四百話 穿いてない?
「ごきげんよう」「神のご加護を…」
朝の清冽な空気の中、女子生徒の挨拶がこだまする…。
学校の校門をくぐると、そこは身も心も清らかな乙女の園…。
そう、ここは神田ミカエル女学院…。
中庭の大天使ミカエル像が、通う女子生徒たちを守護している…。
天界の大天使ミカエルは、ここに通う女子生徒たちを見て何を思うか…?
その御心は、まさに神のみぞ知るということなのだろう…。
ここに三年間通えば、お淑やかなお嬢様になって卒業できるという…。
制服は翻さないように、静かに歩き…。
清廉潔白で文部両道、それでいて純粋無垢な心を持った乙女たち…。
この学院には、そういった生徒しか存在しないのです…。
否、今日から新たに校門をくぐった、たった一人の生徒を除いて。
『小悪魔の休憩所』と言うお店で…。
二日間、バイトしていた私…。
そのお店は女の子がゴロゴロして…。
ミニスカートとかを穿いた…。
めちゃくちゃかわいい女の子が…。
すっごいミニスカートを穿いて。
スカートから下着が見えちゃったりして。
太ももとかもあらわになったりして。
薄手のシャツを着たら…。
ブラがうっすら透けて見えたりして。
そんな様子をじっくり眺めてる…。
女の子大好きな女性のお客様が…。
お金を支払ってもらうという…。
画期的な?レズのお姉様向けのお店だ。
私もチェックのミニスカートに…。
薄手の制服のようなシャツを着て…。
だらだらゴロゴロしてるだけで…。
お金をもらおうと思っていたのである。
そう思ったのだけれど…。
バイト中に隣り合った女の子…。
眠子さんが私の膝枕で眠ってしまった。
名前の通り、すっごい眠そうな子で。
眠ったりなでなでして〜と言ったり。
私は言われるままなでなでしてあげたのだ。
2日目のバイトのときは…。
眠子さんに耳掻きをしてと言われたので。
めちゃくちゃ耳掻きをしてあげたのであった。
めちゃくちゃと言っても優しくたよ…?
バイトのあと、眠子さんおうちに泊まった私。
眠子さんのお母さん真門圭子さんもいいと言って。
圭子さんの手料理までいただいて…。
そのあと、眠子さんとお風呂に入った…。
お風呂でお互い洗いっこしたり…。
イチャイチャしてお風呂を出たのであった。
お風呂を出たあと、眠子さんの部屋にいる私…。
眠子さんは今流行りのVRゲームの原作者だという。
そもそも圭子さんと眠子さんは人間界に来た…。
七つの大罪の魔王だというから驚きだ…。
魔王であり文才もある眠子さん…。
寝る前にVRゲームのシナリオを書いている…。
ものすごい速いタイピングで…。
30分近くで書くのを終わらせてしまうのであった。
そして、眠子さんは寝ようよ〜と言って…。
私に抱きついてきて、そのまま寝てしまうのである。
眠子さんの身体からはお日様に照らされた…。
お花のような甘い匂いがいっぱいしてきて。
私は頭がクラクラしてきてしまい…。
会って二日しか経っていない女の子の…。
すごいいい香りに包まれながら…。
いつしか寝てしまうのであった…。
私はいつも眠りが浅い方であったが…。
眠子さんの匂いのおかげ?で…。
ぐっすり寝てしまった…。
そして、目が覚めたとき…。
てっきり自分の家だと思って…。
スマホの時計を見て9時過ぎだと…。
気づき、遅刻だ!と思って焦った。
そもそも、ここは眠子さんの家だし。
今日は週末のお休みなのであった。
隣ではまだ眠子さんが寝ている…。
眠子さんはルームウェアを着ているのだが。
下は何も穿いてないので…。
何も穿いてない…!?
ズボンは穿いてない思ったけれど。
まさか下着も穿いてないのだろうか?
私は確かめてみようと思って…。
眠子さんのルームウェアの裾をちょっと…。
めくりあげてみた…。
よくよく見ても下着は穿いていないっぽい。
眠子さんの真っ白なお尻を触りたい。
私は自分の中の欲求を抑えることに必死だ。
さすがに寝ている眠子さんの身体を…。
触るのは変態すぎるよね…?
女の子同士でもそんなことしたら…。
でも、眠子さんは寝ているから…。
気づかないかもしれない…。
でも、起きてしまったらどうしよう?
私の頭の中で不埒な考えが…。
堂々巡りをしているのであった…。
不埒で破廉恥な考えを振り払うために。
私は首を横にぶんぶんと振った…。
ふぅ、危ない危ない…。
かわいい知り合いの女の子の…。
身体を淫らに触る…。
痴漢女子高生になるところであった。
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