見出し画像

 昨日ドイツで出会ったうさぎが忘れられない🐇!?うさぎ🐰とドイツ・プロテスタンティズムの話

 今日のお題はドイツで出会ったうさぎさん🐇たち!?

 思いがけず、昨日出会ったうさぎさんの姿が脳裏に焼きつき、一日経った今日もその姿が頭からこびりついて離れてないので、こちらに綴ってみることにいたします。といいつつ、なぜこんなにうさぎ🐇が気になっているのか、自分でも分からないのです。ということで、昨日あった出来事を回想してみることに、、、。いや、ちまたで著名なうさぎ園を見に行ったとかいう話でもなく、お友達の結婚式に行ったら、たまたま、その会場の中庭にたくさんのうさぎがいたというだけの話なのですが。

               こちらが、その噂のうさぎさん🐇たち

 身近な動物ながら、あんまり生で見る機会のなかったウサギ。小さくてかわいいイメージでしたが、こんなに耳が長くて、どっしりしていて、ガタイが大きく、貫禄があるとは、、、意外でした。ちなみに、この隣に小さなウサギ小屋があって、そこには手の平サイズの赤ちゃんウサギも🐇本当に爆発的なかわゆさ💛💛💛

こちらはウサギ小屋から外を覗いているうさぎ🐇さん。

 デューラー(ドイツの画家Albrecht Dürer, 1471年~1528年)の著名な絵画に似たウサギさんも発見↓

ちなみに、本物のデューラーの絵画はこちら↓(笑)

https://de.wikipedia.org/wiki/Feldhase_(D%C3%BCrer)より引用

 でも、一番私の心を捉えたのはやっぱりこちらのウサギさん↓
ものすごい、くつろぎよう。ウサギもこんな寝方をするんですね。びっくりです!猫みたい🐈

リラックス中のうさぎさん。この後、目を覚まして、隣にあるウサギ小屋に戻っていきました💛

このリラックスうさぎの姿があまりにも衝撃的すぎたので、日本にいる友達に「こんなにくつろいでいるウサギ、初めて見たんだけど、こんなウサギ、見たことある?」と、この写真を送ってみたら、「そういえば、日本のウサギは緊張して、端の方でまとまっていることが多くない?」と。ふむふむ、ウサギの行動にも文化や育った環境が出てくるのでしょうか!?

 結婚式会場の話に戻りましょう。いや、ウサギではなくて、そっちがこの日のメイン、、、どうか末永く幸せでいてね💛💛💛
 ということで、そこに居合わせたドイツ人の話によると、新郎新婦のご家族はシュトゥットガルト近辺のプロテスタント地域出身だとのこと。その地域はブルジョワ階級が多く、プロテスタント信仰が、いかに資本主義的な思考に関係していることか、と。確かに、その辺りはドイツの中でも裕福な地域というイメージが私にもあります。話のテーマも基本、自分がどんな仕事をしているか、その仕事にどんなに熱心に取り組んでいるかということで、特に成功例(失敗例ではなくて)で、人生における優先順位に仕事での成功が最も高く位置づけられているコミュニティーと感じました。日本の社会の中にいると、仕事が人生の優先順位と言われても、そういう方は多いでしょうから、あまりピンとこないかもしれませんが、ドイツの中にいると、特に私の周りにはそういう人があまりいないのです。だから私にとってはちょっとびっくり!私の周りのドイツ人たちは、むしろ休暇やペットや家族や趣味の方が最も重要で、社会での自分の役割&位置づけとか、仕事での成功はどうでもいい、他人からの評価はどうでも良くて、自分の価値観が一番という人が多いです~この環境がいいのか悪いのかは別として~笑。
 話を戻しますが、私がウサギさんと共に出会ったドイツのキラキラしたコミュニティー(お洋服もみんなバッチリきめて!Coolでオシャレなドレスコードの方が多かったです)は、マックス・ウエーバーの傑作で示されたドイツ・プロテスタントと資本主義の理論の典型的パターンを見ているかのよう。今のドイツ、ものすごい速度で多様化していますが、それでもなお、ウェーバーの言っているような世界が、まだ脈々と受け継がれているところもあるんだなと思いました。でも、その理論ー神から啓示された天職の概念からすると、他の宗教を信仰する人は、社会的に成功できないということにもなるんでしょうか。
 そんなことを考えながら、リラックスしたウサギさんに癒されつつ。うさぎは、そもそも臆病で繊細な性格ならしいので、知らない人の前でも、こんなお腹を出して寝ている姿を見せるということは、この子たちはよっぽど平和で伸び伸びとした環境の中で育ったということなのでしょうか。レストランで飼われていたということはまさか、、、と恐ろしいことも頭を一瞬よぎってしまいますが(かわいいと言っている場合ではない、このウサギさんを脱出させなければ、、、)。まぁ、小さな子供たちも楽しめることが売りの保養地というかんじなので、このウサギさんたちは動物園の役割ということなのでしょう(いい思い出にしたい、、、笑)。
 ということで、またこんなウサギさんたち🐇にどこかで会いたいです。次はできれば日本で、、、!


 
 
 




よろしければサポートをお願いいたします!