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林業編Vol.4~林業とは~

〈はじめに〉

noteを始めて約半月。
月間ビューが3000を超えました。
みなさん、ありがとうございます(*^^)v

さて、

ネットで「林業とは」と調べると、
たくさんの情報が出てきます。

どのページで見てもほぼ同じような内容です。

でも、それは

「林業」で検索すれば、

の話です。

わずかでも興味関心がある人がすることですよね。

多くの人は
検索をすることすらないことでしょう。

なので、私が紹介する「林業」も
検索をすれば同じように発信している人がいると思います。

それでもここで投稿するのは、

林業はじめまして

のたくさんの人に読んでほしいからです。

こんな仕事も世の中にはあって

こんな課題を抱えているんだ

でも、将来はきっとこうなっていくんだ

というのを感じていただきたいと思います。

〈林業の全体像〉

ざっくりいうと

森林を調査し、

木を切り倒し、(伐倒する)

木を集め、(集材する)

丸太にして、(造材する)

売る

です。

伐倒~造材までが
私たち末端の作業員の主な仕事内容になります。

丸太の買い手は主に製材会社です。

製材されると
ホームセンターでよく見るような板や柱になります。

〈林産と造林〉

上記で紹介したのは、
木材を生産する仕事ですので
「林産」と言われます。

「造林」とは、
新たに苗を植え、育てていくことです。
山の木を全部切った後を整え、
苗を植え、
5年目ぐらいまで毎年草刈りを行います。
野菜と同じように
成長の悪い個体を間引いたりもします。

林業の事業体によっては、
「林産班」「造林班」と
分けているところもあります。

私のところがまさにそうです。
私は林産班なので今のところは
造林を行うことはありません。

区別のない事業体では、
現場によって両方やります。

また、「林産」か「造林」か
どちらか片方しかやらないところもあります。

〈造林の方がしんどい?〉

造林作業では、
木が生えていないので日影がありません。

さらに、草刈りは多くの場合夏場に行ないます。
(色々理由がありますが、ここでは割愛します)

最近では、夏場でなくてもいいのでは
という研究も進んでます。

植え付けにおいても
苗をもって山の斜面を
上下行ったり来たり

草刈りは、刈払機を使い続けます。

働き方は事業体によって様々です。

日の出前~昼前の時間に働いたり、
雨の日こそ積極的に働いたり、

極力暑い時間帯を避けて仕事したりします。

「林業で一番しんどいのは、
夏の下刈り(草刈り)」

という声をよく聞きます。

が、普段から造林を中心にやっている人は

林産の方がしんどいみたいです。

〈おわりに〉

機械化が少しずつ進んでいるとはいえ、

まだまだ、身一つで突撃しなければ
ならない危険な作業がいくつかあります。

現在の林業と
これからの林業を
また、紹介していきたいと思います。

それでは、ありがとうございました。

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