「産む、産まない、産めない」甘糟 りり子 / 「子のない人生」酒井 順子

最近この手の本を気がつくと手にしています。
いよいよ本格的にアラサーに足を踏み入れているというだけではなく、この1,2年で驚くほど増えた同級生の子供自慢SNSの影響もあり。

この手の本を読まずにはいられない時点で、色々な気の迷いがあることを認めないといけません。

産む、産まない、産めない /甘糟りり子
何も押し付けない小説でした。想像力をもつために、誰しも読んでみてほしいです。


子のない人生
/酒井順子
事実だと思いました。でも作者の劣等感を感じてしまったのと、子供が必ずしも親より長く生きるとも限らないことや五体満足とも決まっていないという視点がないように思いました。

わたしなりの、26歳現在の結論

●所謂子ども好き世話好きでない人にとって、子育ては修行である一方で、健康に成体(精神的混乱期の思春期も過ぎてから)になった後に互いにもたらすことのできる"あたりまえの幸せ"指数は一般的に高い

●妊娠も出産も男性にとっては他人事なので、最悪の場合は身ひとつ、1人でも育てると腹をくくらない限りは安易にヒトを産み落とすべきではない

●産み落とした後の国の子育て支援にも期待できないので、経済的にも精神的にも肉体的にも相当な負担があることを覚悟する、もしくは気にしない鈍感力を身につけるべし

ううん、やはり、考えてしまう人ほど、子供をもつことが怖くなるのでは?

#雑記 #本記 #子ども #女性 #生き方

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