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【東京のコスパとサービスは最強&最高!!だけど日本の経済は本当に大丈夫?!?】皆スゴイんだから自信を持とう!の巻

Hola~アスキです!
マイアミに戻って2週間ほどですが、空港についてからサプライズの旅行(これ本当にサプライズすぎたので、この話はまた別途の記事で書こうと思います)、先週はジャンの新しいプロジェクトのためOrlando(ディズニーランドの本場があるところです)に行き、昨日やっと帰ってきました。
ということで、今週から東京の旅を通じて感じたことを書いていきたいと思います。

今回は東京のサービスとコスパ(コストパフォーマンス)について。今日は少し長いですが、お付き合いくださいませ。

検疫の契約書。アメリカにいるとさらにこういう書類も気をつけて読むようになった私。あげく証拠に全ページ写真も撮った。笑

これは序章になりますが成田空港について、検疫を抜けるのに5時間もかかった私
父も律儀に飛行機の時間通りに迎えに来てくれてしまったがために、5時間私が出てくるのを待つ羽目に!(お父さん、その節はありがとうございました!)
5時前に時間通りに成田に到着ですが、そもそもマイアミから日本は直行便がないため、乗り継ぎをどこかでしなければいけないので、最低でも17~18時間くらいかかります。私は今回LA経由で、最短の待ち時間を選んでいる(といってもアメリカの空港は広いので、約2時間は最低見込んでおかないと危険でもあります)のですが、それでも18時間、そしてこの検疫で5時間、と合計丸一日かかって到着という感じ。
覚悟はしていたけれど、予想以上に時間がかかり、空港を出れたのは10時過ぎだったのでグッタリ。しかもお腹も空きまくりでした。笑

スカイラインに乗って、そこからタクシーで帰りますが、タクシーの運転手さんのご丁寧なサービス!!!
スーツケースを載せるときも「どちら向きが良いとかありますでしょうか?」と聞いてくれたり、ルートも何通りかオプションを聞いてくれて、きちんと説明してくれました。
2年間のマイアミのどうでもよすぎる接客に20%のチップをあげている私は「こういう細やかな気遣い、神対応です~っ!!!」とこういう人にチップをあげたいよね!と勝手に納得。疲れていたので、初っ端から感動レベルも一入でした。

摩天楼、東京

そして実家に帰り、私はワクチン2回しか打っていないので、3日間自宅待機で4日目に自主検査を予約していました。
この検査もどこでも良いわけではなく厚生労働省が決めた機関で行う必要があります。そのリストに載っている渋谷の機関に行き、テスト終了。
結果は陰性なので、それをアプリで送れば晴れて隔離が終了、、、のはずなのですが、、、え、、、私が受けた検査場所がアプリのリストにない、、、(検査場所が全てリストになっていて、そこに✔するシステム)。あれ??調べて行ったよね、私?!?なんで??消えた?!汗が出始める私。
何回照らし合わせてもない、、、ナ〜イヨ〜!!

よーく見ると私が行ったのは「PCR渋谷」、検査機関は「渋谷PCR」と若干名前が違うのです。改めてググってみると、確かに2つ存在する。
それどころか無数に渋谷PCR駅前店とか宮益坂店とか色々あることに気づきます。名前がややこしすぎる!
私が行った場所はGoogleのトップに出てくるので、何かの拍子にそっちにクリックしてしまい、そこで申し込んでしまった私。
だけど、名前が違うからできない、、、。
この時すでに夜中。
そして翌日には幼稚園からの幼なじみの結婚式が待っているという、とんでもない事態!
(もう少し余裕みて来い、って話なのですがチケット代が微妙に安くてこの日程にしてしまいました、反省。)

OMG~~~!!どうしよ~!!え~せっかく結婚式に合わせたのに、行けないかもって最悪じゃんしかもたかがこの陰性検査のせいで!
家に帰り、ダメ元でこのリストにない検査機関を似ている名前のところにしてアプリで申請しました。
日本はお役所すぎて、例外は認められずきっと却下されるんだろう、、、と思って結局この夜は心配すぎて一睡もできませんでした。笑

厚生労働省のリストを片っ端からみて、最短で結果がでるところで、朝一で行けそうなところを探します。(奇しくも祝日のため、やっていない検査機関も多々あるという始末)六本木にあったので、朝一番で駆け込む私。
事情を話し、何とか最短で結果を出してほしいと頼み、快く受けてくださいました。
でもこの代償は2万。
渋谷の検査も2万くらいだしているので、4万も払わなきゃいけないと思うと本当自分の失敗に腹が立ってしょうがない瞬間でした。

が、なんと家に帰ってから1時間後くらいに「隔離解除になりました」と通知メールが届いたのです!

最高に綺麗だった幼なじみの結婚式。無事出席できて本当によかった!笑

またOMG~~!!!となり、さっき行った六本木の機関につかさず電話を入れる私。
「あの、先ほど検査して無理を言って早く結果を出してほしいといったのですが、アプリでOKでました!!なので、ダメ元でお願いしますがキャンセルすること可能でしょうか?」と本当にダメ元で聞く私。(本当面倒な客だなぁ~!!て感じですよね、その通りです。笑)
担当の方が「アスキさん、良かったですね~!!無事解除されて!キャンセルって返金もですよね?私じゃ権限がないので、ちょっと確認してみますので折り返しさせて頂きます」とご丁寧に対応してくれ、すぐに折り返してくださり
まだ検査機関に出してないので、事情も聞いていたので今回は特別にキャンセルを受けます、と上司が言っています」と言ってくださいました。

ヤッタ~~!!!!!!!!!余計に2万払わなくて済んだ!!結婚式にも行けるし最高だ!と心配していたところから一気に小躍り状態の私。
さっそくその六本木に向かいます。あまりの親切な対応に「あぁ、チップだよね~!これも!」と思ったのですが、現金は受け取らないだろうなぁ、と菓子折りを持っていきました。
「ありがとうございました、これはお礼ですので」とお菓子を渡そうとすると「こういうのは受け取れないので」と頑なに断られます。
なんて崇高なんだ!すごい、日本人て!とか思いながら
「では置いていくので、どうにでもしてください!」と私も強行的に置いていった次第でした。

店主は草履と着物で、風情があり、これだけで値上げしていいよ!と思った私。笑

こんな感じでその後もこの旅では終始、毎日のように優しさに包まれたサービスを受け取る私。
コンビニの店員さんもタクシーの運転手さんも、あらゆる案内係の人も当たり前のように親切に対応してくれます。

ある日友人と行ったランチは1500円の鉄板ランチで、デザートまで鉄板で作ってくれて、これマイアミなら70ドルはするな、って感じのランチ。
買い物も2年ぶりだと東京の値段の安さと、そこに伴うサービスや商品のクオリティのレベルにも衝撃レベルです。
アンティークマーケットに行った際も、値段も安いわ、店主の方達の知識も凄いわ、久しぶりだったので、やっぱり日本のフリマは違うな!とここでも感じ、今や私も同業者なので、値切るのは申し訳なくなり、値段通り払うのが私なりのサポートで本当に頑張ってほしいと思いました。

TSUTAYAももはや陳列からサービスまで神レベルに感じます。

東京に住んでいる人にとっては、この2年何も変わらないどころか仕事も減ったり、年収が上がるわけでもないか高く感じたり、値上がりしていて不満ももちろんあると思います。
でも私は2年マイアミにいて、しかもその2年でかなりバブルが起きているマイアミ。値上がりも10~20%UPなんて感じではなく、50%くらいも普通。不動産に限っては2倍、3倍といった感じで強烈に上がったりするので、東京の値段はあまり変わっているようには感じなかったどころか、むしろ「お値段据え置き」や「1円でも安く」みたいなマインドが強い気がして、お店の方やメーカーもかなり頑張っているんじゃないかな、という気がしました。(それが良いかどうかはまた別問題ですが) 

いちごが安くて美味しい!日本てすごい!てこんなことまで感動するわけです。笑

さらにこの滞在のタイミングは円安もこんな円安いつ以来?!?というくらいどんどんと安くなり130円近くになってしまい、$が元資本の私にとっては嬉しい反面、「大丈夫か、我が国は?!」と心配になったほど。
いま起きている戦争でも日本の経済に打撃はあるし、今やアジアの中でも中国や韓国はイケイケで急成長、かたや日本はフラットかある意味ゆるやかに落ちているのでしょう。ニュースでも、中国が下請けではなく、日本が下請けの国になっている、と聞いて、それやばくないか??と思った次第です。

え、こんなに色々ついていいんですか?!とかね。笑 ヘルシーだし素晴らしい!

安く買えるのは嬉しいけれど、日本の経済の行く末が心配でもある。
外に出ると、日本は島国な慣習が沢山あるな~と感じる私。
ビジネスに関してもそもそもグローバルに売ろうという頭がある人はあまりない気がします
根底に金儲けというよりもこれが好きで、こういうことをして貢献したい、みたいな善意の気持ちが先に来る日本人は沢山いる気がします。
そしてそんな善意に「金儲け」を絡めるのはちょっと気が引けたり、いまだにお金の話をするのは「下品」という文化も根強くあると思います
日本人は文化人なキャラクターであり、お金ばかり考えることは日本人の美徳と離れているのでしょう。

こんな美しい花屋さんや植木屋さんが会ったらいいなぁ〜!

私ももれなくこの部類であったし、日本にいれば自分より優れたスキルを持った人が沢山いるので、仕事としてお金をもらうにあたりの「プロフェッショナル」のレベルにどうしてもシビアになってしまう。
こんな程度でお金をもらっていいのか?
こんな程度で販売していいのか?

その問い自体は間違ってないと思います。
やるならきちんとやりたい、というのは間違いではないし尊いこと。
でもアメリカで、マイアミで学んだことはもっと「砕けてもいいからとにかく当たって砕けろ!やってみろ!」という実践型。
日本よりはるか枠がない、言ったもん勝ち、動いたもん勝ちの自由な資本主義の弱肉強食世界で、謙虚さはいらないし、待っているのは損するだけなのです。

自分を信じて、自分が思う方法で何でもやってみる→検証する→ブラッシュアップする、この繰り返しを2年した私は、才能あふれる日本人、日本のサービスに声を目一杯大にして「日本人のみなさ~~~~ん!!自信を持ってください~~~~!!!あなたはスゴイんですよ!と漏れなく全員に言いたいです。
日本では「私なんか」と謙遜するのがある意味礼儀のような慣習ですが、それは建前として留めて、本音は「いや、私スゴイわ!!」と内なる才能に水をやり、その声を否定したり建前をいつの間にか本音として刷り込まないでほしいなと願います
そして、それを値段にも反映してほしいものです。
据え置きにしなくていいんです、値上がりに理由があるならそれでいい、値上げすればいいんです。
そういう人が増えていけば、それが新しいノーマルになっていくはず。

古着屋というコンセプトも日本とアメリカだと全然違う。私は見やすくて、クオリティが高い日本の古着屋でアメリカの古着を買うという一見意味ないと思いますが、こんなクオリティ高いのすぐ探せないからいいんです。

そして、日本じゃ難しいんだよね、と思っているならどんどん外の世界に向かって発信することを考えてほしいです。
日本では当たり前だったり、大したことなく思えても世界からみたら「すごい」と感じてもらえることは沢山あるから。
いい意味でも悪い意味でも日本のスタンダードは世界一と言っていいほど高いがために、埋もれてしまったりもしまいがち。
でもあなたが趣味程度、もしくは全然意識していないことでさえ世界ではスゴイのですから。

主婦やママの皆さんの毎日の彩り料理や節約術、掃除や整頓、子育てメソッドだって、コンマリさんが世界でブームになったのと同じで、立派にビジネスになる。
私はすっかりアメリカに感化されて「なんでもビジネスになる!」(これは過去の記事でも書きましたね。↓)という気持ちにすっかり切り替わってしまいました。笑

日本にいるとどうしても「枠」にはめがちですが、可能性は無限大!
自信を持って枠から飛び出してほしいなぁ、と願います。(勝手に願ってごめんなさいね。笑)

最高だ!こうやって突き進みたいです。

そして、日本のこの独自路線すぎて取り残されている感は大丈夫なのか?
と本気で心配になりますが、ジャンは「でも日本はだからこそ世界から見ても異国、異次元に感じる国で、誰もが愛する国なんだと思うよ」と言われました。
確かに、世界と同じ路線に行ったら独自路線、ユニークさは薄れていく、、、本気で島国化してしまって、海外の観光客に異国を訴えた方がいっそいいのだろうか?
観光客へのアプローチすらも、もはや要らないのか?!
日本人からみると、いい加減にしてくれよと思うところも外から見たら良さもある。
どこがいいバランスなんだろう?
どこに落としどころを見出すのがいいのだろう?
これに関しては私にも答えは分かりません。

政治家でもないけれど、自国の未来は本気で考えるし、政治に頼っても悲しいがな進まないし、1票じゃ声なんか全然届かない、と個人的には思っている私。
戦争の募金に情熱を傾けることも美徳ではあるが、私個人としては出来ることを一生懸命目の前からして、自分の国や日本人の人にもっと貢献できるようなことに努めるのが自分の中では優先順位が高いかなぁ、と思っています。
あとはマイアミで革命を起こす。笑 
革命って言ったら大それているけれど、草の根運動から「気づき」や「目覚め」が起きて派生してくれたらいいな、と願っているだけのことです
1日1人に気づきが起こせたら、1年で365人になる。
そんな気持ちで私はこのNoteを書いたり、自分のプロジェクトを進めたりしています。
押し付けたいわけではないので、「ま、アスキの戯言〜」と軽く聞いといてもらえれば嬉しいです。

日本の皆さま、お疲れちゃん。でもこんな写真も東京ぽい、て感じます。

とにかくこれを読んだあなた、謙虚さは棚に上げてみて、自信を持ってヨッシャ~やったる!これでいいんだ!と思ってくださいね。
小さいけれど、そんな一人一人のエネルギーが今の日本には必要なんじゃないかな、と思うから。
暗闇は光に気づくためのものでもある。
この暗さも必要悪だった、くらいに最後は笑いたい!
だから長くなりましたが自信ね、自信!!自分のパワーよ!

ではでは〜!

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