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ポルノグラフィティ ロッキンジャパン2023 ライブレポート

ポルノグラフィティ3度目のロッキン参戦。私はロッキン初参戦。
今回はポルノのためにロッキンに来たので、全力で前方を確保した。フェスって狙えばこんな近い距離で見られるのか……単独ライブでこんな距離だったら「神席引いたーー!!!」とテンション爆上がりになるレベルだった。


セットリスト

0.ハネウマライダー(リハ/サポメン演奏のみ)
1.ミュージック・アワー(暁ツアーver)
2.サウダージ
3.ギフト
4.アビが鳴く
5.アゲハ蝶
6.メリッサ
7.ハネウマライダー

40分尺は少し短めなのでどうなるかな〜と思っていたが、ポルノの良さがギュッと詰まった濃密なステージだった。

開演前

ステージが始まる少し前、お馴染みのサポートメンバーが出てきた。それぞれのサウンドチェックが始まり、晴一のギターの音出しもしていた。用意されているギターでなんとなくのセットリストを予想する私。最近良く使っているフライングVと黄色いテレキャスは不在でした。

ライブレポート

0.ハネウマライダー
開演直前、サポメンのリハーサルでハネウマライダーのイントロが鳴る。一瞬で反応してタオルを掲げるポルノファンたち。反応速いって。
ポルノの2人はいなかったので、歌はなし……だったので一部のポルノファンがタオル回しながら合唱。贅沢なカラオケだった……。

1.ミュージック・アワー(暁ツアーver)
事前に公式Twitterで1曲目予想を募集していたので、ファン的にも注目していた1曲目(ちなみに私はTHE DAY予想でした)。
正解は1月まで行われていた暁ツアーで披露されたファンク風ミュージック・アワー。イントロの演奏でポルノファンは気づいたけど、他バンドのファンはミュージック・アワーとは気づいていなかったと思う。歌いだしの「この番組では〜」でようやく理解した人たちが「ああ!」「!?」という驚きの反応をしていて良かった。こういう激ヤバアレンジをブチ込んでくるのもポルノの魅力。そして変な踊り、分かりやすく楽しめていいね…。
どんなアレンジか気になる?
現在好評発売中の暁ツアーのBlu-ray&DVDに収録されているよ!

2.サウダージ
定番中の定番。イントロから大歓声があがった。なんだかんだサウダージの知名度はずば抜けている気がする。今回はギターソロがやたらカッコよかった!
サウダージは薄暗いステージのほうが似合う気がするが、真夏の野外ステージだとまた違った味わいがある。いつもより情熱的な気がする。たぶん。

3.ギフト
まさかフェスでやるとは思わなかった。ポルノ的には定番曲の部類に入るけど、一般的な知名度はどうなんだろう?
でも、フェスで1曲くらいそういうのを入れておくと、ポルノの魅力がより伝わると思うのでどんどんやってほしい。イントロがベース強めでちょっと新鮮なアレンジだった。
いつもギフトは昭仁もギターを弾いているけど、今回はハンドマイクで歌っていた。2017ロッキンの渦もアコギ弾いてなかったから、フェスではボーカル専念なのかもしれない。(そもそも最近はギター弾いてないことも多いけど)

4.アビが鳴く
配信でリリースされたばかりの新曲を初披露。
3曲歌ったあとのMCで「真面目な話をしていいですか?」と切り出した。
8月6日は広島に原子爆弾が落とされた日。難しい政治の話は分からないけど、身近にいる大切な人のことを考えてみてほしい。友人、恋人、兄弟、父親、母親………そんな人たちを想う気持ちが、平和に繋がる。そんな想いを込めた楽曲をやります、と。
広島出身のポルノにとって、平和を願ったメッセージを込めるというのは、使命感のようなものを持っているのだと思う。ロックフェスという、ポルノファン以外も集まる場でそんなメッセージを発信してくれたことは、とても大きな意味を持っていたのではないか。

5.アゲハ蝶
真面目な話をした後はバカ騒ぎするぞ!
晴一がクラシックギターを持ち、イントロのドラムが鳴れば勝手に体が反応してクラップするのがポルノファン。ちょっと複雑なクラップに驚く他バンドのファンもいた。
直近のツアーでもセトリに組み込まれていたけど、およそ4年ぶりとなる声出し解禁のアゲハ蝶となれば、観客のボルテージは一気に高まった。私も久しぶりに「ラララ」を歌うことができて、本当に楽しかった。
久しぶりに昭仁の歌声と観客の歌声が混じり合うラスサビは感慨深いものがあった。

6.メリッサ
今度は疾走感のある楽曲で盛り上がりを加速させていく。隣りにいた他バンドのファンが「うおおおおお!!!」と声を上げていたのが印象的。単独ライブでも曲順問わず大活躍の定番曲は、ポルノファン以外の心もしっかり掴んだようだ。相変わらずロングトーンが伸びる伸びる。
ちなみに、今回は久しぶりにサビ頭の追っかけコーラスが実装されていた。横浜ロマンスポルノ’06以来とかではなかろうか?(間違ってたらすみません)

7.ハネウマライダー
みんな待ってたんじゃない?
昭仁の曲名コールに合わせて観客が各々のタオルを掲げる。見慣れないタオルがたくさん並ぶのがフェスという感じで、とても新鮮な感じだった。
直前に降った大雨の影響でタオルが水分を含んでおり、ずいぶん重たくなっていたタオルをブンブン回した。実は前回のツアーではハネウマライダーをやらなかったので、タオル回しはちょっと久しぶり。
単独ライブの時もバカみたいに飛び跳ねながらタオル回すけど、この日はいつも以上にテンション爆上げではしゃいだ。

ライブ終わり


ポルノのステージが終わり、初めてポルノを見た人たちが「やばい……!やばすぎる」とか「化物だ」とか「とんでもないものを見てしまった」とか言ってるのを聞いてニヤニヤしてしまった。
うちのバンドどうですか?カッコイイでしょ?楽しいでしょ?と、なぜか自分の事のように嬉しくて自慢したくなったのでした。
実際、贔屓目なしにポルノは圧倒的なパフォーマンスを見せつけてくれたと思うし、何よりも’’楽しい’’ライブをしてくれるなと思う。みなさん、ポルノ沼にようこそ。

この日のステージでポルノが気になった人は単独ライブにも是非来てほしい。絶対に後悔しないと保証できる。

え!?ポルノは来年1月からアリーナツアーがあるんですか!?
しかもプレイガイド最速先行受付中!?
……ハイ、露骨な宣伝ですが、本当に楽しいので興味があったら来てみてください。

あ、たくさん来てくれるのは嬉しいけど、私のチケットはご用意してね!!!

ではでは。


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