違和感

小学生の頃から抱いていた社会に対する違和感。47歳になった今でもこの違和感は消えない。

なぜ、人生に対して決まりきったコースを歩むことがベストだと洗脳させてしまったのか。ワタシはその洗脳に違和感を抱きながら今まで生きてきた。

しかし、そのコースから外れることが怖かった。いや、もっと正直に言うと両親を心配させたくなかった。この呪縛はなかなか解けるものではない。

特にワタシは学生時代は劣等生だったこともあり、何かの間違いで上場企業に転職できてしまったから、両親の喜びに裏切ることは出来なかった。

しかし、生まれ持った捻くれた性格がそれらを破壊していく。その反対もあって大きな商談をまとめる実績も上げてこれた。

しかし、本当の心の中の自分はごまかし切れず、精神的に不安定になり結局長くお世話になった会社を去ることになった。

すると会社の看板をなくした自分は世間では通用しなくなっていることに気付いた。

7月にワタシは発作を起こして救急搬送された。気が付いたら手足拘束された状態でICUに入院していた。生死の狭間を漂ったようだった。

その時思った事は「このまま死んだら俺は後悔する。独立した個人として何もなしえていない。このままでは俺は死ねない」という気持ちでした。

まだまだ勉強しなきゃいけない事がたくさんあるが、サラリーマンであることをやめて自分のやりたい事をやるという単純なことに今、チャレンジしています。さてどうなることやら。今のワタシにはやることしかありません。

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