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ご褒美的週末。
「神社への参拝が効いてきたのか? トイレ掃除の効用? 断捨離の効き目がついに?」などと思うことがあった。
特別なことはしていないけれど、自分なりに真面目に、関わる人たちとは誠実に向き合って生きている。
日々、当たり前のことをしているだけだけど、それはご褒美のような時間だった。
土曜の夜、好きな人がスッとやってきたのだ。
私たちの間にはそれなりに物理的距離がある。関東と関西。飛行機を使うと、ドア・ツー・ドアで4時間弱くらい。近いようで遠いのか、遠いようで近いのか。何度か行き来しているとよくわからなくなる。
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土曜の昼頃、関東寄りのエリアで仕事をしていた彼から電話があり、夕方以降の予定を聞かれて答えると、「園子さんに会いたくなったから東京に行く」という。
最後に会って10日ほど経っていたこと、次に会うのが1週間後であることから、その合間に会えることがうれしくて、電話を終えた後ニコニコが止まらず、かつ、おかげさまで仕事が捗り、部屋もより綺麗になった。
ほぼ毎日通話をしているけれど、五感を使って共に過ごすひとときは、それの何倍もラブリーな時間で、癒される感情と愛おしい感情がふくふくと優しく膨らんでいく。
そんな前提があるから、それから数時間後、地元の町で彼が私の隣を歩いていることがなんとも信じ難く、喜びと温かい気持ちでいっぱいに。
やることはたくさんある(仕事や運動、勉強)し、家には観るものも読むものも山ほどある“コンテンツ天国”状態だから、ひとりの週末は十分に楽しい。
ただ、思いがけず彼が半日ほど東京に来てくれたおかげで、より素敵でスペシャルな週末に変わった。
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すべての出会いは宇宙からの恩恵。中でもパートナーという相手は紛れもなく、特別感のあるギフトだと考えている。
相手が健やかでいてくれること、自分に愛を注いでくれることに感謝しながら、心を込めた愛し方をしていきたい。
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