいできないとついていけないという自分の気持ちが勝っていたからです。でも、子どもの急な熱でのお休み、業務量と使える時間の兼ね合いでキャパオーバー、家庭の時間を削ることで色々なところにほころびが・・・とそんなことが重なり、しんどいこともありました。自分が仕事を必要以上に抱えてしまうことで、仕事の質を保ちにくいことも、急にお休みになったときに迷惑をかけるということも分かりました。

期日から遅れそうであれば予め調整したり、どうしても量的に難しかったら相談したり、最近は状況を伝えて周囲に頼ることで楽になっています。大きかったのは、少し共有すると、ありがたいことに支えてくれる人がたくさんいたことです。社長に相談したとき、この会議は減らせそう、これは〇〇さんにやってもらえるか聞いてみたら?など、具体的に提案してくれました。お願いした相手も、快く引き受けてくれます。みんな忙しいからと我慢して働くより、きちんと伝えて理解してもらう、具体的にどうすれば良いか考える、そうやって仕組みを変えることで、より今持っている仕事にもフォーカスできるようになりました。私も頼られたら嬉しいので、お互い様の精神で、持続可能な働き方で楽しく続けられたらなと思います。

また、「後輩や新しく入る人に同じように働いてほしいか」の視点も大きいです。自分が子育て世代になってみて、一生懸命働きたいけど制約があるということを実感しました。自分も含め、同じ立場の人、何かしら制約がある人には、過度な無理なく仕事を含めた自分の人生がハッピーになってほしいなと願っています。

そして、理解してもらうには普段から信頼されるような行動をしておくことが大事だと思うので、日々自分のできる範囲でコツコツ取り組むことが、地味だけど一番楽に生きるコツかもしれません。

②特性を理解し合う

人によって仕事の進め方や大切にしてるポイントが違うことを理解した上で関わることで、ぐっと働きやすくなりました。

パートの方では、行動や思考の特性を、診断ツールや研修を利用して、お互いが理解するようにしています。私も受けたのですが、自分の特性が分かったと同時に、「よかれと思ってしていた方法が、ある相手には適しているけど、ある相手にとっては負担だった」ということに気が付いて衝撃でした。

具体的には、私は何かに取り組むときに順を追って進めていく方が安心なのですが、他の方は細かな手順よりアイディアを発散させることを得意としていたり、ロジカルに考えて最善の方法を選ぶことができたりと、様々なタイプがいることが分かりました。性格が違うのは当たり前ですが、お互いの優位な部分が分かることで、得意な部分に頼ったり、逆に自分は強みを生かせるところを意識して重点的に取り組んだりすることができます。

お互いに、しっくりくる方法を理解し合うことで、仕事がしやすいなと感じている次第です。受講を推奨してくれた会社に感謝です🙌

ちなみに私たちが受けたのは、EG(エマジェネティックス)研修です。

パートナー編、自分編も書こうと思ったのですが、長くなってしまったので後編に分けます。自分の心の内を言語化するチャンスをくれたアドベントカレンダ一に感謝して、一旦筆をおきます🎄(つづく)


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