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暗い人生のトンネルから抜け出す方法を、あなたの魂は知っている。

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やった後悔と、やらなかった後悔。
人が一生引きずるのは後者だと言われる。

けど、本当に人が悩むのは、心の底から欲しいと思っていたものを実際に手に入れて落胆し、後悔するときだと私は思う。

お金、モノ、地位、名誉、勝利、意中の人。魂レベルで欲しいと思っていたもの以外、手に入れても後悔するのがオチである。

魂レベルで欲しいものとは、“代わり”が存在しないものであり、またそれを欲する人が亡くなれば同時に消えていく運命を有するものを指す。

たいていの人は、自分の人生に“何か特別なこと”を探し求めている。しかし、その過程において探す対象以外のものをすべて見過ごしているという事実がある。

脳は情報処理機能がパンクしないように、RAS(網様体賦活系)というフィルターシステムによって自分が重要だと思うことしか認識できないようになっているらしい。

“新しい発見”は現状の外側にあるからこそ“発見”であり、それは探し求めることをやめたときに訪れる。現実とは、狭い視野から構成された世界一小さな社会のことであり、その社会の常識はあなたにしか通用しない。

だから、人は理解しようとすればするほど、真の理解から遠ざかり、自分らしく生きようとすればするほど、他人が作り上げた世界観から抜け出せない他人らしい生き方になってしまうのだ。

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現実のほんの一部分を見ることを“経験”と呼ぶことさえ朧(おぼろ)げなのに、人は過去の経験を頼りに未来を選択する。

誰だって、万事オーケーな未来が欲しい。だから、味わったことのない苦痛を感じれば、それは外部要因だと片付けられる。

私は原因が分からない全身の痛みで二年もの間、自由という言葉が存在しない世界で生きていた。けれども、苦痛はそこに含まれるメッセージが重要なときほど強度を増していくという事実を知ったとき、わずかな希望の光が足元に差し込んできたのである。

こころに灯した炎がいつ消えてもおかしくない、長くて暗い人生のトンネル。そこから抜け出すために人が頼れるものは、たった二種類しか存在しない。偶然の運、もしくは必然の運である。

力を抜くほど、人は力を発揮する。なぜなら、見えないものを味方に付けるからである。

ありのままの世界を、我々人間はありのままに見ることができない。だからこそ肌で感じ、こころで照らすことに徹しようではないかと思う。

もしあなたが愛の力を信じるならば、光の力も信じてほしい。光は相手を選ばない。照らし、照らされることが無償の愛だと私は思う。

Live your life !

※写真は二枚共、元町・中華街駅で撮ったもの

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