見出し画像

“黒澤さんのアングルなんだよなぁ”

今日3月23日は、黒澤明さんの誕生日です。

上のセリフはビートたけしさんが、たしかテレビ出演時に発したコメントだったと思います。
最近では松村邦洋さんがモノマネで良く使われるフレーズで有名になってます。
でもそのセリフ通り、日本映画のみならず世界の映画ファンを魅了した映画を撮り続けた大映画監督です。

元々絵を描くのが好きだった黒澤さんは、映画のストーリーを絵に起こしていたそうです。そこから脚本家らと話して映画の物語を構築していったんだと思われます。
「夢」という作品は、本当に自信が見た夢の中から選ばれたシーンが多く存在していまして・・・「狐の嫁入り」という話はわたしがすごく引き込まれたシーンでした。

「生きる」の雪の降るなか公園でブランコに乗って、「ゴンドラの唄」を歌うのはすごく印象的なシーンでした。
「七人の侍」の荒野に立つ七人のカットなんかはものすごくカッコよくて、それが正常にある東宝の壁に描かれているのを見ると、つい“うぉ〜”と唸ってしまうほどです。

なんかはなしでは、撮影の画面が10センチズレてただけで怒る人らしいです。
リハーサル50回やってもダメなら帰っちゃう。「黒澤天皇」って呼ばれるくらい、誰も文句はいえなかったそうな。お金もめちゃくちゃ使って、製作費も追加追加で・・・大変だったみたいです。

それでも、海外の映画監督がこぞって絶賛したんですからやっぱり世界のクロサワです。
「羅生門」「乱」「用心棒」はわたしはまだ観れてません。
映画ファンならしっかり観ておくべきですよね。。
でもこの記事を書いておいて観ないわけにはいけません。ぜったい近日観ます必ず。

お誕生日おめでとうございます。

この記事が参加している募集

#私の作品紹介

96,564件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?