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まるで恋

夕べからふいに届いたエネルギーに
どうしようもなく心奪われてしまっている。

胸の奥が甘く切なく
甘美に疼くような

まるで恋だ。

エネルギーの正体は何も分からない。

人なのか物なのか現象なのか
そういった「形」になる前のエネルギー。

あまりにも甘くて優しくて
切なくて心地良くて
ずっと浸っていたくなる。

一晩寝てもまだそのエネルギーは
私のそばにいて
今もなお、意識を合わせればすぐにまた
私を甘く切なくさせる。

思い返せば私は、
物心ついた頃からずっと、
この感覚に浸ることがたまらなく好きだった。

父の車の窓から夕焼けを眺める時や
大好きな音楽を聴いている時や
道端の可憐な草花を眺める時など、、

まるで恋をしてるみたいに
切なさで一杯になる。

今届いているエネルギーは
どこからきてるんだろう。

これから先の未来からのような気もして。

こんなにも満たされて心地良い何かに
出逢えるんだろうか?
だったらいいな。

とりあえず今はただただ
この感覚を存分に味わっていたい。

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