百聞は一見に如かず

この土日は、とある自治体さんで行われている防災研修の見学をさせていただいています。

主に避難所運営について、住民の方々が学ぶ内容となっているのですが、昨日行われた研修がすごく面白くて、うちの市でもやってみたいなと思いました。

よくある「講義形式」ではなく、大きな体育館を会場として、実際に「受付スペース」「物資スペース」「寝床スペース」「情報提供スペース」など、模擬的に設置してあって、住民の方に各スペースの改善案を考えてもらうという内容です。


今回見学していて、改めて感じたのは、「百聞は一見に如かず」ということです。

避難所運営について学ぶと、必ず「要配慮者支援」「男女共同参画」「環境衛生」などのワードが出てきます。

どれも重要なのですが、座学で学ぶだけでは表面的な理解に留まるというか、重要だということは認識できても、具体的に避難所内でどう体現すればいいのかについては、やっぱり実物を見て、自分の頭で考えて改善する経験がないと本当の意味で理解できないのではないかと思います。

基本的な知識を学ぶ座学ももちろん大切ですが、やはりもっともっと演習を取り入れて、参加者自身が取り組む中で学び、参加者どうしで高めあっていくような研修も組んでいきたいと感じました。

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