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失敗しない道北移住 その1




道北に移って3年弱。移転先の候補は、高知と鳥取が候補だったんですけど、友人には「私だったら高知にする。北海道はない。」などとはっきりいわれたりしていました。
なんでそんな道北をみんな避けるんでしょう??
なんか道北を誤解してる?
にしても現実の道北の暮らしは道外の人には驚くほど伝えられていないにも事実。道北人たちのプロモーション?する内容と道外の人が知りたいことにズレがあるんじゃないかって思うんです。
というわけで、これは私が感じた「聞いてないよ~」を集めたエッセイ集でです。

道北暮らしは寒くない!?


道北の人は寒さに弱く暑さにも弱い


北海道では室内全部を暖める暖房方法が普通です。
これは、水道の凍結を防がなきゃならないっている理由もあるからだと思われます。住宅はほとんど二重窓。
そして道民は、真冬でも室内を25度あたりに設定します。
15度でも17度でもいいとはおもうんですけど、なぜかそうはしない。

外はもちろん寒いですよ。マイナス20度にもなりますから。でも、みんな
基本外に出ません。雪投げ(雪かき)するときとあとは通勤に使う車まで歩くくらい。しかも、室内で身体をめっちゃ温めて外に出るのでそれほど寒さを感じずにすむ。(たぶん・・)
子供の時はいざしらず、そんな暮らしをしていたら普通に寒さにも弱くもなりましょう。

私は生まれも育ちも関東なのですが、私の方が生粋の道北人より寒さに強いです。室内は17℃あればいい。あとは衣類を着こめばなんとかなります。
関東時代は、測定してないけどもっと室内は寒かったはずです。暖房はホットカーペットと灯油ストーブ。ときどきエアコン。それも一日中は使いません。
エアコンのない時代は室内で息が白いなんてこともありました・・・。

道外から道北に越してくるのであれば、「北海道だからどんな状況でも寒いに違いない」と思ってはいけません。
あなたが自宅を何度設定にするかにもよりますが、外出先の屋内はたぶん室温25度以上です。
マイナス気温対応でへたに厚着しているとそんな部屋に入ったら汗をかいて風邪をひくことになりかねません。厚着の下にあったか下着なんか真冬に着てたら大変ですよ!暑くてたまらないです!あったかパジャマも真冬は必要ないです!!暑くて大汗をかくことになります!!

一枚の外套を防寒にして下は薄い衣類、これが冬の定番であります。

あった下着やあったかパジャマが活躍するのは、今時分、え~と10月くらいです。本格的な暖房を入れる前の時期。この時期が一番体験的に寒いのです。あと、春ですね。
雪が溶けても4月5月は、冷たい東西の風が吹くのでとても寒いす。
風が冷たいんですわ。

そして・・・
夏は暑いです!!!!短い期間ですけど暑い!!!
なんせ、冬用に考えられた北海道の住宅ですから!密封性高いですから!
夕方すぎるとぱたんと涼しくはなりますけどね。
暑いのが嫌で移転先を道北にしたのですが・・・これはちょっと「聞いてないよ~」みたいな感じでしたね~。

車がなくても生活できます。

北海道でくらすには車がないと、ってのが暗黙の了解みたいになってますが、わたくしはバイクのみで暮らしております。移転先の町村にもよりますが、選んだのがコンパクトな町であるなら北海道であっても車なし生活は可能かと思います。

車なしで北海道へ移転って話すると、「やばい」ってさんざん言われましたけどね。でも、そんなに不便を感じていません。
じゃあ冬はどうするんだ、といいますと、冬場の移動はバスと自転車です。大きな町へはバスで。買い物や町内のパート先には自転車で、

冬??雪なのに自転車??と思われると思いますが。
雪タイヤに交換すれば普通のママチャリも雪道をすいすい走れます。
はい、すいすいと。

嘘じゃないです!
ほんとですってば!!

スケートリンクみたいな道を想像されるかもしれませんけど、雪面は氷じゃありません。雪タイヤはしっかりと雪面をグリップしてくれるのです。

あ、大事なこともう一つ。
本州日本海側の雪と違って雪が軽い、というのが道北です。
基本、冬に降る雪は粉雪です。(ぎゅっと握っても雪玉が作れない。)
だから、傘なんかささなくてもいいんですよ。外気温が低いままなので雪が衣類についても溶けないので。


そういえば、車を持っていると(車庫があっても)車のために雪かきをしなければならないんですよね~~。朝一で、車を雪から掘り出す・・・。考えても嫌です。。。自転車だと雪かきも自分が通る分だけでいいですから、楽っす!(公共の外廊下は余裕があれば隣近所の雪はねはします!)

雪かきを請け負う業者や個人がたくさんいるので、お金に余裕のある人は雪かきを委託します。個人で雪かき仕事?はい。雪かきできる重機を持っている人が多いんですよね・・・・。その辺もこの辺ならではかも・・・。


・・・


この機会だから私が見た道北の素顔を言語化しておこうと思います。

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