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スタアシの同志ちゃんたち

スタイリストアシスタント1年生のユミ子です。
「スタイリストアシスタント」長いので「スタアシ」で。

5月から派遣としてスタアシ道を再スタートいたしました。
(それ以前の「破門」までの経緯については興味あれば過去記事を御覧くださいませ)

研修を経て、既にいくつかの現場へお仕事に行ってきました。
私が派遣として働く前に付いていた方は、ファッション誌をメインにお仕事をされていたので、そういう現場しか見たことがなかったのですが、派遣で様々な媒体の現場へ行くと、ファッションスタイリストにはいろんな活躍の場があるのだなあと感じます。

派遣は必ずしも自身の志望するジャンルの現場へ行けるわけではありません。だから、どのようなスタイリストになりたいのか具体的なイメージを持っている人は、興味のない現場にも行くこともあるので、時にしんどいかもしれませんね。
私自身、たくさんの憧れブランドを扱えるようなお仕事の手伝いをさせてもらっていたあの2ヵ月と度々比べてしまいます。

まだ派遣始めて間もないですが、やっぱり専属で付ける別の人を探せばよかったかなあといまだに迷いがあります。

だけど今、比較対象が出来たからこそ自分の好きなものを再確認できてるわけなのでデメリットばっかり考えてはいけないなと思います。
それに、何よりも派遣のメリットを感じているのは、横の繋がりです。

複数人で派遣される現場だと「事務所、○○ですか?」に始まり、休憩時間とか帰り道でいろいろとお話しをします。
ただでさえ不安の多い立場なので、その気持ちを誰かと共有したい!!と思うのはみんな同じらしく、意外とすんなり話がはずみます。
もちろん悩みだけではなく、みんなやっぱりお洋服が好きなので、こんなのやってみたいとか、デザイナーやブランドは何が好きだとかきらきらしたお話もしながら、自然と打ち解けていく感じです。

私は2ヵ月同じスタイリストに付いていた期間はいつも、同じスタアシの人たちは日々何を考えてんのかな、話してみたいな、と思っていました。
まあもうちょっと長く付かせてもらえてたらいろんな繋がりが出来たのかもしれないけど、派遣になってたったの数週間のうちに一気に横の繋がりが増えました。
私のように、数年社会人経験を経てこの道に飛び込んできた人も何人か居たので勇気ももらえました。

専属と派遣では経験値の差が大きいと聞くので、スキルアップに関しては焦りを感じますが、同志が出来たことには同じくらいの価値があるのではないかと思っています。

同じ道を志す者どうし切磋琢磨する感じ、なんだかデザイン系の学校に通っていた頃のわくわく感を思い出しました。

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