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横尾パワー炸裂「横尾忠則 寒山百得(かんざんひゃくとく)」in東京国立博物館

上野の国立博物館にて。
美術家・横尾忠則の展覧会「横尾忠則 寒山百得(かんざんひゃくとく)」に行ってきたーー。

横尾のパワーーー!
やっぱり凄かったです。

国立博物館の建物がとにかく。素晴らしい。


展覧会内の空間の取り方も、とても良かった。


横尾忠則の色彩ってやっぱりすごい。


ドアとか天井が美しいので、作品が伸び伸びとモダンな雰囲気。


黒い壁に映えるカラフルな色彩。


今回、102点もの大きな作品が、広い空間の中でしっかり存在していたという印象。

展覧会のタイトルにある寒山百得(かんざんひゃくとく)は、「寒山拾得(じっとく)」の作品を所蔵する東京国立博物館で、横尾忠則による現代の「寒山拾得」を感じてもらおうという企画になっていて、「寒山」と「拾得」とは、中国・唐の時代の伝説的な詩僧の名前なのだそうです。

とても自由に、「寒山拾得(じっとく)」の世界が横尾節とともに描かれていて、本当にパワフル!!

2021年9月からおよそ1年半の間に描き上げた、壮大な作品たち。
1936年生まれの横尾忠則。
87歳ってどゆこと~?っていうエネルギーです。
50歳の私が、めっちゃエネルギー吸い取られてもたっていう。

これだけのサイズの絵を102点も描き続けるって、ほぼアスリートみたいな。

作品の雰囲気も、2023年に近づくにつれ、変化があって面白い。
自由に過激にクレイジーになっていく伸び伸びした筆感と色彩が、ワクワクしてしまった。

きっと横尾忠則は、死なないと思います。



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