haruna

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  • 創作

    小説などを書いてみています。お手柔らかに。

これは書き終わらない、今日から始まる人生のnote

3月末、大学卒業式が終わった日のSNSで、 「人生一週目終わり！」 という表現をしている友人がいた。とっても素敵だ。 私と、多くの同級生は3月で学生の特権を失くし、4月から社会人という身分を手に入れる。 今までの22年間の人生とは全く違う数十年間がスタートするんだろうな、楽しみ２０緊張８０。 社会への船出を機に書くこのnoteは、「これから私はどんな人生を生きていきたいのか」をつづる、更新し続けるものにしようと思っている。 だからこのnoteに、「書き終わらない」とい

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    • ルッキズムの悪魔

      ルッキズム―外見的な美醜を重視して人を評価する考え方。容姿による差別をいう。（goo国語辞典） 残念ながらこの世には容姿の優劣が存在する。 「１０００年に一人の美少女」ともてはやされる人がいる一方で、「ブス」といじめられる人もいる。 そして、多額のお金を払って美容整形しないことには、これまた残念ながら外見を変えることは出来ない。 美醜。それは想像以上に、いや、想像通りに、人々の心理に働きかける。 かわいいというだけで肯定してもらえる、多少のミスを許される、できること

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      • PMSについて

        小学校５年生の、林間学校の前に女子だけ集められて聞いたこと、生理のこと。 突然血が出ても怖がらなくていい、お腹が痛くなる人もいるらしい、と。 幸い、私は今に至るまで生理痛がひどいタイプではないのだけれど、それでも女性特有の問題に悩まされている。 Premenstrual Syndrome、略PMS、月経前症候群。 もしかすると、読者が女性でも聞いたことがない人もいるのではないだろうか。 簡単に説明するならば、『月経前にホルモンバランスの乱れによって起こる精神面・身体

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        • 過去の休日

          その場所が雨に濡れているのを見たことがない。 レースのカーテンが揺れると、同時に頬の上で影が動く。 そんな日当たりの良い場所で気持ちよさそうに寝ている愛しい人、昼下がり。 聞こえてくる音といえば、麦茶のポットから滴が落ちてシンクが鳴るくらいだ。 休みの午前中に張り切って散歩や買い物に行き、午後には疲れて昼寝してしまうなんて、こんなにありふれていて平和な時間は無いだろう。 そんな彼の隣で更新しきったSNSを閉じて、親指はカメラフォルダを開く。 撮りたいものを誰でも撮ることが

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        マガジン

        • 創作
          2本

        記事

          祖父

          「じゃあ、また来るからね。」 返ってくるはずのない挨拶をいつものように投げて、病室を後にする。 まだ夕方４時だというのに外はもう薄暗く、待合室にも具合の悪そうな人が増えたようだ。 面会時間ぎりぎりまで居ることはもう滅多になくなっていた。 聞こえているのかもわからない祖父に向かって延々と話し続けられるほど、話がうまくない。 だんだんと目立ち始めたヘッドライトの列を横に、大きめの音量で好きな曲を聴きながら家まで歩く。 帰宅途中の高校生、ファミレスに入る家族連れ、たくさんの人の

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          祖父

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          「文学研究（批評）と個人的な感想は何が違うのか」と聞かれた一学生が考えてみたこと

          「文学研究(批評)と個人的な感想は何が違うのか」 と聞かれて答えられなかった時からずっとこのことについて考えていたのだけれど。 そもそも文学って実学ではないし、「何に役立つの？」と言われがちな学問だと私も思う。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ でもやっぱり、私が好きなこの学問はそんなに意味のないものじゃないはずなんだけどな、ってモヤモヤしていたところに。 この記事と出会って、自分の言いたかったことを代弁してくれてる気がして、モヤモヤが晴れたような

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          「文学研究（批評）と個人的な感想は何が違うのか」と聞かれた一学生が考えてみたこと

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          しょげる

          「落ち込むのもきっと、誰かに構ってほしいという気持ちの表れなのだろう」なんて思いつつも、他人と自分を比べてしょげてしまう日があります。 自分ではそこそこの頑張りをしているつもりが、友人も後輩も気づけば遥かかなた、私が叶えたい色々のその先にいるように感じてしまう、 こんな気分の時に頼るべきはSNSではない、というここ数年で得た学びを胸にリビングに行くと、クマにマスクをかぶせる妹の姿がありました。 『お姉ちゃんがやってて自信が持てないことだって、ほかの人から見たらすごいこと

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