WRESTLE-1清水大会観戦+静岡さんぽ(1泊2日)

プロレス観戦+国内一泊旅行の合わせ技、今月は静岡に行ってきました。伊豆や熱海、三島は旅行や仕事で行ったことはあっても、静岡とか清水は降り立ったことがなかった土地。週末ぶらり旅の記録です。

東京駅〜静岡駅までは1時間半くらい。近いです。宿泊するホテルでチェックインを済ませ、早速、この日の目的1つ目を叶えるべく、北口の方へ移動。静岡駅は北口のほうがだいぶ栄えているようでした。

街を歩いていて気になった名称のビル。かわいい名前。

ベタですが、「ななや 青葉通り店」で濃厚な抹茶ジェラートを食べる、というのが、静岡到着後、一番にやりたいことでした。抹茶ジェラートは7種類あり、最も濃厚なのは「no.7」と名付けられています。たしかに濃かった。

呉服町・両替町といわれる繁華街エリアをひたすら散歩。トラヤという名前のしまむら的なショップを発見。これが伊勢丹にテナントとして入っているのが面白い。

100均です。看板の配色のせいか、地下にあるせいか、なんとなく怪しい雰囲気に見えますが(笑)。でも、いいもの売っていました。さば・いわし粉の削り節をゲット。

夜ごはんは当然、鮨と決めていました。でも、どこの店にするかは最後まで悩んで、駅前の「松乃鮨」ではなく、「寿司本家」を選んだのでした(寿司本家で2皿ほど食べた後、松乃鮨で本格的に食べる、というプランBも用意していた)。

寿司本家は、「札幌かに本家」が手がける回転寿司チェーンで、静岡と愛知にしか店舗を出していないようです。回転寿司大好き人間としては、この機会に押さえておきたいと思いました。

汁物と9皿食して2500円いかないくらい。安いなあ……。さすが、蟹系も何でも美味しかったです。幸せすぎる。

まだ時刻は18時くらい。夜の街を探索したいなあと思い、歩いているとなんともレトロ感たっぷりな、好みのタイプの喫茶店を発見。

2階に上ると。古き良き感じと今っぽい感じがいい塩梅に融合した空間でした。

素敵な絵画が飾られています。30代後半のマスター(夜担当)は画家さんで、彼が描いた絵です。「HIRONARI UTSUBOYA」さんというお名前で活動していて、これまで200枚ほど作品を発表し、静岡県内のいろいろなお店やスペースに飾られているのだとか。

しばらくの間、絵の話とか活動の話とか、おしゃべりしていました。普段、画家という職業の方に出会わないこともあり、いろいろなお話を聞きながら、楽しいひとときを過ごしていました。

途中で常連さんが来て、「なんでも好きなものを」なんて言っていただいたので、お言葉に甘えて珈琲ゼリーを奢っていただきました。ラッキーなことがあるものですね。美味しくいただきました。こちらのお店はたまごサンドやフルーツサンドが絶品だったそう(前のマスターの時代)で、今後復活を望みます。

夜担当マスターに教えていただいた、風情のあるエリアに立ち寄ったり、駅前の戸田書店(なかなか良き本屋だった)で買い物したりした後、22時前くらいにホテルへ戻ってきました。

その前に、ホテルのすぐそばにある整体的なマッサージへ。どうして黄色地に赤って、なんとなく妖しい印象があるんでしょう。普通に親切なマッサージ屋さんでした笑。

さて、2日目の朝は、ホテルの朝食をいただきます。今回泊まったのは「ホテルニューシズオカ」。朝食の「静岡おでん」目当てでした。静岡おでんは削り粉や青のりをかける、という特徴があります。初めていただきます。美味しくてお代わりしました。

移動です。静岡駅から清水駅までは電車で約11分。

駅前を一通り散策。商店街に入る途中の通りです。

これまた古めかしい喫茶店「羅比亜本店」にて、読書をしながらフルーツ補給。これはパフェではなく、フルーツタワーというメニューでした。

清水駅からバスに乗って5分ほど。「エスパルスドリームプラザ」や「静岡マリンパーク」付近で降ります。本日の主要目的、WRESTLE-1静岡大会が、この付近の清水マリンビルで開催されるためです。

東京を拠点に活動するプロレス団体の地方大会を観戦に来たのは初めて。これぞ、遠征……!?

2試合目。三富政行選手は会場のちびっ子たちをうまく“参加”させたり、観客参加型の仕掛けをしたりするのが特徴。事前にリサーチしたり、周囲をしっかり観察したりして、上手に巻き込むのって、日常生活(仕事含む)の人間関係においても大切なことよねえ、と、プロレスを観ながら自身の日頃の行いを省みるのでした。

芦野祥太郎選手の勢いあふれる、怖気づくことのなさそうな、果敢なファイトスタイルも好もしかった。目を見張ったのは児玉裕輔選手の鋭い観察力と瞬時の判断力。それらの研ぎ澄まされ方ははんぱなかったです。タッグの試合であれだけ三手先以上を読めて、あれほど素早く動けるってすごい。そして、黒潮“イケメン”二郎選手の華やかなオーラの出し方、作り方。彼はWRESTLE-1所属選手ですが、別の団体のビッグマッチに出場した際、会場の視線の大半を自身に集めていたくらい、スター性があり、空気の変え方が巧みで、毎回驚かされます。……というふうに、今回もさまざまな選手の振る舞いや動きから、学びを得た観戦時間でありました。地方遠征もいいなあ、また来よう。というのが素直な感想です。

趣味に時間と金をまあまあ注ぎ込む、という独身ならではの自由を今後も謳歌し続けるのでしょう、私は。それでも東京での観戦を除き、「旅セットの遠征」は月一ペースにとどめておくかな……。なんでもやりすぎはよろしくない、とわかっているので自制。

観戦後、時間を若干持て余していたので、マリンパークにある観覧車へ。普通に「よし、乗ろう」って、足が動いていました笑。

そういえば観覧車、ひとりで乗ったことないなあ、と思いながら、それでも乗る。実はあまりにも高所は苦手で、毎回てっぺんに近づくにつれ、外の景色から目を背けがちだけれど、それでも乗る。

右上に写っている三保半島をこの目で見てみたかったんです。あいにくの雨で、あまり良い感じには見えませんでしたが、目的ひとつ達成。

夜ごはんはエスパルスドリームプラザ内の「バンノウ水産」でいただきました。あらかじめ「絶対これ食べる」と計画していた「大漁定食」という一番豪華なメニューを迷わず選択。大トロ・中トロに、ほほ肉・頭肉の希少部位全10種類も楽しめます。一度にこんなにたくさん、かつ種類豊富なまぐろを食べる機会なんて、ほぼ、ない笑。

これにツナナゲットも追加でオーダーする、という大食いっぷりを発揮しました。旅中は好きなように食べていいんです。帰ったらトレーニングするし、地味飯に戻るし、何よりもう二度と来られないかもしれないし、ね。

再び清水駅に戻って、これまたレトロ感たっぷりの喫茶店「ボンヌール」へ。白玉小豆と昆布茶のタッグ、素敵すぎます。うっとりするお味。

こちらで旅はおしまいです。静岡、楽しくて美味しかったです。のんびりできました。

帰路は、清水→静岡からの新幹線、清水→三島からの新幹線、という2つのルートを選べました。すでに行きで通った前者のはやめて、ぶらり電車の旅的に後者を選択。東京への到着時間は変わりません。

そして、現実に戻ってきたのが昨夜。7月は岩手にホテルを取り、みちのくプロレスを観戦する予定をすでに入れています(こういうときは行動早いんです笑)。そんななか早くも、8月はどこへ何を観にいこうかしら……と今から妄想が始まっています。


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