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子どもにも、大人が「ごめんなさい」って心から言えるようになると、もっとうまく付き合えるようになると思うって話。

子どもに「ごめんなさい」って言えますか?
結構「ごめんね!!(''Д'')」って捨て台詞のように言ってたりしませんか?

大人が、特に親がわが子にちゃんと向き合ってちゃんとごめんねって伝えることって、結構難しいと思います。

こどもには「ごめんなさいでしょ?」って促したりするのにね(笑)
「ごめんなさいってとりあえず言えばいいってもんじゃないでしょ!」って言ってみたりね(笑)

だから、私は、なるべく心を込めて「ごめんなさい」を伝えるようにしています。

そして、それがとてもよかったなって出来事が今朝あったので、書いておこうと思いました。

我が家の基本の朝

我が家の朝は、基本的に大人が子供を起こしません。
自分で起きておいで~っていうスタイル。

なので、よほど間に合わない時間になったら起こすこともありますが、基本的には起きるのを待ちます。

それの効果か、現在長男は小1ですが、年長さんのときにはすでに自分で起きてきていたように思います。

さて、今回はそんな長男の話ではなく、次男の話です。

次男は、結構しっかり寝ているタイプ。
なので、時間ぎりぎりになって比較的起こすこともあります。

今朝の話。

・・・で、今朝の話。

さすがに出発時間になるのに起きてこないので、起こしに行きました。
すると、「なんで起こさないんだよっ!!!!」( ゚Д゚)ゴラァってそんな態度なのです。

意識していない時は、
「起こしてもらっといてその言い方ないでしょ!?」とか
「起こしてって頼まれてないよ!!」とか
そんな感じで言い合いになってしまいます。

そんな感じで始まる朝を迎えるおうちも多いんじゃないかな。

でも今私はなるべく気持ちよく生きたい。

感情を大事にしたい、って思っているので、
「どうして怒ってるんだろう?」というように考えるようにシフトチェンジしました。

つまり、「なんで起こさないんだよ~!!!」って言われた私を守ろうとするのではなく、
「なんで起こさないんだよ~!!!!」って言いたくなる相手の心理に寄り添う、ということを心がけ始めたのです。

そうするとね、今朝次男が起こっていたのは「起こしてくれなかった」ことに腹を立てているのではなく、「早起きしたかった自分がいたのに、早く起きられなくて悔しかった」という気持ちが見えてきたのです。

そうしたら、「早く起きたかったよね、気づかなくてごめんね。」って伝えると、「・・・うん」って素直に話を聞いてくれたんですね。

遅れるくらいなら今日は休む?!

起こしに行ったときは
「もう!!間に合わないじゃないか!!!」
「遅れるくらいなら今日は休む!!保育園行かない!!!」
そうやってかなりごねられました。

そういう経験ある人多いんじゃないかなー。

「行かない!!!」って言われると親としても辛いですよね。

(行ってほしい。けど、無理やり連れていくのもめんどくさい。
いや、そもそも、そんなんで行かないってありか?大人になったらそんなん通用しないよ!!
なんなんだよ!!!
だったらさっさと起きてきたらいいじゃないか!!)

(てかさ、頼むよ、行ってくれよ、もうめんどくさいしさ、休むとかいうなよー)

相手がまだたった6年しか生きていないというのに、どれだけ背負わせるんだっていうくらいいろいろ考えてしまうのが親というもの。(笑)

しまいには「頼む、お願いだよ、行ってよ、ね?」って言っちゃう人もいるんじゃないかな。

おやつで釣ったりとかして。
まぁこれは、一番お勧めしない方法だけど。(笑)

でね、ここが、心を込めて「ごめんなさい」が言えるかどうかの分かれ道なんです。

こどもはちゃんと見ている

結局ね、子供は親を見てるんですよね。

僕のことちゃんとわかってくれてるかな?
僕のことどう思ってるんだろう。
ごねてみたらいいことあるかもしれない?

・・・なんてね。

そこで、

「そうだよね、早く起きて、みんなと遊びたかったよね。」

「早めに起こしてあげられなくてごめんね。」

↑これ、おちついてゆっくり話したら

「いいよ。・・・おにぎりでいいから。その間に着替える。」

って自分から言ってくれたのです!

「お願いだよ、行ってよ~!帰りにおやつ買ってあげるから~」とか
「ほら!!!何言ってんの!!!さっさと行くよ!!!」とか

いろいろやりようがあったかもしれないけど、私はこれが一番お互いにとっていい方法だなって思いました。

まずは大人が誠意を見せよう

子どもって偉大で、本当の意味で親を困らせたいなんて子供はいないのです。

だって、大好きなんだもん。

だからこそ、こちらが誠意を見せたら子供は絶対答えてくれる。

モノでつったり、感情で無理矢理おしつけるのではなく。

そういう関係でありたいと思うし、そのために大人も学んでいく方がいいんじゃないかと思う、今日この頃です。

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