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林業編Vol.2~林業大学校での1年間~

<はじめに>

昨日は本当に眠かったです。
気を取り直して、本編進めます。

今回は林業大学校での1年間についてです。

<研修の流れ>

林業大学校での研修は

座学
実習
資格講習

に大きく分類されます。

講師は県の職員であったり
事業体の方であったり様々です。

座学では、
林業に関する知識や歴史、現状や課題
などを学びます。

実習では、
実際に山に入ることもあれば、
構内にある実習棟にて、
実技の訓練を行います。

資格講習では、
チェーンソー、刈払機をはじめ
多くの林業機械の資格を取ります。
試験があるものもあれば、
講習のみのものまで、
沢山ありますので、また改めて紹介します。

<就職支援>

研修カリキュラムは最大2年間となっており、
1年間の基礎過程が終わった後に
就職をするか、専攻課程進学をするか選べます。

就職先を決めていくにあたって、

まず、7月に企業説明会があります。
事業体がプレゼンをしたり、
個別相談ブースを構えたりします。

その後、8〜翌2月までに
基礎過程ではインターンシップが4回
あります。

2週間の間、希望する事業体にお世話になります。

実際の仕事通りに参加する所や、
研修用カリキュラムを構えてくれる所など、
様々です。

各インターンシップの終わりには、
研修生同士による報告会があります。

1人5分程度、パワーポイントを使って
インターンシップでの報告をします。

報告を聞きながら、次はどこへ行こうか
など考えます。

<課題研究>

卒業発表として、課題研究の時間もあります。

1年間を通して考えた私の課題は、
「林業大学校の課題」です。

実際の仕事と研修とのギャップ
研修の質の向上
指導の質の向上

など、多数提案させていただきました。

また改めて紹介します。

<就職先の決定>

11月に行われる3回目のインターンシップが
終われば、
就職活動が解禁となります。

インターンシップは、
研修を受けるだけが目的でなく
受け入れる側も研修生を精査します。

ありがたいことに
いくつかの事業体から
声をかけていただきました。

最終的に決定したのは
3回目のインターンシップでお世話になった
森林組合です。

そこにした理由は、

インターンシップで十分に力を発揮できたこと
全く知らない地域だったこと
過去に誰も卒業生が行ってないこと
ギャップがあえて感じられそうだったこと

が挙げられます。

〈おわりに〉

本日はここまでとなります。

林業に限らず、1次産業は担い手不足が
深刻化してます。

林業は、特に
「きつい」「きたない」「きけん」
の3K仕事だとも言われています。

一方で新しい技術や仕組みも
開発されてきました。

それらが普及しづらい要因の一つに
「担い手不足」が挙げられると思います。

コロナ過においても
影響を受けづらく、
むしろ材の市場価格は上がってます。

農業も同様だそうですね。

生活に密着した仕事であり、
国産材の需要が見直されつつある
現状です。

林業大学校だけでなく、
職業訓練学校に興味のある方は
調べてみることをおすすめします。

質問等ありましたら、
コメント&Twitterにて受け付けます。

それでは、ありがとうございました。

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