ワーケーションのすゝめ
リモートワークも今や珍しくなりつつある今日この頃。「ワーク」と「バケーション」を掛け合わせた「ワーケーション」なる言葉も話題になりました。休みながら働く、なんて何とも勤労(社畜)精神あふれる日本人らしい働き方だなぁとも思う一方、そんな人、本当にいるのかな…?とも思っていたところ、
いました。それも身近に(笑)。
というわけで今回は、前の会社の同僚でワーケーショナーでもある通称べーやんにいろいろ話を聞いてみました。
ワーケーションのきっかけは移住??
あがしん:さっそくだけど、なんでワーケーションをしようと思ったの?
べーやん:きっかけは仕事がフルリモートに切り替わったことですね。
あがしん:あー、べーやんはWeb広告系の仕事だっけ?それだと仕事の場所はあまり関係ないのか
べーやん:ですです。で、せっかくだしいっそ都会を捨てて好きなところに移住も良いかなと思ったんです。ただ、いきなり引っ越しもちょっとハードルが高いなと(笑)
あがしん:それでワーケーションを使ってみようと?
べーやん:お試し移住ではないですが、その土地で働くイメージもつきそうだなとも思ったので。
あがしん:なるほどねー、ちなみにどこで??
べーやん:静岡県の沼津市です!昔からよく旅行で行っていて雰囲気が好きだったんですよねー
あがしん:ぬまづ!深海魚博物館とか有名だよね。滞在期間は?
べーやん:前後の土日も含めて6泊7日で行きました。日曜日に前のりで観光して、平日は仕事、週末の土曜にまたちょっと観光して帰る、っていう感じですね!
部屋を出れば、非日常が待っている
あがしん:ワーケーションやってみて一番良かったことは?
べーやん:それはやっぱり部屋から一歩出ると非日常という環境ですかね!海までたった15分なんで、ちょっと歩くだけで半端ないリフレッシュになるんですよね。
べーやん:15分でこの景色、やばくないですか?(笑)。
あがしん:……浄化だね。
べーやん:ですよね(笑)。で、ちょっと外で仕事もいいかなって思ったんですが…
べーやん:PCをトンビにめっちゃ狙われて断念しました…
あがしん:(笑)。海が近いと魚介も美味そうだよね!
べーやん:それなんですよ!沼津に来たら必ず行く店があるんですが、仕事の後に美味いご飯が食べられるってだけでモチベーションになりますね。
それとお刺身はもちろんなんですが、ここの鯛クリームコロッケがマジで絶品なんで沼津行ったら一度は食べてください!
※感染症対策を徹底して食事をしています。
実は意外な落とし穴?
あがしん:逆に不便なこととか大変なこととかはあった?
べーやん:不便というほどではないんですが、仕事柄電話することが多いので隣の部屋に声が聞こえていないかは気になりましたね。次回は予約の時に角部屋とか隣が空室の部屋をお願いしようって思ってます。
あがしん:なるほど。“仕事”と考えると防音性とか気にしなきゃだもんね
べーやん:それと意外と着替えが足りなくなるんですよね。2~3セットほど用意してホテル内のランドリーで洗っていたんですが、それでももっと持ってくれば良かったなと。
あがしん:宿泊費はどのくらいかかったの?
べーやん:3連泊以上すると割引になるプランがあって、2万5000円くらいでした!あっ、お金の話で思い出しましたが、何食べても美味いので食費が思った以上にかかりましたね(笑)。これは完全に落とし穴でした。
ワーケーションを終えて
あがしん:ズバリ、ワーケーションを終えての感想は?
べーやん:率直にやってよかったですね!日常にはない刺激があるので、いつもと同じ仕事なのにモチベーションが全然違います!一方で、どんなに好きな場所もたまにだから良い、という発見もあって、勢いで移住しなくて良かったなとも思います(笑)。
あがしん:チャンスがあればまたやってみたい?
べーやん:絶対やりますね(笑)。ただ1週間まるまるはちょっと長いかな、とも感じたので、今度は週の後半3日ほど仕事して終わった後の土日でがっつり遊ぶみたいなプランも良いかなって考えてます!
あがしん:思った以上に自由そうで、ワーケーションめっちゃ興味出てきたかも!
べーやん:日々の仕事をぜんぜん違う視点から楽しめるので、ぜひ一度やってみて欲しいです!
【この記事を書いた人】
NAME:あがしん
大学4年時にリーマンショックを経験し就職に失敗。さらに大学を中退する愚行を犯し、その後3年にわたってニート&フリーターのどん底生活を送る。26歳で遅咲きの社会人デビュー、現在はWebライターとして、IT系の記事を中心に執筆中。
「ITやモノづくりの世界を身近に感じてもらいたい」そんな思いでこのnoteを始めました。書き手は全員転職経験者。実体験にもとづくエピソードや、転職に役立つかもしれない小ネタ、気になるニュースなどをざっくばらんに更新していきます。気に入っていただけたら、ぜひサポートをお願いします!