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脚本家の名前で

今日5月12日は、坂元裕二さんです。

脚本家の名前で映画やドラマが観られているのは、最近ではとても珍しいことだと思います。その中でもトップクラスに話題を集めるのが坂元裕二さんではないでしょうか。

坂元さんの書くドラマはテーマによって様々ですが、どれも女性が中心でそして強くあろうとしている印象がありました。これまで女性の立場や女性の職場の扱われ方といった問題、また日本社会におけるサラッと見逃してしまうテーマを扱うのがとても優れていて、事件やニュースでは流れない多くの問題をドラマを通して視聴者に体感させる内容に魅了させられました。

強い難しいテーマを扱う話においても、バランスを取るように観ている視聴者の配慮としてうまく新鮮な時事ネタを放り込んでいたり、マンガやゲームの内容も入っていたり。すごく抜かりがなく、できるだけ幅広い層に刺さるように作られているのだなと理解できました。

わたしは「それでも生きて、ゆく」で坂元さんの作品を知ることができました。彼の過去作を振り返ると、自然と見ていた作品があったことに驚きました。「東京ラブストーリー」や「ラストクリスマス」「わたしたちの教科書」。
もちろん知ってからの近年の作品の方が好きで、「Mother」「woman」「最高の離婚」もすごく良くて「問題のあるレストラン」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」なんかは問題と、恋愛が絡み合う複雑なでも愛おしい内容に興奮しました。

「カルテット」「anone」「大豆田とわ子と三人の元夫」は最近の方でも気に入って観てしまいます。この最近の日本の空気を坂元さんがどういうふうに感じているかが気になってしまって。

コミカル、シリアス、そして裏切り、恋愛。どれをとっても不思議と身体の奥に入ってくるセリフがとても素晴らしく感じます。
映画「花束みたいな恋がしたい」が大ヒットしているのはもちろん頷けます。
常にアップデートされる若い新鮮な感覚。どうなってんでしょうか?

最近は、満島ひかりさんや松たか子さんのイメージがついていますね。
高橋一生さんの主演で一回ドラマ見て見たいです。

お誕生日おめでとうございます。

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