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かみぱに!

2023.9.6

うす。

神様に恋するお話。

と思いきやメインは妹の瑞希を堪能する作品。

綺麗な絵にツンデレの妹。

これがかみぱに!の強さの秘密。


各キャラの感想

少し病み闇のツンデレ妹 香原 瑞希(かはら みずき)

非常に質の高い妹ルートだった。
めちゃくちゃ大好きなお兄ちゃんが私を見てくれないから大っ嫌い。
だからケンカが絶えないし、仲の悪い兄妹として周りからも心配される。
この仲違いする兄妹が少しずつ仲良くなっていき、どんどんデレていくストーリー。
シンプルな味付け。
だがこれでいい。

序盤はまじで嫌いなんじゃないか?と思わせるぐらい仲が悪い。
でもひょっとして実は・・・と思わせてくれる発言もあったりして「うおお」と思わせてくれる。

中盤は妹に気持ちの描写がふんだんにあり、普段の悪態からは想像もできないほど弱弱しくネガティブな瑞希はとてもギャップがあって良い。

そしてデレ始めたらもう止まらない。
相談?
お兄ちゃんって呼んでいい?
なんだその相談は!!!!
萌えと言うものがわかっているではないか!!

「お兄ちゃん以外なにもないあたしになりたい。」

この病み系マックスのやばい言葉は瑞希をよく表している。
風呂に入りながら兄に襲われたい願望が初期のころからあったり、がちがちに束縛して欲しい願望などちょっと愛がねじ曲がっている感じがまたいい。

他の女と仲良くしたりデレデレしたり、自分に振り向いてくれない。
そんな理不尽なことで兄貴のことが嫌いで嫌いで仕方ない。
だけど大好きだから嫌いになりきれない。
そんなツンデレ妹はとても可愛くてたまらなかった。

友達以上恋人未満 九条 天音(くじょう あまね)

男友達のような存在。
だけども嫉妬心から恋心に気づく超々王道ストーリー。
キャラ的には人気の生徒会長。
明るく前向きでおせっかいで勢い任せの行動が多いが感情ではなく今が良くなるように動いている。
瑞希に兄の気持ちを聞き出すとこや、古依の見舞いのとこなど、それがよく表れていて、引くところは引けるカッコいい女の子。

基本見ていて気持ちいい性格しているし、まじでいい子。
そしてなにより見た目と付き合い始めの挙動が可愛すぎる。

おっぱいも大きくて落ち込んだ時には真下からパンツを見せてくれる。
そんなエロくてかわいい天音は、かみぱに!のなかで一番付き合いたいと思ったキャラだった。

巨乳の巫女先輩 霧島 乃々香(きりしま ののか)

巨乳。
そしておっとりしていてドジっ子。
ごめんテンプレ過ぎて意外とエロに積極的ってぐらいしかあまり印象がない。


気になったのはなぜかこの子だけ射精の時に中か外の選択肢が出てくる。
巨乳にはぶっかけが似合うから(個人の意見です)是非外へと、選択肢を用意したのだろうか。
そういった意味では制作陣のエロへのこだわりを感じたルートだった。


絶対的嫁ポジジョン 片瀬 恵(かたせ めぐみ)

お前らいつ付き合うの?
ってきなポジションの幼馴染。
ほぼ毎日ごはんの用意をしに来てくれる。
圧倒的な好意のかたまり。
けど昔の出来事により神様からかけられた誓約のせいで恋仲になれない悲しき運命。
近づいたり離れたりを繰り返す二人は切なすぎる。

最初は隣にいるだけでいいと願ったはずなのに、想いが溢れて、幼馴染の関係以上を望んでしまう。
だけどそれは結果主人公を傷つけてしまう。

恵は本当に主人公のことが好きななんだと思う。
夏が好きなのは夏休みは主人公に会えるから。
転校してきた主人公のことを嬉しそうに天音に話していたこと。
他のルートでも幸せな主人公を祝福しながらもすごく寂しそうなところ。
そんな恵が結ばれない姿はほんとに悲しい。
古依のお陰で期間限定で結ばれるも、終わりが決まっているだけにより悲しかった。

終盤、誓約のせいで主人公の全てを忘れてしまうところはマックス切なかった。
せっかく主人公のことを辛い中振ったのに、少しづつ消えてしまう大切な記憶。
あの時の恵の絶望さは見てられなかった。
恵の気持ちを誰よりも知っていた天音が全てを忘れてしまった恵に熱くなっているところ泣けてきた。

古依により記憶を取り戻し最後神様に打ち勝つハッピーエンドは最高だった。


神様なのに神社でお漏らし 天泉森雨古依命(あまいずみもりあめこよりのみこと)

名前が長い。
天泉森雨古依命って多分誰も覚えてないんじゃないか。
作中では古依(こより)で呼ばれてる。
一応神なので長生きのロリババア的キャラ。
だけどやたら生意気で我が侭で子供っぽい。
正直ババアどころか神様かどうかも疑わしいぐらい子供っぽい。

神様だから偉そうだし、頭が高い。
粗を指摘しようものなら天罰を与えてくる。

正直生意気すぎて徹底的に調教して性奴隷ルートを期待してしまった。

でもなんだかんだ神様してた。

主人公と恵を守る為消えてしまうところは悲しかったし、帰ってきた時は素直に嬉しかった。

貧乳なのにイチモツを胸にこするところは健気で非常に興奮した。



良かったところ

・絵がまじで綺麗
・妹瑞希が可愛い
・恵の純愛っぷり

評価(10点満点)

シナリオ・・・3点
キャラ・・・3点
音楽・・・3点


やっぱり妹は良い。
この愛情表現の苦手から暴力に走ってしまう感じ。
この手のキャラは心が弱くてそこがまた妹としてとてもいい。
大事にしたいと思わせてくれるし、守りたくなる。

エロゲーの魅力の一つに非現実的なキャラがあると思う。

実際瑞希のようにあそこまで失望して嫌いだったら恐らくそのまま相手にされなくなるのが現実だと思う。
でも瑞希は狂おしいほど好意を持っており、その葛藤がキャラの魅力になっている。

そして僕はそんな風に女の子に好かれたくて、その疑似体験とも言えないエロゲーをこれからも続けていくのだろう。


最後にひとついいたい。


かみぱに!のキャラ全員乳首が小さい!
もっとでかくしてくれ!(個人の好みです)


ゲーム情報(Wikipediaより引用)

スタッフ

ブランドクロシェットの処女作。2007年7月1日に公式ホームページ上で制作が発表された。『ボーイミーツガール』(フロントウイング)で人気を博したイラストレーターしんたろーの新作ということで注目を浴びた[要出典]。開発当初は『かみさまくるくるぱにっく!』という名称だった[2]

2007年12月21日に発売が予定されていたが、作品のボリュームが当初の予定を遙かに上回る規模になったという理由で2008年2月29日に延期、さらにグラフィック部分を強化するという理由で3月28日に再延期された。このときは2月15日に公式ホームページ上で、クロシェットの代表がお詫び文を掲載している。この中で、「“クロシェット”というブランドが原画のしんたろーさんあってのブランドと考えており、故にグラフィック部分に関しての妥協は一切出来ないと認識している」と記載されている。

※この記事の画像は全て【かみぱに!/Clochette】より引用

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