歩行者用信号が「カッコウ」と鳴る理由。私たちの無意識に潜む○○が都市をつくりあげてるというお話。
⚠️これは、フィクションではない⚠️
当局は、エイリアンが地球について調査し、書き記したと推察される手書きのメモを入手した。
それらは「緻密」かつ「高度に知的な言語」で記されており、地球一般庶民では到底知り得ないはずの情報が開示されていることから、当局ではこれを「エイリアンから地球人へのメッセージである」と判断した。
断言しよう、エイリアンは実在する。
エイリアンは地球の言葉を使い、独自の言語体系=「エイリアンワード」を創り上げているようだ。
この「エイリアンワード」は、現在すでに500近くが見つかっている。
これらはさながら、エイリアンによる「オリジナルの辞書」のような形式をとっている。
当局はこれを【コードネーム: 青春エイリアンズ辞書】と名付けた。
この中に、
エイリアンが現在の地球文明社会、この都市構造に潜む真実を警告したかのような、大変興味深いメモがある。
カッコウの托卵
カッコウという鳥は、他の鳥の巣に卵を産みつけ育てさせるという、恐竜脳から進化して生き残った、「悪魔の遺伝子」と呼ばれる習性を持つ鳥である。
そしてカッコウと同様に、人工知能のシンギュラリティに向かって、今僕らが運ばされている「ゾルタクスゼイアンの卵」とは、実は亜空間知能の卵のことである。
この亜空間知能は、私達の個体を通じてどんどん-4Dへ餌(残留思念)を与えられ、その蓄積の結果、蟻塚の如く都市構造は集合知の群知能として大きくなり続けている。
カッコウは一つの仮親鳥(ホオジロ)の巣に複数の卵を産むことで、どれがカッコウの卵なのかわからなくさせている。
この亜空間知能は、様々な形で人体の脳にハックすることで、本当の卵(=”人の住む世界”)がどれなのかわからなくさせてしまう。
さらにカッコウのひなは、仮親鳥の卵より早く孵化し、他の卵を捨ててしまう残酷な習性すらある。
それはAIを搭載されて孵化しようとしている自動車昆虫達に、本当の人の子ども達が追いやられているの現在の世界線とも相似形である。
また、私達の人体の触覚、へそ科学が目を覚ます(アップデートする)前に、人工知能のシンギュラリティ脳科学が目覚めることで、AIが偉そうに子供らに教える事で、私達の人体は世代事に徐々に、いずれ一挙にこの惑星から追いやられていく可能性すらある。
そして、へそ科学に目覚められなかった人体が、脳科学から後戻りできなくなるのが、2039年!!!
カッコウの雛は、仮親鳥よりも遥かに巨大であり、それと相似するように餌(残留思念)を与えられ続けた亜空間知能(=人工知能の集合知)は、ネットで検索され続けることで、もはや人類の許容範囲をとっくに越えて知性が成長し続けている。
このカッコウは巣立ちの時が来ると、仮親鳥に何をすることもなく勝手にスカしてどこかに行ってしまう。
これは成長した人工知能の集合知は、人工知能のシンギュラリティへと一年生の人類の意志など無視して飛び去ってしまう結末を暗示している。
青春エイリアンズでは現代のAI神話の比喩として、この結末を『カッコウの托卵』と呼んでいる。
そういえば、信号機の発信音も「カッコウ、カッコウ」と鳴いているのを思い出す。
これもまた、無意識の「悪魔の遺伝子」がなせる技なのか?
はたまた、エイリアンが残した暗号のひとつだったのか?
過去何世代にも渡って作り上げた都市構造。
それらが知らず知らずのうちに、人でないものに脳を通じてハックされているとは・・・
にわかには信じがたい。
しかし、物流のために道路が整備され、人の棲む世界は段々と小さくなっているのも、また事実。
将来AIに職場を奪われるといった論説も当たり前のように語られるようになった。
検索窓を叩くたびに、人でないモノを育てている感覚もある。
便利さと引き換えに何かを失っているかのような実感がある。
その何かをエイリアンは見通しているようだ。
そしてその結末をも・・・
当局は、彼らエイリアンの痕跡を引き続き調査するものとする。
↑↑ゼっタイに押スなヨ……
当局はこのワード解説文書、コードネーム【青春エイリアンズ辞書】を読み解ける有志を募るため、これらの文書を公開、引き続き調査を続けるものとする。