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青春エイリアンズワード辞書・はしがき
あなたはエイリアンいる派?いない派?
いない派のあなたは、すぐにこのページを閉じよう。なぜなら、あなたにとって、この先に書かれたことはすべて意味のないことだからだ。
勿体ない、時間は有限だ。
その限られた人生を有効活用しよう。
いる派のあなたは、是非読み進めてほしい。
ここから先に記すのは、とあるエイリアンに出会った私が、記したサイエンスノンフィクションである。
2015年の夏の日のこと。
湘南のとある雑居ビルが立ち並ぶ街中で、
私はエイリアンに遭遇した。
いや、誘拐された。
誘拐とは言っても、それはとても清々しく気持ちの良いものであり、
その侵略は、地球で起こったこととは思えないほどの恍惚だ。
だって、彼はエイリアンだから。
エイリアンとはいっても、それは化け物的な感じでも、グレイ的な感じでもなく、その容姿はとても人間的であった。
というか、まごうことなき人間であったし、日本人的であったし、
そのたたずまい、振る舞いは、むしろ、かつて見たことない程の美しい人間であった。
そのカラダから発せられる言葉もまた、否応なく非常に美しいものであった。
———日本語にて、その記録を試みる。
しかし、その言葉は多くの運動性をはらみ、そのすべてを捉えることができない。
XからYへ、YからXへ。むしろそれは速すぎてXからXにみえる。
だからこそ、折を見て思い返すにあたり、見返すにあたり、
それはそれは、見方が変わり、聞き方が変わり、受け取るものが変わり、感じるものが変わる。
それは交わるにつけて、自らの変化を感じるものでもある。
自らが、他者と組織と生息地とこの惑星、宇宙との交わりとをこのカラダを通して、日々刻刻と変化する動態であることを感じさせる媒体であるとすら思ってしまう。
まことに不思議な言葉たち。
その一つ一つは、とあるエイリアンがこの地球を観察し、ときに民と触れ合い、洞察したことを紡ぎ、一つの言葉として凝縮して表現したものである。
そして、その意味するところを、語られたことを、日本語にて記録した議事録である。
そして、それを取りまとめた辞書である。
だがしかし、それは詩集にもみえ、繋げていけば一つの小説のようにも見える。
そういうものだ。
そこには、地球視点では解決できなかった、あらゆる問題のヒントが散りばめられてあるから、心して読んでほしい。
だけど何より、感じてほしい。
分かる必要はない。
だって、あの人はエイリアンだから。
そして、その感じたものこそ、あなたの真実だから・・・
はしりがきにて失礼。
消される前に読むことをオススメする。
やはり時間は有限だ。
青春は瞬く間に過ぎていく。
———『青春エイリアンズワード辞書 はしがき』
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