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2024年6月5日 広島市長記者会見(メモ)

いつものように粗いメモおこしです。8月6日に広島市が挙行する平和記念式典におけるロシアとイスラエルへの対応について、先日長崎市長が、長崎市が8月9日に挙行する長崎での平和記念式典について、広島市とは異なる対応を発表されたことを受けて、記者からの質問が相次ぎました。広島市長には、多くの市民が現に抱いている疑問を背負って質問をしている記者たちに対しては、市民の理解促進のためにも丁寧に説明を尽くしていただくこと、キレずに冷静に質問にお答えいただくことを、切に希望します。

追記:ダラダラしたメモですが、それを全部見える化することに意味があるとわたしは考えるに至りました。マスメディアの報道は、読者なり視聴者に「わかりやすく」伝えることが使命ではあるものの、それをすればするほど、元々の為政者の説明力のなさや会見に臨む姿勢そのものがいつまで経っても問題視されない。それ自体も問題ではないだろうか、と思うからです。話をわかりやすくまとめて「あげる」のも、マスメディアの仕事なのでしょうか。わたしは甚だ疑問に思います。それって広報アシストでは?自力で、自己発信で、施策を説明する努力を、自治体がもっとする必要があると思うのですが、いかがでしょうか。

以下、メモおこしです。

司会・広報課長)本日は、広島市からの発表案件が1件ございます。発表案件は、令和6年第2回広島市議会定例会提出案件についてです。それでは市長、お願いいたします。

松井一実市長)
はい。6月18日火曜に開会予定になっております、令和6年第2回広島市議会定例会に提出する議案についての説明をいたします。一般会計補正予算案など9件、これを議案としております。

まず、補正予算案についてでありますけれども、今回の補正予算の規模は、お手元の資料にあるかと思います。令和6年6月補正予算の概要の通りでありまして、23億1940万3000円となっております。

会見での配布資料から(作成:広島市)

その内訳としてはまず、地域経済循環創造事業についてであります。戸山地域・湯来地域活性化プランに基づく取り組みを一層推進するために、地域資源を活用して、湯来温泉街の活性化を図る事業を実施するものに対して、その初期投資に要する経費を補助いたします。

地域経済循環創造事業

次に、被爆証言応答装置の製作についてです。被爆体験継承の新たな取り組みとして、AIを活用して、被爆体験証言者の体験や、平和への思いを、対話形式で利用者に伝える応答装置を製作いたします。

被爆証言応答装置の製作

次に、新型コロナウイルスワクチン接種事業についてであります。新型コロナウイルス感染症の重症化予防のため、高齢者などを対象にワクチンの定期接種を実施いたします。

新型コロナウイルスワクチン接種事業

次に、UIJターン就職学生支援事業についてであります。UIJターンを促進し、転出超過を抑制するために、大学卒業後に東京圏・関西圏から本市に移住就職する学生に対して就職活動に要する交通費や宿泊費を補助いたします。

UIJターン就職学生支援事業

次に、平和大通りの利活用の推進についてです。パークPFIを活用し平和大通り公園に交流広場などを整備する民間事業者の公募選定を行います。

平和大通りの利活用の推進

次に、市営住宅総合管理システムの更新についてです。市営住宅に係る財産管理、入居者管理等を行うための市営住宅総合管理システムを更新いたします。

市営住宅総合管理システムの更新

以上の補正措置を行った結果、補正後における全会計の総予算規模は、1兆2442億7236万2000円となります。

最後に、予算以外の議案としては、広島市個人番号の利用に関する条例の一部改正案など、条例案3件、その他の議案4件、専決処分承認案1件を提出いたします。以上が、本議会に提出する議案の概要であります。私の方からの説明は以上です。

朝日新聞)
被爆証言応答装置の製作についてお伺いしたいのですが、こちらの被爆者の高齢化を受けた新たな取り組みだとは思うんですが、市長のこの取り組みに対する思いを教えてください。

市長)
はい。そうですね。被爆者の高齢化が進んでおります。被爆から79年を迎えるということでありまして、確実にですね、被爆した方がいなくなる時代というものが近づいてまして、それを見据えながらもですね、被爆の実相、人類史上最初の被爆の惨禍をですね、経験した方からのその心、気持ちをどう伝えるかということが、ある意味で喫緊の課題になっているという風に思ってます。

従来はですね、そのため、その被爆者証言をビデオに撮るとかですね、市民が語ったことを絵にするとか、そういった形でですね、情報を整理して後世代に伝えるという取り組みをやってきておったんですけども、いろいろ考えますと、そういったものに接して、被爆の実相を知ったときに、被爆の証言者の方もおられればね、例えばどんな状況の中で、どんな気持ちでね、とかっていう質問したくなるような局面もあろうかと思うんですけどもね。今であればまだ被爆証言者がおられるのでね。聞くということ、つまり対話を通じて、そういったものを受け止めるということができているんですけども、それすらできなくなる可能性が高くなるということが明らかになってまいりましたので、何とか応答装置っていうんですかね、次の方々がそういう話を聞いて疑問に思ってもっと突っ込んでどう感じられるか、どう思いますかとかいったことをね、聞いたときに、答えられるようにできないかなと思ってました。

AIというものがね、出てきて、今の証言者の方々のいろんな思いをあらかじめフォローしてて、それを操作することで、多少なりともその方に近い答えができるという風な可能性があるということがわかってまいりましたのでね。これについて早急に対応できるようにというか、利用できるようにするということを考えたいなということで、今回の装置をですね、作るための費用を予算化するというかそういう風にしたところであります。

フリーランス)
今の件について続けて質問なんですが、伝承者の事業なんかも市長は就任された直後に取り組んでですね、生身の人間のコミュニケーションでの学びということにこだわってこられたところもあると思います。AIに関してはバグといいますか、リスクといいますか、あくまで生身の人間ではないというところで間違ったことが伝わったりという多少のリスクもあるように思うんですが、その辺はどのようにその正確性を、伝承者の育成においても事実の正確性などについては、広島市の担当部署をはじめ大変入念にチェックをされているかと思います。この辺はどのように担保されるんでしょうか?

市長)
AIのね、その技術、どれほど進歩してるかがちょっと確かにまだ見えないとこあるんですけれども、少なくともAI化していく上で、もう少し証言者の方をね、増やしていくということで、何とかその予算については5人ぐらいはいろんなお話を聞き、多角的な質問をしてその方がどういう風に考えるかということの、その答えを多分、類型化する、分類してですね、用意周到にその質問に備えられるような整理をしてもらえると思うんですね。

そして、そこで出てきた質問に対して、後の操作の仕方ですけどもね。それが、その方のいわゆる価値観の置き方なんかをきちっと整理できれば、どういう順番でどういう展開するかというようなことも多分AI技術でやっていただけると思うんでね。全然違った答えが出るという風なことは思ってないんですけども、ただ、いろんな質問の仕方で質問のポイントとかね、狙いがわかんないときには、AIが勝手な答えをね、しないように、この部分の質問は、お答えできませんとかっていう、そういう予備装置といいますかね、そういったものを工夫するというようなことでですね、誤解なきようにするということがあるんじゃないかと思うんです。

これは今のところ素人である私でもここまで考えられますからね、こういったものをその調査研究している方にしっかりと研究していただいて、その被爆者の思いの部分をですね、しっかり伝わるようなですね、回答ができるよう、お願いするほかないな、という風に思ってますけどね。

広報課長)
発表案件につきましては以上とさせていただきます。それでは予定の時間がまだございますので、その他の質問がございましたらお受けいたします。

共同通信)
平和式典の関連で一つお伺いします。長崎市の鈴木市長が8月9日の式典で、イスラエルについては現段階では招待状を送らないという対応をすると明らかにしました。広島市は即時停戦を求めるメッセージをつけた上で招待状を既に送っていて、対応がわかれる形となりました。このことについて市長の受け止めを教えてください。

市長)
私自身は、長崎の市長さんとも連絡を取り合いながらやってますので、私の範囲での受け止めは、式典をですね、平穏なうちにやりたいというのはまず動機であって、それをどうするかということで、お互いいろんな工夫をしてるということは間違いないという風に思ってます。イスラエルに関しましても、まずはやっぱり式典に参列してもらって、被爆者の思いをあるいは平和のメッセージといったものを、しっかり共有してもらいたいということは共通なんですけども、長崎の方にするとですね、我が方がいわばきちっとした対応してくださいというメッセージを添えて出しているという、そのやり方を十分理解した上でですね、時事、日々その情勢が変化してますからね。そうした中で、例えば即時停戦、そういったことをね、これから8月6日までの間に実現するかもわかんないっていうのは、可能性もまだまだあるんでね。それを踏まえた上で、そういったものを、良い状況を作った上で出てくださいという風に粘り強くね、やり取りしてみたいと、こういうお話。

そういう意味では、式典主催者として社会情勢を見ながら慎重な対応をしてみたいという風なことであったという説明を受けましたんでね。その思いは一緒だなというふうに思ってます。いずれにしても、式典を円滑にしていくために、今できる限りの努力をそれぞれの立場でやってるという風なことであろうかなという風に思います。

RCC)
今の続きなんですけれども、広島市も、その情勢が変わればまた招待するという・・。

市長)
招待はもうしています。

RCC)
招待やめるとか、今後まだ・・・。

市長)
私自身は元々、前から言ってますように、いろんな方に来ていただいて、元々その式典が核兵器のない世界をということですから、核兵器を持ってる国も持たないようにというようなことを言いながらやってる。その思いを届けるための式典ですからね。持ってるから呼ばないとかってことやってないということ。平和を求めてやる式典。つまり我々の言うことをね、十分受けていただけるような環境設定の中で式典をしたいということを言っています。ですから、それを受け入れる環境か、どんな風に見てもそれに近づいたなと思えるような状況になればなるほど、ありがたいわけでありましてね。今まだイスラエル続いてますけども、それぞれ努力していただいて、少なくとも停戦というような状況に持ち込んだ上で8月6日が迎えられるかなという風に思ってます。

ただ、それができないからじゃあ8月6日ね、今招待してるのね、やめるっていうことを広島としてはするつもりはありません。

長崎もいろいろ見ながらね、広島がこういう風な対応してるということを理解した上で、粘り強くやるというふうなお話ですのでね、ぜひやってみてくださいという風に申し上げている。

朝日新聞)
ちょっと関連して、イスラエルに対しては招待状で一刻も早く停戦をして対話による問題解決をすることを願っていますというメッセージを添えられたとは思うんですけど、そのメッセージに込めた思いというか、意図っていうところを教えていただけるとありがたいです。

市長)
はい。今の言葉の中で一番重要なのは、対話というね、ものであります。いかにその、争いしててもですね、相手にね、同意するかどうかというところまでは対話の要素に入ってないんですけどもね。相手の立場を聞く、自分の立場を主張する、そうした中で、しっかりと双方のことを考えなきゃいかんとお互いに思えばね、何らかの事態の進展はあるはずなんですね。そういったときにですね、対話のチャンスがあるときに、被爆の実相、原爆を使うとこんなことになるということを、その当事者が脳裏に描き、かつ交渉の中でね、そういったことを避けたいという思いがもし出てくれば、より良い方向にっていうかね、物事が進むと、その機会すら持ってないと、持たないということで明言されておるとすると、なかなかつらいものがあるという風に思ってます。

朝日新聞)
すいません、関連してもう一点だけ、先日の市議会の総務委員会で、ロシアを招待せずイスラエルを招待するっていうことについて、市議からアメリカの態度に追随している日本の姿勢っていうのが、巡り巡って広島の対応にも影響したんじゃないか、という指摘をしていたんですが、それについて市長はどう思われますか。

市長)
これはもうずっと前から言ってますが、今のはね、広島がある国を招いた招かない、そしてその招待国にあたった国の状況を捉えて、広島が、その国をどう評価したかという風に思われますねと。私は思ってないわけですけど、そういう風に。あるいはその処理が日本国政府とね、一致してるから日本国政府の言うことを聞いて、かつアメリカのね言うこと聞いてんじゃないかという風なことを想像される議員がおられるのは事実ですし、マスコミ等もそれを取り上げられましたけれども、決してそういう対応してるわけではないと、いうことは終始変わっておりません。

先ほど言いましたように、対応をやるということを重視しながら広島の地で被爆の実相をしっかり受け止めていただいて、それをきちっと伝えられるような状況設定ができるかどうかということを考えながらやってきてるということで。ですから、核兵器を持ってる国であっても、そういう話を聞いていただけるという風な状況下であれば、ぜひ来て、実相に触れてくださいという意味で、招待します。

それをですね、明らかにそんなことはね、聞くことはない、むしろ他のところにね、文句言うべきだとか、そういった形でこちらのそういった提供をね、なかなか受け入れてくれない。そういった状況が、明確になるというような状況下では、どうだろうということで考えた中で、ロシアがまさにそれに該当したということで、式典のね、挙行に影響があるんじゃないかということで、もう少し事態が変わることを待って、招待を控えているということであります。

中国新聞)
すいません、先ほどの式典の関係なんですけど、長崎市の方はですね、招待を今現時点で保留している理由として、ガザでの人道危機や国際世論を踏まえ、不測の事態が発生するリスクが懸念され、今の時点では判断が難しいという風に会見の方で長崎市の市長が述べられてるんですけども、先ほどから市長は、長崎市とも連絡を取り合い、式典を円滑に進めていくという思いについては一緒なんだというお考えをお話しされましたけれども、広島市としてはイスラエルを呼ぶことは、円滑な式典を挙行する上で問題ないという判断だということを思ってますか。

市長)
はい。うまく行くと思っていますが。そこは鈴木さんと議論したところですけどね。不測の事態というのは、あくまでね、広島なり長崎が式典を挙行する、その式典にね、不測の事態が起こるかどうかということですよね、ということですね。主催者としてちゃんとできるかどうか。何を不測の事態という風に解釈されてるかもしれませんけれども、主催者としてちゃんとできるかどうか責任を持ってやりたいということで私はあなたと話してますよ、ということをちゃんと彼に言って、そこで自分としてはまだ自信がないから、用意周到にそういったことをね、可能性がなくなる状況を目指して、引き続きお願いしてみると、そして大丈夫となれば招待したいと思っているということですから、私はそこのところは警備体制等についていろいろね、配慮してきておりますから、その分については大丈夫と思っています。実際8月6日のね、式典なんかでいろんなアピール行動する方々おられながらね、そういった方々の対応と、式典の挙行ということについてずっと配慮してきてますからね。そういった面での問題は、イスラエルだからということで生ずると思ってません、という風に申し上げています。

記者の質問に答える松井一実・広島市長

中国新聞)
ちょっとこれまでの会見の流れともちょっと重複するんですけど、広島市としてはイスラエルを呼んでも円滑に式典ができるという判断をして招待状を送ってますけど、そうなると何か、ロシア・ベラルーシはなぜ円滑な式典を運営しながら、ロシアベラルーシを呼ぶことってできないのかなという疑問が生まれてくるんですが。そこは・・・

市長)
ロシア・ベラルーシっていうか、ロシアに関しましては、ロシア招待するしない以前からね、大使とも何度かお話してて、それがなかなかかなわない状況だということも判断しておりました。はい。実際結果を見ていただくとわかると思いますけどね。ロシアが核を使うか使わないかといったような状況がずいぶん前にありましたね。そのときに大使はね、ロシアはね、首相はそんなこと一言も発言したことないっていうようなことをマスコミにずっと言われるんですよ。事実を否定されるんですよ。はい。それ以上にいろんな言及もあるんですけど、控えておきますが、そういった対応で式典に臨まれてね、こちらのやることについてのね、異議を唱えられると、そういうことがあればね、どうでしょう、各国の首脳とかもね、おられる中でね、そういったことがあるということは、我が方の伝えたいことを伝えるという、 そのことがうまくいかないという、今のようなそのやり方をされればですよ。ということがあったと思ってます。そういう判断をしたわけです。はい。

広島テレビ)
市長が先ほどから対話が非常に重要だという話をされていると思います。あの3年前のロシアとのやり取りの中ではその円滑な挙行ができないということと判断されたと思うんですけれども、より一層この3年たって対話が重要になってきてるんじゃないかと今思うんですけど、改めて、対話の重要性を重視するのであれば、そのロシア・ベラルーシも呼ぶというような判断っていうのが一つあるのかなと思うんですけど、そのあたりはどうでしょうか。

市長)
よく聞いてください。広島の地で対応していただくという風なね、ことを狙ってるわけではないんです。実際対話されてるかどうかという情勢を見て、広島における被爆の実相を伝える式典がうまくいくかと、考えてるということで、私が対話させるという行為をね、しろとおっしゃるんですか。そうは言ってませんよ。対話が行われてるかどうか、それをやる気配があるかどうか、そういう意思を持っておられるかどうかというようなことも考えながら、平和式典で被爆の実相を相手に伝えられる、そういう式典ができるかどうか、円滑にできるかどうかと、そこで判断してると申し上げている。

対話をさせるために私に呼べという風な質問は困ると、そういうふうな考えではなく、今どうなっているかという事実を踏まえた上での対処をしているということを理解してください。

フリーランス)
今の関連なんですけども、もう少しその判断を、そのような判断をされた、私達市民に見えないところでのロシア大使館なりとのやり取りの中でそのように判断された根拠をですね、もう少しお示しいただけますか。

市長)
根拠は言い尽くしてます。国家を評価するんではないわけですから。何を聞きたいんですか?私に。式典が平穏にできるかどうかを判断して、今あえて申せば、対話をする、そういった状況をね、それぞれの国が持ってるかどうかということを、直接ロシアの場合大使から確認したりして、ね? 式典がうまくいかない可能性があると思ったから今の状況では招待するのをやめたということを言ってきてます。

フリーランス)
ですから、その式典がうまくいかないと考えられた根拠をですね、もう少し教えていただけますか。

市長)
対話をすべきであるという考え方を伝えても、ね。対話よりか自分たちの主張を、ね? 他者に押し付けるというか、広島にそういうことを聞けというふうな話しぶりがあったからであります。正直言うと。

フリーランス)
ただ式典挙行の上では、例えばロシア・・・

市長)
式典に来て他の国にそういうことをね、言われる可能性があるんですよ。私に向かって言うぐらいですから。

フリーランス)
それで、転じてイスラエルに関しては・・・

市長)
もうやめてください。ロシアとかね、外交問題をやるために平和式典開いてるわけじゃありませんから。被爆者の気持ち、平和の気持ちを伝えるための式典が円滑に行くためにということで、考えてやってきております。事実が違ったとしても、その思いをですね、自分たちの思いをぶつけて自分たちの操作するような式典しなければ、ね? いろんなことを言うよと、いう風なことを、ね? になっては困ると思っているからであります。招かなかったからって来てからですね、自分たちの主
張をちゃんとやられたんですよ。大使は現に。ロシアの場合、されてますよ。

フリーランス)
式典挙行の間にはロシアが何か・・・

市長)
わかりません!するかもわかんないから呼んでないんですよ。だから。そういう可能性があると思いましたから。実際呼ばなかったら来てやられましたよ。自分たちの主張をしっかりされましたよ。

フリーランス)
これで最後にします。それはイスラエルには関しては、それは・・・

市長)
ないだろうと思ってます!

NHK)
すでに報道のあった、旧統一教会の関連団体がシンポジウムの会場として、西区民文化センターを使って、使用許可を出したという報道があったと思うんですけれども、あの会場の使用許可を出したことを市長として認識なさっているかどうか、把握されているかどうかだったり、把握されている場合は問題はないというご認識だったのか。併せてあの自治体によってはそういった団体に対して許可をしないということもあるそうですけれども、今後許可を出すにあたっての基準を見直されるお考えがあるのかについても教えてください。

市長)
あの、こういう事態が起こってたというのは報告を受けて知りました。それも記事に取り上げられたからということで報告があり、知りました。それは事実ですね。その取り扱いについては報告を聞き、自分で判断するなりで、間違いはないと思ってます。はい。ですから、直す必要もないし、各自治体いろいろあると言われてもそちらの方も、裁判でね、審議してるという風なことのようでありますから、今の取り扱いそのものは、直接的な条例、規則をもとに、公共施設の扱いについての申請があった場合のね、許認可基準に照らして、いいかどうかを愚直に判断して処理しているということですし、かつその扱いの決め手は、地方自治法の根拠をえて、かつ、これまで積み上げられた最高裁の判例等も踏まえた処理基準になっているということですのでね。それが最高裁あたりでごろっと変わるということがあればね、見直しということは出てくるかわかりませんけど、今のところそういった問題ないと思ってます。

中国新聞)
また別の質問なんですけれども、先週サッカースタジアム、エディオンピースウイング広島でバトンが落下した件の調査報告がまとまりました。要因としては複数の要因が挙げられているんですけれども、この今回の事故を受けてですね、市長どのようにそれを受け止めて、撤去するということですけれども、2月に完成したばかりのスタジアムでそういうことがあったことについてお伺いしたいです。

市長)
まあ、この点はね、せっかく新しいスタジアムができてね、そういった、何て言いますかね、多くの方にご心配をかける事態が発生したと。幸い人身事故のようなものはね、ない中でのものでありましたので、とりあえず安心ですけども、ご心配をおかけしたことについて本当に申し訳なく思ってます。

調査結果が、いわば安全装置といいますかね、機械の不具合ということであったし、その不具合を直したとしても、多くの方が下におる状況でそういったものをね、吊り下げておくとかするとその後のね、維持なども心配があるということで、安全を期して、安全第一ということで、そういった装置はね、今後置かないようにしていくという方針、これで今後の問題解決にはなったと思いますし。ただその皆さん方が応援したりするための、演出効果を上げるための装置ですね、これが要るだろうということでフラッグの掲出場所等については、いわゆる観客席の上部とかね、上から落ちてくるってような可能性がないようなところでね、設置して皆さんが安心してサッカー観戦できるようにするということで対処していきたいなという風に思います。

中国新聞)
今回、要因についてはかなりの調査報告でなど納得できるような内容、こうだったんだろうなという推定の部分ももちろんありますけれども、出てきました。そこで今回のその撤去とか、新しく掲出場所をする費用の話なんかもあると思うんですけれども、今回のこの落下の責任の所在っていうのは、市なのか施工業者なのか運用側なのか、この報告書からではちょっとわかりづらいんですけれども、どのように受け止めますか。

市長)
責任っていうか、いわゆる責任というものはね、法律上言うと、その故意か過失かということがあってはじめて責任問題あるんですけどね、明らかに故意があってやったと思いませんし、過失と言ったときにもその方、関係者に損害によって生じる、いわば破損とかいろんな事故で言ったら、損害というものが出たときにね、どなたに負担させるかといったときにね、単純過失よりか重過失とかね、相当その方に費用負担するための合理的な理由があればというようなのが、民法の一般的な判断でしょうかね。今回の場合は、今言われた過失があったとしても重過失かどうかというようなことは、あるとすればね、これは責任、そこまで追求しなくとも、新しい事態に対処するための一連のね、必要経費ということでね、施設管理者の方で見るということがあってもいいんじゃないかなと思います。

その額がね、めちゃくちゃ大変でね、これだけではとてもかなわんとかですね、明らかにそういった操作不全に陥るような原因がね、ここにあったということが明確に言えるようなもんであれば、それはそれで今申し上げた故意とかいう場合でも、例えば重過失とかね、責任追及できるだけの論拠があれば、それはそれを根拠として一定のね、費用を負担してくださいっていう話はすべきだと思いますけどね。とかそういう話は聞いてませんので新しい事態をに備えた対処費の中でね、まかなえればそれでいいんじゃないかなという風に思ってます。

中国新聞)
ということは今回報告書からですね、そういった重過失っていうような印象はもちろんない?

市長)
ないでしょうね。

中国新聞)
今、ぶら下げているものを撤去して新しいものを形成する、これの費用主体っていうのは広島市で持つというご説明なんですか。今のは。

市長)
それは今言ったのは、市が基本的に持ってる施設を指定管理者に委ねてます。第一次的に指定管理者の中でね、処理していただき、ね? その費用とその指定管理者に対する費用委託とかいろんな調整の中でね、処理できると思います。そういう風に通常業務の中でのね、費用負担の処理でできるんじゃないかと思ったんですけどね。

フリーランス)
先般、記者発表されました、平和式典における入場規制の件なんですけども、これについてその法的な根拠、こういった取り扱いに関してのその法的な根拠を問う声が上がっております。改めまして市長、こういったこの、今回の制限を広げる形での運用についての法的な根拠についてお示しいただけますか。

市長)
あえて法律というのは、どういう法律を想定されてるかわかりませんけれども、あえて言えば、所有権なり管理権というぐらいのことに関係する諸法令だと思います。広島市が平和記念式典を開催するということについて、法律の根拠がなければできないというものではなくて、これはそういった活動といいますかね、実際の活動としては。それをどの範囲でやるかということで、市は公園のこの辺りをということで、市の管理する地域の中でね、このゾーンでやるということを決めて今までやっておりました。

平和公園という領域は川の、本川と元安川に挟まれた、かつ平和大通りの北側の部分とそれからこっちの元安川のね、原爆ドームのある位置とそこも全部平和公園という形で、維持管理してるわけですね。今までは式典はそこを外した、この中でやるということをやっておりましたけれども、一連のいろんな問題があった中でね、式典の範囲をむしろ広げてやる方が、適正な式典が可能になるだろうということで、その範囲を広げたということで。それに当たって何々法の何条に基づいてあるという風なですね、法律は必要ないと思う。

実際今までやってきた平和記念式典について、〓でやってたか示せという風に言われたこともありませんし、その必要性もございませんから。全く同等の処理をしています。

フリーランス)
関連でもう一点だけ、何かしら今回の規制に対して、何か強制力を持って対応しなきゃいけないようなことがあったときに・・・

市長)
規制はどの部分の規制をいってるんですか。

フリーランス)
例えば

市長)
範囲を、この範囲でやるといったことと規制とは関係ありませんよ?

フリーランス)
その中で禁止行為として規定されていることに・・・

市長)
禁止行為というのは、平和式典とは違う話ですよ。

フリーランス)
それは一般的な法律に則って処理ということでいいんですよね。何かしら・・

市長)
規制とか言いますけど、式典を平穏にするとき、例えばこの建物に入るときにね、静かにして入ってくださいということをね、言ったときに、根拠がないとじゃあ、お願いできないということでしょうか。規制と言わないでしょ。

フリーランス)
何かこう・・・

市長)
お願いしてるわけですよ。

フリーランス)
よろしいですか?

市長)
根拠を持ってするしないとかって言ってるわけじゃ、規制じゃないじゃないすか。質問になってないんですよ。私にとっては。特定の団体の方の言われるのをそのままおうむ返しに言っているわけじゃないですか。

フリーランス)
特定の団体とは関係ないんですけど・・・

市長)
規制と言ってるじゃないすか! 規制じゃないと申し上げたじゃないですか。

広報課長)
それでは、その他ご質問ございますでしょうか。よろしいでしょうか?それでは本日の記者会見は以上で終了とさせていただきます。


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