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ちょっとタメになる海外生活ネタ①愛に生きる国フランスなのになんでそんなに汚いの?

 こんにちは。訪問いただきありがとうございます。

 私は今まで海外5つの地域で暮らしたことがあります。その中で文化の違いからたくさんの面白い経験をしてきたのですが、最もカルチャーショックを受けたのは、キレイ・汚いの感覚と愛情表現の違いでした。同じ人間なのに、生まれ育った国によってこんなにも違うのかとショックを受けました。

 でも、留学の体験記などを読むと真面目なことしか書かれていない。真面目なことも書こうと思えば書けるけど、それは他に書いている人がたくさんいる。それなら、トリビア的な異文化での経験を書いていこうかなと思います。

 私は初海外がフランスです。2000年に南フランスの大学に1年間留学をし、2006年にも大会の副賞で7週間パリに語学研修に行っています。写真はモン・サン・ミシェルです。
 

 細心の注意を払わないと歩けないパリの街なか

 「花の都パリ。そんなのは幻想だった」と初めてパリに着いた時に思いました。とにかく汚いのです。風に飛ばされたゴミにぶつからないように歩くのは当然として、道を歩けばブロックごとに犬のフンが落ちているのです。

 もっと恐ろしいのは、家の中でも靴を履くのにフンを踏んでも人々が大して気にしていなかったことでした。自分の部屋にフランス人が来る時はいつも「この人今週はフンを踏んでいませんように」と心の中で祈っていました。

 フランス人は犬が大好きです。今はわかりませんがタクシー運転手が助手席に犬を乗せているのもよく見ました。当時は犬のフンの取り締まりもなかったので、フンは道にいつも残しっぱなし。

 私は日本人なのでフンを踏むのは絶対に嫌だったので、パリを歩く時はいつも厳戒態勢で歩いていました。

 しかし・・・。フランス人は本当に気にしない。

 私達がフランスパンと呼んでいるあのバゲットというパン。フランス人は朝必要な分だけ買いに行くのですが、袋には入れず持つところだけを一枚の紙で覆います。そのまま家に帰るのなら問題ないのかもしれません。

 しかし、途中で誰かに会って話し込む時や靴紐を結ぶ時、そのバゲットを壁に立てかけるのです。犬がオシッコをかけているだろう壁とフンをしているだろう道路に食べ物を直置き・・。

 ひえーっと初めて見た時は衝撃を受けましたが、フランス人には普通の光景のようでした。私は絶対フランス人にはなれないな、と思った瞬間でした。

 今は、フンを残した飼い主には罰金制度ができたようですが、どうなんでしょう。もし次にパリに行くことがあっても、私はやっぱり厳戒態勢になると思います。


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