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この青空に約束を—

2023.8.7

うす。

すべてのヒロインが好きになる。

優しい世界がここにあります。

何度も泣いてしまった。

キャラ ルート感想

心弱気強気っ子 沢城 凛奈(さわき りんな)

この凛奈はツンツン期とツンデレ期とツンデレデレ期の3段階も味わうことのできる、強気っ子。

声優の舌足らずな感じがまじでキャラと合っていて可愛さが倍増している。

世の中に絶望してて、触れるもの全てを傷つける不良少女。
そんな中、みんなの温かさに心が揺らぎ、悩むデレを見せながらも強がってツンツン突き通そうとする。
まさに人工的に作られた悲しきツンデレ。(私の好きなツンデレのひとつ)
そんな強がりを溶かしていく、つぐみ寮の優しさ。
心が弾けたように泣き、謝り、だけど嬉しさの止まらないあのいろんな感情が含まれた笑顔は、デレの一言ではかたずけられない。
今まで全てを否定し傷つけてきた彼女は、勇気を持ってこの温かさを受け入れる。
このギャップはツンデレの域を超え、感動へと昇華していた。

絶望少女と言うツンツン期から、不器用だけども素直な少女、ツンデレ期へと変化する。
ここからのツンデレ期は弱い心と恋心に気づかない主人公への当たり方がツンツン期とは違った、明らかな好意故のツンがメチャクチャ可愛い。
素直だけど不器用だから言葉を求めても伝わらず。
かと言って自信がないから、過去、逢わせ石をくれた人だと勝手に信じ、自分達は運命的なんだと思いたくて。
だけども違って絶望して。
この強気なんだけど、対比していつも絶望しちゃうこの心の弱さのギャップが彼女最高の魅力だ。

付き合ってツンデレデレ期になってもそれは変わらない。
嫉妬、強がり、寂しさ、悔しさ、愛情、これらを隠すことなくぶつけてくる彼女の愛らしさといったらマジでたまらない。

そしてピーターパンの劇のところは泣いた。

寮での暮らしを好きになりだした彼女と、もともと好きだった寮のみんな。
あと少しで離ればなれになってしまう悲しさを受け入れる為、一番受け入れるのが辛かったはずの海巳が劇を通して想いを伝えるシーンはすごいよかった。

だから心の弱い彼女が卒業まで泣かない約束ができたのだと思う。


とても良いツンデレでした(*´ω`*)

あと体操服、下裸で学校をうろつくのはエロいなと思いました。


影の支配者で高値の花 浅倉 奈緒子(あさくら なおこ)

切ない。
こんなに切なくなるとは思わなかった。
傍若無人な会長が素直になれないだけ。
そんな物語を予想してたけど、まったくそうゆうのじゃなかった。

思わせぶりをして傷つけてしまった過去。
犯してしまった罪。
それ故に、好きという気持ちをどうしても伝えことができない。
どんな言葉で伝えても信じてもらえるはずないからだ。
だからこの気持ちをお互い蓋をする為、そして幻滅してもらう為に、傍若無人なキャラへと変化していった。

会長と主人公との関係性はいつもはむちゃくちゃされる。
けど、行動で見せる愛のカタチは罪の意識からくるものだったり、もしくは隠された恋心だったのかとか思うとちょっと切なくさせるツンデレだ。

こんな切なくなるツンデレも悪くない。

最後は言葉ではなく、その行動によって好きという気持ちを伝えれたことは心があつくなった。

キャラ的には普段の学校では超厚い猫をかぶり、寮のみんなの前では本性をさらけだす。
そんな二面性を持つ、みんなの姉御的存在の生徒会会長。
いざとなればどんな手を使っても寮のみんなを守る頼もしい人。
最高にかっこよくめちゃ好きなキャラのひとり。
だから、最低な過去も許したくなるし、むしろ応援したくなった。
そんな普段の会長からは想像もできないほど、似合わない乙女なシナリオを作るのはほんと反則だよ。
ちょっと泣いた。

あとおらおら系ヒロインと足こきの相性は間違いないですね。


表裏のないどんくさお嬢様 六条 宮穂(ろくじょう みやほ)

お嬢様で表裏がなくてちょっと偉そうな後輩。
だけども手先が不器用だったり、運動神経が壊滅で、とにかくどんくささがそれを調和し愛されキャラになっている。
主人公に後輩としてこき使われたり意地悪されたりするのもバランスがとれれて見てて微笑ましくなる。

洞窟でのラブラブ作戦もことごとく裏目に出たところはホントは切なく悲しいくなるんだけど、宮らしくもあり笑ったし可愛かった。
航と海巳の相合傘を見つけたときはマジ笑った。

付き合ってからの宮はますます可愛かった。
まったくそれを隠すことのできないポンコツさはやばいし、聞いてもいないのにこっそり話しただしたり。
ムードをいつもぶち壊す宮ともエッチシーンはマジで好き。

ネタキャラでありつつも見た目が圧倒的に可愛い僕の好きなキャラの一人。

絶対的ヒロイン 羽山 海己(はやま うみ)

圧倒的な正妻の幼馴染。
付き合ってるんじゃないかと疑うレベルではなく完全夫婦。
そして地味で大人しい美少女という皮を被った闇病み属性。
わがままで我を通す、サイコパス感漂うヤバい女。
闇属性らしくドMでエロく、はしたない。

だけどその背景には駆け落ちして消えた親が悪い。
幼馴染で好き同士だったのに家柄のせいで一緒にいることができなくなった。
その長年の絶対叶うことなのい恋心がねじれねじれヤバくなったと思うとサイコパス感が漂うのも仕方ないのかなと思った。

付き合えたのはやっぱり寮のみんなのおかげ。

その優しさにまた泣いた。

色々やばいやつみたいの言ってしまったけど、誰よりも主人公の幸せを願ってて、寮のみんなのことが大好きな海巳は僕は好きだ。


先生で寮長でポンコツで 桐島 沙衣里(きりしま さえり)

ダメで甘えん坊で強がりポンコツお姉さん。
この属性は絶対に間違いない。
本来頼りにされなくてはいけない先生かつ寮長という立場。
だけどみんなに舐められながら、「くやしー」言いながら空回りする姿はどう考えても可愛い。

そして、全てにおいてのバレバレの感情。
嫉妬したり、甘えたかったり、かまってもらいたかったり。
隠そうとしても隠せない感情。
そして隠さなきゃいけない場所での愛情表現。

それが全て愛おしく感じさせるのが、このポンコツお姉さんのさえちゃん。

そんなお姉さんが寮のみんなの為に頑張る姿が良い。
学生気分の抜けていない先生が泣き言を言いながら成長する姿はやっぱり泣けた。


一緒にお風呂に入れるヒロイン 藤村 静(ふじむら しず)

感情が薄い。
世間知らず。
物静か。
内弁慶。(寮のみんなには強い)
友達がいない。(作ろうとしない)
主人公にだけ懐く。
気まぐれで猫っぽい。

そんなロリに性教育と開発を行う業の深いルート。

ロリコン万歳!

と思いきや、数年後のエンディングで見違える程のめちゃ美人なお姉さんに。
これはこれで可愛くて好き!!

ただこのルートもロリロリしいだけでは終わらない。

育児放棄されてた彼女。
寮生活を通して少しずつ人として成長するしていく。
その過程での寮のみんなが優しすぎるてほんと泣けた。


良かった点

・日常パートにわかりやすい落ちがついていておもしろ可笑しく読み進めることができる
・全ヒロインが魅力的で別のヒロインルート確定後であっても変わらない想いや優しさが伝わりより好きになってしまう

評価(10点満点)


シナリオ・・・7点
キャラ・・・8点
音楽・・・6点


なんかね常に泣いてた気がする。
特に誰かが死ぬとか別れとかそんな悲しさで泣くとかじゃなくて、温かさでってのがこの作品の魅力だと思う。
ほんと何度も言ってるけど寮のみんなが優しすぎる。
ヒロイン一人一人クリアしていくたびに全員が際限なく好きになってしまう。

っといいつつ沢城凛奈が一番好きだったりする。

実は大学生の頃めちゃくちゃ気になってたんだけど、当時は中古でも値段が高くて買えなった。
パッケージに映る凛奈をみて勝手に爽やかな美少女だと思っていた。
やっと今この作品をプレイした時、長年思っていた凛奈のイメージと作品のキャラは真逆で衝撃的だった。
でもそれが逆にすごい良くて一番好きなキャラになってた。

ホントにいい作品だった。

ただ一つ難癖をつけるなら妹が欲しかった。(妹好きのたわごとですまん)

次は妹が出る作品をやります。

ゲーム情報(Wikipediaより引用)

オープニングテーマ「allegretto ~そらときみ~」
作詞・歌:KOTOKO / 作曲・編曲:C.G mix
エンディングテーマ「さよならのかわりに」
作詞・作曲・編曲:a.k.a.dRESS / 歌:つぐみ寮寮生会合唱団
挿入歌「Pieces」作詞:大咲美和、Hidemi Nemoto / 作曲・編曲:Hidemi Nemoto / 歌:大咲美和

2006年3月31日に戯画より発売された。『ショコラ』、『パルフェ』でコンビを組んでいた、ねこにゃん&丸戸史明 with 企画屋が贈る最新作。物語は『パルフェ』の2年度後の新学期から始まり、同作から引き継がれたゲームシステムに、イベントモードの追加などといった改良がなされている。

略称は正式には提示されていないが、「こんにゃく」(この青空に約束を→Kono Aozora ni Yakusoku wo→Konnyaku)という略称で呼ばれることが多い。スタッフによる公式の日記にも「こんにゃく」と表記してあったり、テレビアニメ版公式のドメインにも「konnyaku」が含まれている(#外部リンクを参照)。

2007年4月には、本作を原作としたテレビアニメ『この青空に約束を―〜ようこそつぐみ寮へ〜』が放送され(後述)、同年5月25日にはドラマCD「メモリアルストーリーズ」が発売された。

美少女ゲームアワード2006」にて大賞を受賞するなど[1]、評価の高い作品である。

※この記事の画像は全て【この青空に約束を—/戯画】より引用

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