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ビジョナリー・カンパニー弾み車の法則を読んで、好循環の生み出し方を考える

読んだ本の感想をメモしています。

まとめると

弾み車の法則とは
志を決めて、それを反復的ループへ変える。
好循環が推進力を生み出し、長期的永続的な成長につながる。
好循環を継続させる。

どう活かすか
弾み車は、偉大な組織や会社になるための原則の一つであるが、それだけでは十分ではない。いい会社と偉大な会社の違いの1要素にすぎない。

偉大な会社は弾み車を有している。自分たちの弾み車はなんだろう?
なぜ成長できたのかを振り返ることで、自社の弾み車が見えるのではないか。

弾み車の法則とは

例えばAmazonなら・・・
・より多くの商品の価格を下げる
・サイトの訪問者数が増加
・サードパーティーの売り手が集まる
・品揃えが広がり配送網が充実(規模が大きくなる)
・固定費あたりの売上増加
という好循環を生み出している。

自社固有の弾み車がどのようなつくりになっているか?
直前のステップから生じる必然的な結果になっているか?
という点が弾み車のポイントになる。

優れた弾み車には永続性がある

成功要因は新たな発明ではなく、根幹にある弾み車の活用である。
弾み車を壊すのではなく、回し続けて環境に適応していく。ただ続けるのではなく、進化・拡張すること。

永続する組織を構成する枠組み

規律ある思考(ANDの才能)
さまざまな側面の両極にあるものを、同時に追求する。
創造性と規律、自由と責任、厳しい現実の直視と勝利への確信、リスクの制限と大きな賭け、理念と同時に利益、短期目標と同時に長期目標。
両極を求めるバランスが大切。

規律ある行動
最終結果がどれだけ劇的であろうと、偉大な会社への飛躍が一気に成し遂げられることはない。
ローマは一日にしてならず。
たった1つの奇跡や幸運などはなく、継続的に弾み車を回し続けることから勢いが生まれ、最終的に突破段階に入る。

改善し続けるという当たり前の徹底

当たり前を当たり前にやれているか。
PDCAを回す質とスピード。
決めたことをやりきれているか、凡事徹底。

たまに勝てるチームと勝ち続けるチームの違いは、振り返りにある。
勝利した試合からも振り返り、学びを得られるチームは改善のレベルが異なるので強い。

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